少女は生まれつき不思議な力を持っていた。少女が歌を歌うと、周囲の生物に影響する。怪我が治ったり、力が強くなったりする。人々はその少女を欲しがった。その少女の親が少女を渡さないことがわかると、人々はその少女を誘拐した。少女を巡って次々に争いが起きた。少女は実験体にされた。少女は無理やり歌わされた。殴られた。いろいろな拷問を受けて、少女はおかしくなった。殴られて出た自らの血をすすったりした。しかし、彼女の肉体はいくら傷ついても再生した。脳ごと再生して、何回も正気に戻った。何度も狂った。そのうち、少女は人々に飽きられ放置された。少女は隙を見て脱走して武器庫にあったライフルを手に、人々を皆殺しにした後、少女は故郷に帰った。実家に帰って、家族たちと会った。少女の両親や姉妹は大変喜び、そして悲しんだ。愛する家族がここまで変わり果ててしまったのだから。でも育ててもらえた。そのおかげで僕は今、ここにいる。