世界樹の迷宮(無印) ~実は二番手!?~
さてまずは、第1作目の世界樹の迷宮Ⅰ(無印)について。
実は私、Ⅱからやり始めたのでⅠは2番目にプレイした作品でした。そんなⅠの編成はこんな感じです。
あと、リメイク版である『新・世界樹の迷宮』は別枠で紹介します。
ギルド名:WLTC
パーティーメンバー:
―前衛―
・ソードマン
・レンジャー
・バード
―後衛―
・アルケミスト
・メディック
ギルド名は、フリーゲーム「Almagest -Overture-」の1勢力から。
名前に反して、メンバーにWLTCの士官の名前がついているキャラがいなかったりするが、参謀本部ではよくあること(むしろなぜか敵側のキャラが1名入っている)。というか、ギルド名はⅡのと同じのをつけただけ。
この時点ですでにⅡは表までクリアしていたので、そこそこまとまりのいいメンバーがそろっている。全体的に柔らかいが、Ⅰは後半までそれほど敵の攻撃が苛烈ではないため、これでも意外と何とかなったりする。が、序盤のFOEにはほとんど歯が立たない。
コンセプトとしては、アルケミストの術式にソードマンがチェイスを行って雑魚を一掃するという比較的単純なもの。後半になるにつれて苛烈になる敵の攻撃は、当時メディックが持っていたチート技「医術防御」を、レンジャーがアザーズステップ(以下アザステ)で発動し防御バフで耐えていた。バードは主に攻撃バフの役目。
このパーティーが最も輝いていたのは第5層で、その高い殲滅力と攻防のバフが見事に噛み合い、FOEすらも余裕でしばき倒していた。状態異常や封じを入れる必要全くなしっ! 表ラスボスの全体攻撃も、余裕で耐えてました。序盤も意外と悪くなかったよ。
しかしながら、表クリア後の第6層からアルケミストの火力不足が深刻になり、おまけにTPが尽きると何もできない。
で、熟練の冒険者なら一目見てわかるかもしれないが、このパーティーには致命的な欠陥が2つある。
まず、盾職……というかパラディンの不在。
このせいで、例のアレらにどう逆立ちしても勝てないのが明白ですね。
一応、クリア後に必死になってパラディンを育てましたが、今までのルーチンを崩してしまったことでうまく戦うことができず、大いに苦戦しました。というか赤竜倒していません。当然セルなど拝みもしなかったわ!
次に、レンジャーの無駄遣い。
レンジャーが完全にアザステ要員でしかなく、真の実力の3割も発揮させてあげられませんでした。ごめんよ。
Ⅰのレンジャーは恐らく作中最強職で、地味と言われながらもその攻撃性能はすさまじいものがありました。そんなレンジャーを一切攻撃に回さなかったのは、判断ミスと言わざるを得ない。あの頃はまだ未熟だったのだな…………
あとは、搦め手の類が一切ない。状態異常や封じを入れるメンバーが全くいないのは、今作ではあまり致命的ではなかったとはいえ、条件ドロップをほとんど無視していましたとさ。アホス。
とはいえ私が本格的に搦め手を意識するようになったのは、Ⅳになってからなんですけどね。Ⅱのときは、まあ…………
・Ⅰをプレイて感じたこと
私はすでにⅡをプレイしていましたが、そのⅡはナンバリングシリーズの中でも最難関と評されるものだったため、相対的にⅠはそこまで難しく感じませんでした。しかし、裏まですべてクリアしていないのも、この作品だけです。
通称「エトリアの悪夢」も何度か経験しましたが、不思議とhageた記憶なし。
この作品の第5層について、実は事前にネタバレしてしまっていましたが、それでも実際に到達したときは、少なからず感動したものです。マップもすさまじく複雑で、マッピングが楽しかったですよ♪
・もし世界樹シリーズを今から始めるとしたら…………
この話題については、いまなお各プレイヤーによって意見が分かれるところです。
というのも、世界樹シリーズはただ単純に「一番最初からやっていけばいいや」というものではないからです。なぜなら……古い作品ほどUIが不親切だったり、戦闘難易度がやや理不尽だったりで、初心者にお勧めし辛い!
が……それでもやはり私は、できればまず事前情報を一切遮断して、初代世界樹の迷宮からプレイしてほしい。世界樹シリーズの根底にある、衝撃の事実を知って驚愕する権利があるのは、初代からプレイした人の特権です!
新世界樹Ⅰから始めるくらいなら、Ⅳからプレイした方がいいですね。あれは初心者でも気軽に始められるので、お勧めです。しかしながら、先ほども言いましたように古い作品ほどUIが悪かったり、文字が読みずらかったりするので、新しい方に慣れてしまうとプレイが苦痛になること間違いなし。そういった意味でも、あえて不便なところから徐々に慣れていった方がいいかなと。
君は世界樹の迷宮シリーズを知るために、新しいバージョンから入ってもいいし、あえて古い方からプレイするのも自由だ。ただし私のように、Ⅱから入るのはあまりお勧めしない。Ⅱから始めると、ほかのシリーズより挫折する確率が非常に高いからだ。
次回は、シリーズ最難関かつ、私の初世界樹だったⅡについて書いていこう。
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