諸外国情勢(暫定・不完全)

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―帝国主義陣営(大東亜共栄圏)―

<大東亜共栄宣言機構(Greater East Asia Treaty Organization=GEATO)加盟国>

 アメリカ主導のNATOに対抗して、汎アジア主義に基づき大東亜共栄圏内で締結した軍事同盟。冷戦終結後に廃止される。

●満州国

 完全な日本の傀儡だが、大慶油田を始めとする豊富な地下資源と積極的な移民受け入れ政策等が成功し経済的発展を遂げる。


●大韓民国

 戦後日本から独立。北朝鮮は存在せず、半島全域を領土としている。また、日本列島本土と日韓トンネルが開通している。

 一応は大東亜共栄圏に属するものの、日本・中国・ソ連に囲まれ表立った軍事行動は取れず、更にアメリカの内部介在も有る為、諸外国に振り回され続けている。その為、独立した主権は事実上形骸化しており、実質的には脆弱な中立国家と成っている。

 現在は経済的発展を遂げ、冷戦終結後は日本と肩を並べている。

 金日成達は韓国野党の政治家として活動するものの、日本主導の赤狩りで逮捕された。


●フィリピン(第二)共和国

○ベトナム帝国

○ラオス王国

○ビルマ国(ミャンマー)

○カンボジア王国

○チベット共和国

 日本の援助で独立を保っている。その為ベトナム戦争やポル・ポト政権による虐殺も無い(代わりに南米・アフリカ・中東での代理戦争が激化していた)。


●インドネシア共和国

○ブルネイ・ダルサラーム国

○マレーシア連邦

 日本からの援助で独立を果たす。


●モンゴル国

 日本・満州軍によりモンゴル人民党政権が崩壊する。


●北パプアニューギニア

 日本とイギリスに南北分断統治され、北側が大東亜共栄圏に属し、南側は英連邦王国に属する。


・タイ王国


―国家社会主義陣営(ファシズム圏)―

●ドイツ国

 国家社会主義ドイツ労働者党(ナチス)政権が継続。周辺諸国は独立を保っているものの、事実上ナチスの傀儡政権が続いていた(俗に「大欧州国家社会主義連邦」と呼ばれる)。

 戦後は日本を含む各大国と対立し、中東戦争での反イスラエル陣営を支援していた。

 冷戦終結やネットワークの普及に伴うグローバリズムの台頭と、周辺諸国の傀儡政権の減少など、現在ではその威厳を失いつつある。


●レバノン共和国

 反イスラエル路線の協調で、ドイツから支援を受けている。


・イタリア社会共和国

・ハンガリー王国

・ルーマニア王国

・ブルガリア王国


<占領支配地域>

●フランス

○オランダ

○ベルギー

○ルクセンブルク

 依然としてヴィシー政権によるナチスドイツの傀儡だが、技術者の亡命若しくは軍事工作に依る盗用等で、一部の軍事技術が諸外国へ流出する。

 冷戦終結後は独立を果たす。が、歴史問題等で国交はかなり冷え込んでいる。


●ギリシャ

 依然として王制が復活する事は無かった。


・スロバキア共和国

・クロアチア独立国

・アルバニア王国

・ポーランド総督府

・デンマーク王国本土

・オーストリア(アンシュルスにより消滅)

・チェコ(併合済み)

・バルト三国

・サンマリノ共和国

・ノルウェー王国

・モナコ公国


・フランス領ギアナ


・リビア

・アルジェリア

・チュニジア

・モロッコ

・フランス領西アフリカ(モーリタニア、セネガル、フランス領スーダン=現在のマリ共和国、ギニア、コートジボワール、ニジェール、オートボルタ=上ボルタ+現ブルキナファソ、フランス領ダホメ=現ベナン)

・南マダガスカル


―自由民主・資本主義陣営―

<特に親日感情を持っている訳ではない国家>

●アメリカ合衆国

 キューバ危機、ベトナム戦争は発生していない。


●中華民国

 国共内戦が起こらず(対日路線協調の為)、国民党・共産党・汪兆銘政権を前身とする知日派の三派連合政府が樹立し、現在も民主共和制と成っている。なお、毛沢東は戦争中の負傷が原因で早くに亡くなっており、周恩来が後を継いで共産党主席の座に就いていた。

 戦後間もない内は、大国とはいえ米英ソからの協力と、日本への従属的外交による復興にあえいでおり、冷戦初期の発言権は乏しかった。一方で、英連邦と共に諜報機関等を通じて仲介役を担っていた。

 大躍進政策や文化大革命がなかったため、史実よりも発展している。1960年代~70年代には高度経済成長期に入り、1972年に南京オリンピック、1975年に上海万博が開催されている。現在も工業大国として台頭しているものの、各種格差問題の是正は依然として困難を極めている。


●デンマーク王国(グリーンランド)

 ドイツに占領されたデンマーク本土からの亡命政府が存在する。


●ポルトガル共和国

 アントニオ・サラザールによる保守権威主義的な長期独裁政権エスタド・ノヴォが存続していたが、植民地戦争によって反独勢力からの支援を受けたインド及びアフリカ諸国に惨敗し、経済が悪化。カーネーション革命により政権が交代しNATOに加盟する。


●アイルランド共和国

 北アイルランドを巡る問題は対独関係の都合で無期限保留扱いと成っている。


・アイスランド共和国


・ヨルダン

・アラブ首長国連邦

・イエメン・アラブ共和国(北イエメン)


・グアテマラ・ベリーズ

・ホンジュラス

・コスタリカ

・パナマ

・ドミニカ共和国

・プエルトリコ

・ベネズエラ

・エクアドル

・ペルー


・リベリア

・ナイジェリア

・カメルーン(北部除く)

・アンゴラ

・モザンビーク

・ジブチ

・ルワンダ

・ブルンジ

・南北スーダン


<植民地及び独立国家と見なされていない地域>

 フランス・ベルギー領は盟主国本土がナチス・ドイツに占領されているものの、逃げ延びた亡命政府が建てられる等、未だに独立していない国が幾つか存在する。


・キプロス

・オマーン

・クウェート

・バーレーン


・フランス領赤道アフリカ(チャド、中央アフリカ、フランス領コンゴ、ガボン、赤道ギニア)

・ベルギー領コンゴ

・エリトリア

・ソマリア(イギリス保護領)

・ガーナ

・シエラレオネ

・ガンビア

・ギニアビサウ

・北マダガスカル

・カメルーン北部


<日英同盟参加国及び親日自由主義国家>

 多くは復活した日英同盟の都合で半強制的に参加した英連邦王国及びイギリス連邦加盟国だが、それ以外ではトルコや南米諸国等、戦前から日本と親密な関係に有った国や日系移民の多い国家が参加している。


●大英連邦

○グレートブリテン及び北アイルランド連合王国

○カナダ

○ジャマイカ

○グレナダ

○バハマ国

○アンティグア・バーブーダ

○ウガンダ

○タンザニア

○ザンビア

○マラウイ

○ローデシア(ジンバブエ)

 対独路線協調の為に日英同盟を復活させるが、アメリカから二枚舌外交と非難されている為かなり限定されている。


●オーストラリア連邦

○ニュージーランド

○南パプアニューギニア

 大東亜共栄圏と密接している為か貿易が盛んであると同時に、軍事的には一触即発の関係に有る。然程対日関係は悪くない為、在豪日本軍基地も存在する。


●インド共和国

 日本の尽力でイギリスからの独立を果たす。大東亜共栄圏には参加しなかったものの、英連邦に加盟し対独路線で日本とも協力する。


●ガイアナ共和国

 1962年にチェディ・ジェーガンが率いる人民進歩党(PPP)とフォーブス・バーナムが率いる人民国民会議(PNC)との間で発生した暴動に端を発する「ガイアナ戦争」が勃発し、(史実のベトナム戦争に相当する)冷戦下の最も代表的な代理戦争の一つとして知られるように成った。PPPは対米路線で結託した独ソの支援を、PNCは反共路線で結託した日米英の支援を受けた。熱帯雨林での接近戦やゲリラ戦法はその後の兵器開発に多大な影響を与えた。

 1966年に終戦、英連邦の一部として独立を果たす。


●トルコ共和国

 NATOに加盟しているものの、親日国家故に帝国主義陣営とも協力関係に有る。イスラム圏の先進国として、中東の番人を担っている。日本のみならず、同じイスラム国家であるインドネシアとも親交が深い。


●イスラエル

 ナチスとの対立関係に入った日本とトルコの後押しで建国される。が、現在ではトルコとの宗教的対立が問題化している。

 なお、樺太ではユダヤ系移民を積極的に受け入れ発展した為、「オホーツクのイスラエル」とも揶揄される。


・ネパール

・サウジアラビア

・パキスタン

・バングラデシュ(1971年独立までパキスタン領)


・メキシコ

・ブラジル

・アルゼンチン

・チリ

・コロンビア

・ボリビア

・パラグアイ

・ウルグアイ


・エジプト

・南アフリカ共和国

・ボツワナ

・ケニア


―共産主義陣営・友好協力相互援助条約機構加盟国―

 史実と異なりワルシャワ条約機構は存在しない。

●ソビエト連邦


●モンゴル人民共和国

 日本・満州軍に敗北したモンゴル人民党勢力が、ソ連の援助を受けて建国した共産主義国家。モンゴル国の北東に位置する。

 具体的に構成している領土は、アルタイ共和国、トゥヴァ共和国、ハカス共和国、 クラスノヤルスク地方のシュシェンスコエ地区とエルマコフスコエ地区。

 1992年に民主化運動が起こり消滅。


●キューバ

○イラク

○アフガニスタン

 共産陣営の中では親日であり、対米・対独路線で協調している。


・南イエメン人民共和国


・エチオピア

・ニカラグア


―その他―

●スペイン王国

 冷戦中は親独の中立国家だったが、終結後はNATOに加盟する。


●フィンランド共和国

 スペイン同様親独の中立国家となり、米ソも敵に回さないノルディックバランスを保つ。


●イラン・イスラム共和国

 冷戦には参加しない独立したイスラム主義陣営ではあるが、ソ連の傀儡政権率いる北部と分断した状態にある。


●カタール国

 イラン同様、冷戦には参加していないイスラム主義陣営。


<中立国>

・ブータン王国

・スイス連邦

・リヒテンシュタイン公国

・スウェーデン王国

・バチカン市国


※備考:NATO加盟国一覧及び協力関係

◇冷戦中(1949~1989)に加盟

・アイスランド

・アメリカ合衆国

・イギリス

・カナダ

・デンマーク(グリーンランド亡命政権)

・フランス(植民地亡命政権)

・ネーデルランド三国(植民地亡命政権)

・ポルトガル

・トルコ


◇冷戦終結後加盟(1989~)

・スペイン

・フランス本土

・ベネルクス三国本土

・デンマーク本土

・ギリシャ


◇地中海対話

・イスラエル

・エジプト

・ヨルダン


◇グローバル・パートナーシップ

・オーストラリア

・ニュージーランド

・パキスタン

・コロンビア


◇平和のためのパートナーシップ(PfP、1994~)

・スイス

・スウェーデン

・アイルランド

・ロシア連邦

・ウクライナ

・ドイツ

・イタリア

・ハンガリー

・ルーマニア

・フィンランド

・ブルガリア

・スロバキア

・クロアチア

・アルバニア

・ポーランド

・オーストリア

・チェコ

・バルト三国

・サンマリノ

・ノルウェー

・イラク

・アフガニスタン

・大日本帝国

・大韓民国

・満州国

・モンゴル国

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