大日本帝国 情勢(暫定・不完全)

 本世界観における大日本帝国(201X年現在)

●領土

 史実の現在の領土に加え、台湾・樺太・千島列島も日本領に。

 マカオ、海南島、雷州半島、広州、廈門、杭州、蘇州も日本の外地だったが、冷戦終結後に返還される。


●元号

 1979年の昭和天皇崩御に伴い、この年を元年とする「永文」が開始。


●本設定で使われる、各用語の日本語訳

 ※英語を敵性語として使用禁止を促したのはメディアであって、実際の日本軍内部では普通に英語も使われていたらしいです。また、読み辛いので英語での通称等も併せて記載します。


ミサイル:誘導弾

対レーダーミサイル:対輻射源誘導弾

ロケット:墳進弾(ロケット砲は「墳進砲」)

VTOL:垂直墳式(ティルトローター機は含まない)

ヘリコプター:直昇機

レーダー:電探機(航海用は「電探儀」)

ガトリング砲:多銃身機関砲

リボルバーカノン:回転式機関砲

フリゲート:巡防艦

コルベット:護衛艦

バイク:二輪車

トラック:貨物自動車


●核開発史

 史実と異なり、米軍による原爆投下が小倉市と、ハンブルクと成っている。

 日本軍も昭和天皇の反対を押し切り極秘に核兵器の開発を行っていた。しかし小倉市に対する原爆投下への間接的な報復として、その直後に対日参戦を果たしてきたソ連の第1極東方面軍アファナシー・ベロボロドフ大将率いる第1赤旗軍に対し、埋設した実験用ウラニウム型原子爆弾「試製弐号F爆弾」を起爆させる。威力はTNT換算で約8Kt程度の物だったが、ソ連軍の侵攻を防ぐには十分だった。

 だがこの事は当然、核保有を反対し続けて来た昭和天皇に知られ、当時の開発者達や首脳陣が更迭された。同時に、日本の核保有を知った連合国側は核報復に寄る両勢力の壊滅を恐れ、止むを得ず講和が成立するに至った。



●その他小ネタとか

・野球ではなくフットボール(サッカー)が国民的スポーツに。

・カラーテレビ規格にPALが採用されている。

・自動車は英国車の影響を強く受ける。米車・独車は蛇蝎の如く嫌われるが、伊車だけには憧れる。

・日本産茶葉による紅茶が英本土でちょっとしたブームになる。


●パターンB

 殆どが荒巻義雄著の艦隊シリーズを参考にした「日本軍が太平洋戦争で敗北しなかった歴史」という前提で書かれていますが、別の可能性として「盧溝橋事件で日本が反撃せず日中戦争が勃発しなかった・米からの石油禁輸措置を回避する為に中国からの撤退を受理、その後日英同盟を復活させ対独・共産路線で事実上の連合軍側に参加(WW1と同じ)」という案も有りです。

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