拳銃(暫定)

●中央工業 一七式拳銃

 九四式拳銃及び十四年式拳銃の後継。戦後の再軍備の為に直ぐに数が揃えられる自動拳銃が求められ、戦前から信頼性と生産性に優れたブローニング式の設計が為された杉浦式自動拳銃を基に作られた。その為、外見はコルト・ブローニングM1903やFN M1903に酷似している。

<性能>

全長:‪185.4㎜

銃身長:‪101.6‬㎜

重量:‪‪725.7g‬

使用弾薬:一二式普通実包(9mm×19)

装弾数:8+1発

作動方式:シンプル・ブローバック

撃発:ストライカー式ハンマーレス

トリガー:シングルアクション

銃口初速:毎秒‪377.6‬m

有効射程:約30m


 元ネタは杉浦式自動拳銃もといコルト・ブローニングM1903です。実の所、本当のモチーフは日活アクション映画等で頻繁に登場したプロップガン「日活コルト(MGC製コルト.32オートから型取りした電着銃)」です。多分、他の作品でもこのネタは使うでしょう。

 一部スペックはコルト・コマンダー9㎜やスター・モデルBM等から流用しております。



●中央工業 四二式拳銃

 皇紀2642年(西暦1982年/永文4年)に採用された、旧式化した一七式拳銃の後継と成る軍用自動拳銃。

 スイスのシグP210を参考にしており、P210と同じくフレームがスライドを包み込み結合する方式を採用している。スライドを精度の高い削り出し加工で生産する一方、フレームを生産性の高いロストワックスで生産しており、命中精度・生産性のバランスを保っている。

 装弾数の多い複列弾倉を採用しているが、それに伴うグリップの大型化に併せて、人間工学に基づいた「小柄なアジア人の手にも吸い付くように馴染む」グリップ形状に出来上がっている。

 引金はコンベンショナル・ダブルアクション機構で、安全性を考慮しデコッカーを兼ねたマニュアルセイフティをスライド後方に配置する。

<性能>

全長:204㎜

銃身長:117㎜

重量:‪1014.9g

使用弾薬:一二式普通実包(9mm×19)

装弾数:15+1発

作動方式:ティルトバレル式ショートリコイル

撃発:ハンマー式

トリガー:コンベンショナル・ダブルアクション(DA/SA)

銃口初速:毎秒396m

有効射程:約25~50m


 元ネタはトルコのサルジルマズ社の「K2」というCz75クローン(韓国の突撃銃じゃないよ)……ですが、外見は同銃のコンパクトモデルの「K2C」や45口径仕様の「K2-45」に近い「SIG社製Cz75みたいなデザイン」です。


●中央工業 四二式拳銃二型

 皇紀2661年(西暦2001年/永文23年)採用。四二式拳銃の改良型。

 フレームがポリマーフレームに変更されており軽量化の他、熱伝導性が低いため寒暖差による金属部品の変形に強く、寒冷地での素手に張り付く事故が無くなった。

 重量は780gで、それ以外の性能は一型と同じ。

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