車輌

戦車(不完全)

●七式中戦車「チヲ」

 日本軍にとっては、戦後初の第一世代主力戦車に分類される。ただしその実態は、イギリス軍から設計を供与されたセンチュリオン主力戦車の実質的なライセンス生産モデルである。加えてオーストラリア生産モデルと共に、イギリス本土と英連邦各国に供給された。しかし後に米国の圧力により、大日本帝国による英連邦への兵器輸出が制限され、以降はM46/M48パットンが供給される事となった。その後、大東亜共栄圏以外ではトルコやイスラエル、インド等にも提供された。

 また、日本陸軍では主力戦車の導入に伴い、1960年代以降から中戦車・重戦車を廃止した為、七式は日本軍最後の中戦車となった。

 因みに英本土向けモデルを除き、湯沸かし器は搭載されていない。

<性能諸元>

乗員:4名

全長:9.83m

車体長:7.55m

全幅:3.39m

全高:3.01m

重量:52t

発動機:川崎ロ式650馬力発動機(ロールス・ロイス社製ミーティア・ガソリンエンジンのライセンス生産品)

懸架方式:ホルストマン方式

時速:34km

行動距離:450km

<装甲>

―砲塔―

前面:152mm

側面:65mm

後面:50mm

上面:25mm

―車体―

前面:76mm(後期型以降、+50.8mm)

側面前部:51mm

側面後部上:36mm

側面後部下:20mm

車体上面:25mm

底面:17mm

装甲スカート:5mm

<武装>

―主砲―

・初期生産型:オ式58.3口径76.2㎜戦車砲(オードナンス QF 17ポンド砲 弾薬搭載量:70発)

・後期生産型:ロオ式51口径105mm戦車砲(ロイヤル・オードナンス L7 弾薬搭載量:64発)

―副武装―

・四式7.7mm車載重機関銃(弾薬搭載量:5200発)


●二五式主力戦車「シイ」

 第2世代主力戦車


●三六式主力戦車「シロ」

 第2.5世代主力戦車


●四八式主力戦車「シハ」

 第3世代主力戦車


●六三式主力戦車「シト」

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