平成最後の夏だから




わたしはただ浪費するひと

創ることをするひとならわかる

1ミリずつズレた才能の

360度もう居座る席なんてないから

円の外から見てるだけ


凡庸って、これじゃあ

まわる世界の中心に

この丸の奥で

みんなに隠されて生きていくんだ


あついなあ、あついなあ

まあもうすぐ死ぬんだろう

そしたら馬鹿みたいに評価して

才能なんて力抜け

苦しい過酸素吐いた言葉に

できたよも消える悲しい末路

それでもつくる

わっかの糸をひっぱって

長く延ばしたセンチメンタル

大きな星で椅子取りゲーム


そうしたら言うの

大きな囲いの事ならね

真ん中じゃないと意味ないの




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