理由
人間とは理由を追い求め生物である。
それ故に自分に、或いは人生になにか意味があると思い込んでしまう。
そして、その結論として「人間は考える葦である」や「人生とは蝶の夢である」などを導き出す者がいる。
しかし、根本的に科学的に捉えると、人生に意味など存在しない。
ただ、海底の噴出口で生まれた生物という自己創造性という特性を持った物質のなれの果でしかないのだ。
また、大半の人間は仮にいかなる理由があって死んだとしても、社会全体でみると極めて微小な影響しか与えない。
また、社会が回ることに何ら意味があるかはおいておいて、大半の人間は仮に死んだとしても社会を停滞或いは進化を抑制させることにはなりえない。
つまり、人類には存在理由がないのだ。
まぁ、こんなことを書くために3:00に筆を執っている時点で、私も何か理由を追い求めているのだろう。
あぁ、人間になりたい。
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