第4話 無敵チート

        無敵チート



 扉を開けると、そこは、言われた通りのギルドの街。街の中心にある、転移装置の上に俺は立っていた。

 周りには、各ギルドの出店が、所狭しと並んでいる。ギルド内で調整した、余ったアイテムを主に売買している。しかし、この時間だ。開けている店は当然皆無。人通りもまばらである。

 この出店、申請すれば誰でも出せるが、当然金が要るし、場所によって値段も違う。この街には全てのギルドの本拠地が存在するので、場所的にはかなりいい。


 ちなみに俺は、今は何処のギルドにも所属していない。


 最初の頃は、ゲームもオープンしたばかりで、右も左も分からなかったので、情報交換の為にと、とある初心者用のギルドに居させて貰った。

 そのおかげで、今のメンバーと知り合えた訳だ。

 しかし、そこのギルドオーナーが、仕事の都合でダイブできる時間が激減し、ギルドを解散してしまったのだ。結局、そのギルドで最後に組んだパーティーの面子が今の俺達だ。



 さて、これからどうしよう?

 俺は手近にあったベンチに腰掛け、考える。


 一応、身の潔白?は証明されたようで、見張られては居るが、今は自由の身。おまけに不死身の特典付き。


 うん、息抜き、気分転換をしたい! さっきまで、色々ありすぎだ!

 しかし、狩りに行くにしても、支援魔法特化バッファーの俺は、一人では厳しい。

 友人リストを確認するが、全員ログオフ状態だ。この時間じゃ当然か。

 そこら辺をうろついている奴に声をかけて、臨時パーティーを組むことも考えたが、思い留まる。よくよく考えてみたら、誰であれ、HPが減らないってのを知られる訳には行かないな。


 そうだな。まずは、今の状態を確認してみよう。雑魚相手なら、俺一人でも充分勝てる。不死身特典も体感してみたい。


 俺は、街の外を目指して歩き、門をくぐる。


 うん、早速出やがった。この時間だと、誰も狩る奴が居ないので、自動再生が間に合い、魔物も濃いのだろう。

 最弱種、ゴブリン。しかも一匹だ。丁度いい。


 俺はあえて、攻撃を喰らう。

 まずは不死身を確認したい。


 お、全くHPが減らない! 

 新庄の言った通りだ!


 剣でも一撃なのだが、魔法を使ってみる。


「ファイアショット!」


 俺の腕から、バレーボールくらいの火の玉が出現し、敵に向かって直進する。

 初級の攻撃魔法だが、俺にはこれしか使えない。

 それでも、俺の魔力なら当然一撃。

 ゴブリンがあっさり倒れ、視界の片隅に、獲得した経験値、金額のログが流れる。ドロップアイテムも、落とせば表示されるのだが、ゴブリン程度じゃ、運が良く無いと得られない。


 そして、自分のステータスを再び確認してみる。

 げ! MPも減っていない!

 新庄の奴、HPと一緒にMPも固定しやがったな!

 確かにこれは無敵だ。無双でも何でもできる。

 しかし、これ、予想はしていたが、チートすぎだろ? もはや、ゲームでは無い!


 俺は立ち止まって、考える。


 うん、これは新庄に頼んで、普通の設定に戻して貰うべきだろう。

 しかし、認めて貰えるだろうか?

 彼等からすれば、俺は貴重なモルモット。それこそ、俺が元の身体に戻るまでは絶対に死なせないだろう。それに、やっぱり死ぬのも嫌だ。

 ならば、この状況をもう少し楽しんでみるのも手か? どうせ、することもないし。


 俺は意を決して、街に戻る。

 目指すは、現在知られているところで、最高難度のダンジョンの一つがあるとされる、『日向の国』。

 ここでは、三種の神器、八尺瓊勾玉やさかにのまがたまが得られると聞いている。どんな効果とか、スキル付加とかは知らん。今の俺レベルでは、全く手の届かない代物だったからだ。


 転移装置に乗り、行き先を『日向の国』と指定する。


 景色が変わる。周りは、ギルドのしょぼい露店から、高床式の建物になる。

 かなり辺境で、原始的なイメージだ。ギルドの街と違って、人通りが全く無い。


 俺は転移装置を降り、辺りを見回す。

 うん、居たな。NPCの案内バニーちゃん。


「え~っと、八尺瓊勾玉のクエストに挑戦したいので、場所教えて下さい。」

「ようこそ日向の国へ。八尺瓊勾玉のクエストでしたら、門を出て、真っ直ぐ歩けば、すぐに巨大な階段が見えますので、そこから挑戦して下さい。ちなみに、推奨レベルは最高の99で、2パーティーとなっておりま~す。」


 ふむ、このゲームの推奨レベルはちょっと高めに見積もっている。それでも、2パーティー12人が必要ってことは、最低でも、全員レベル99の6人パーティーが必須と見るべきだろう。


 昨日のクエストで俺もレベルが1上がって、現在は43だが、常識では挑もうと考えることすらおこがましい。

 それに一人でってどうよ? チート万歳だな。


「ありがとう。」

「頑張ってくださいね~♡」


 しかし、このNPC、いつ見ても魅力的だな。作った奴のセンスには感服する。


 ちなみに、相手がNPCだからと言って、迂闊な事をするのは厳禁である。このゲーム、セクハラとかには煩くて、胸でも触ろうものなら、即座に強制ログアウトさせられる。


 まあ、リアルで頭冷やせってことだろう。

 以前、ミントさんが、冗談でアロさんの尻を撫でた時に、その現象を初めて確認できたのだが、あれは笑えたな。


 だが、厳しいとは言え、相手の同意が得られている場合はOKである。流石に性的な事は出来ないが、抱擁とかキスくらいならよく見られる。どうやら、相手の嫌悪感情に反応する仕様のようだ。


 ふむ、死ぬ時は、バニーちゃんの胸で! 決定だな。



 等とアホなことを考えながら門を出る。


「おっと、忘れるところだった。これはしておいた方がいいよな。」


 俺は、アイテムボックスから、『隠密玉』を取り出し、口に入れる。


 このアイテム、使い捨てで、効果は、知り合い以外のプレーヤーから、自分のIDとレベルを確認できなくするというものだ。裁判所での松井達と似たような感じだ。持続時間は6時間。勿論、解除したくなればすぐに戻せる。

 このゲーム、通常、プレーヤーを見ると、知らない人でも、必ずIDとレベルが表示されている。臨時パーティーを組みたい時とかには便利だが、今の俺のように、身割れしたくない時には困る。まあ、そういう状況は滅多にないのだが。


 また、街の外に出ると、パーティーメンバー以外からは攻撃を受けることが可能になる。当然、相手が魔物では無いプレーヤーでもだ。俗に言うPKである。

 プレーヤーを狩っても、しょぼい経験値しか手には入らないので、やる奴はあまり居ないが。

 しかし、こうやってレベルを隠しておけば、襲われる確率はかなり減る。たまに、PK狩りをする高レベル者が居るからだ。もっとも、今の俺なら襲われても100%逃げきれるが、無用なトラブルは極力避けたい。



 ほどなく、案内バニーが言っていた、巨大な階段が目に入る。

 実は、ここまでに、結構魔物に襲われている。しかも、殆どが見た事も無い奴だ。こういった、高難度のダンジョン付近の魔物は強力な奴が多い。まともに相手をしていたら、かなり時間がかかるはずなので、ノーダメージなのをいいことに、全て逃げている。



「じゃあ、さっさと入るとしよう。その前に、これだけは出しておかないとな。」


 俺は、今度は『アイテムボックス』から、『緊急転移の石』を取り出し、『アイテムフォルダー』に移す。


 『アイテムボックス』と『アイテムフォルダー』の違いは、『アイテムボックス』の方は、『100個』までアイテムを収納できるが、ダンジョン内では使えない。これを認めると、回復系のアイテムを湯水のように使ってクリアする手が使えるからだ。

 課金することで、最大300個まで増やせるが、俺は200個で止めてある。予算の都合もあるが、それ以上は現状、それ程必要性を感じていない。

 それで、『アイテムフォルダー』は、ダンジョン内でも使えるが、『10個』しか入らない。これは課金でも増えない。


 そして、『緊急転移の石』だが、これはダンジョン内であっても、最後に通った『転移装置』に飛ばしてくれる。今の俺なら、『日向の国』の転移装置だ。レベルや所持金の関係上、どうしても死にたく無い時に重宝するが、当然一からやり直しなので、そうそう使う機会は無い。


 しかし、今回ばかりは違う。俺は『死ねない』のだ。

 つまり、俺の攻撃が全く通じない相手で、且つ逃げられない状況だと、完全に行き詰まる。特にボス部屋は、一度入ると、ボスを倒すか、自分が死ぬか以外には、これを使うしか出る方法は無い。

 もっとも、ボス部屋で2時間以上過ごすと、他のパーティーの迷惑になるので、強制ログアウトさせられるが。まあ、これは死亡扱いだな。


 階段を上って行くと、巨大な門が出現した。

 ふむ、これが入り口だな。

 俺は迷わず扉を開ける。

 念の為、後続者が居ないか、振り返って確認する。

 俺の戦闘(逃げるだけだが)を見られたくないのと、俺でつかえてしまう可能性が高いので、先を譲るつもりだったが、この時間、流石に誰も居なかった。



 中に入ると、これまた延々と、天まで続くかと思われる階段だ。

 幅広い階段の両脇には、一段ごとに鬼の像が弓を構えている。上の方に踊り場が見えるが、そこまで20段くらいあるか?


「ふむ、トラップ系のダンジョンか。この階段、一つの段が0~9の数字が描かれたタイルで出来ているな。多分、間違った数字を踏むと、鬼が矢を撃ってくる仕組みだな。」


 先ずは一段目のタイルだ。『7』の数字が光っているので、それに飛び乗る。

 すると、2段目のタイルの数字がランダムに点滅しだした。そして、三段目には『3』の数字が、4段目には『1』の数字が、そして5段目はまたランダム点滅で、6段目に『9』が光っている。それより上は、踊り場まで全てランダム点灯だ。


「ん? IQテストか? 『7』『?』『3』『1』『?』『9』か・・・。」


 少し考えてから、俺は、2段目は『9』に飛び乗る。


「お~、正解だったようだ。何も攻撃されない。」


 ならば後は簡単だ。次は光っている『3』に、そして『1』、更に『7』『9』『3』『1』と、繰り返し踏んで昇っていく。

 俺の考えに間違いはなかったようで、踊り場までノーミスで辿り着いた。


 次も同様の階段だが、今度の一段目に『2』が光っていて、後は全てランダム点灯だ。


「こんなもん、分かるか! まあ、さっきのパターンだと、後は『4』『8』『6』か?」


 しかし、これで正解だったようだ。

 今回も矢は撃たれずに、踊り場に辿り着く。


「ふむ、2の倍数でも良かった訳か。どっちかは分からんが。まあいい。で、次は?」


 前を見ると、今度は左右の鬼が連続して無数の矢を放っている!

 タイルに数字は無い。


「無理ゲーか?! あ~、左右の鬼を一匹ずつ潰していけばいいのか。あいつら、平行にしか撃てないみたいだし。」


 試しに、右側の鬼に、下から剣で攻撃すると、HPゲージが少し減った。

 ふむ、何度か攻撃すれば倒せなくはないな。


 しかし!

 俺の読みは甘かった!

 全ての矢が、一斉に俺目掛けて降り注がれる!

 当たってもダメージは受けないのだが、当たり判定の振動が凄まじい!

 これだけで酔いそうだ。


「ぬお~っ!!」


 俺は一気に次の踊り場まで階段を駆け上る!

 途中、100発は貰っていたと思う。

 無敵チート無ければ、確実に死んでたな。


 踊り場で一息つく。


「う~ん、これは勘だが、あの鬼、一撃で仕留めないといけなかったのかもしれんな。」


 俺のへっぽこ攻撃でもちゃんと減るのだから、レベル99のアタッカーなら、容易いはずだ。


「で、次は?」


 俺が上を見ると、今度は階段中に、棍棒を構えた鬼がぎっしり並んでいる!


「ふむ、一段でも上ると、一斉に攻撃されそうだな。範囲魔法の使い手が必要って訳か。」


 うん、この状況、ミントさんに見せれば大喜びしそうだな。もっとも彼女の魔力じゃ一撃とは行かないだろうが。

 しかし、俺は使えない。

 仕方ない、さっき同様、強行突破だ!


「ふごぉぉ~っ!! はい、ちょっとごめんよ~っ!!」


 俺は鬼を掻い潜りながら、強引に階段をよじ登って行く!

 隙間をかき分け、股を潜り、もはや、全くなりふり構わずだ!


「ふむ、それ程攻撃は喰らわなかったな。密集しすぎだろ!」


 踊り場に出ると、鬼は追って来なかったので、一安心だ。


「次!」


 ん? 地面に円形のグリーンが淡く光っている。

 これは安全地帯だ!


 ダンジョン内には、こういう安全地帯が、まま設置されている。

 ここに居れば、敵の攻撃を受けないし、また、ここからなら一方通行だが、最後に通った転移装置に転移できる。

 そして、ここでログアウトした場合は、次もここから始められるのだ。まあ、時間が無い人の為への親切設計と考えればいい。ちなみに、ダンジョン内で死んだ場合は、最後に通った安全地帯からリスタートできる。

 勿論、限界を感じていれば、そこから街に転移して、装備なりを整えてから再挑戦できるが、その場合、再びここに来るには、当然街からやり直しだ。


 一息ついて、時間を確認すると、もう朝の5時を回っている。

 しかし、全く眠くは無い。

 どうやら、幽霊は眠くならないようだ。


「じゃ、続けていっちまうか! この、人の少ない時間帯は貴重だしな。」


 上を見上げると、無数の平安美人の天女が舞っている。今度はそれ程密集していない。


「まあ、魔法系統で攻撃してくるんだろうな~。で、相手には魔法が効きにくいってのが相場か? まあ、俺には、数が少ないだけこっちの方が楽だな。」


 覚悟を決めて、階段に足をかける。


「エクスプロージョン!」

「ファイアトルネード!」

「ウィンドカッター!」

「サンドストーム!」

「ブレストファ〇アー!」


 ん? 最後の奴は使っていいのか? 年もばれるぞ?

 その他にもごちゃまんと、初級から上級までの様々な魔法が、連続で俺目掛けてぶっ飛んで来る! 

 俺の目の前の色が目まぐるしく変化する! 

 まあ、状態異常系統が無いのが救いの種だ。

 もっとも、状態異常解除の『万能薬』は、残りのフォルダーに全て、9個入れてあるが。

 今回も当たり判定で酔いそうだが、何とか次の踊り場に辿り着く。


「ふ~、じゃあ、次は? なるほど、混合チームって訳ね。」


 見上げると、鬼と天女がまたぎっしりと。


「は~い、チートで済みませんね。ちょっと通して下さい。」


 前回同様、敵を掻き分け、股を潜り、酔いそうになりながらも、突き進む!

 ちなみに、下から覗くと、天女は下帯を穿いていた。作った奴のこだわりか? 

 見ただけで強制ログアウトさせられたら、どうしようもなかったな。ふむ、敵なら大丈夫なのか?


「ふ~、また安全地帯か。ん? 遂に扉が! ボス部屋か?」


 見ると、安全地帯の目の前に、巨大な扉がある。そして、左右には小部屋。


「うん、この扉に刻んである窪みに手を触れ、最後に中心の光っている玉に触れれば、扉は開くはずだ。左右の小部屋には、ベンチが置いてあるな。これは待機部屋だ。ということは、この扉はボス部屋への扉で間違いないな。」


 この扉は、ボス部屋の一般仕様で、中心の玉が光っているということは、今は入れるということだ。これが消えていると、中では別のパーティーが挑戦中であることを意味していて、入れない。そして、窪みの数は、手を触れていい人間の数を示している。この場合は、12個だから、このボス部屋には12人、2パーティーまでということである。


「まあ、死にはしない、と言うか、死なせて貰えないと思うが、ヤバそうなら、すぐに緊急転移だな。ん、何だこれ?」


 今気付いたが、視界の端にログが残っている。


称号:「動く城」を獲得!

称号:「鈍感」を獲得!

称号:「博愛主義者」を獲得!

称号:「へたれ」を獲得!


 ぐは! 

 まあ、そうなるわな。取得条件も想像がつく。


 ちなみに、この称号、気に入った奴があれば、一つだけ、IDの後ろに表示させることができる。

 そして、称号には、特殊効果や、能力値アップするものが多いので、何気に重要である。

 なので、俺も今までは、『支援の達人』という称号をつけていた。これは初級の支援魔法全てを習得した時に貰えたのだが、MP5%↑、魔力5%↑というなかなかの性能である。


「ん? しかし、これは使えるな。」


 『動く城』は物理防御10%↑、『鈍感』は魔法防御10%↑。『博愛主義者』は回復魔法の効果10%↑、『へたれ』は回避率20%↑。

 ふむ、どれもかなりいい。そして、今の俺にはこの『へたれ』が向いているな。何もしなくても、5回に一度は避けてくれるはずだ。当たり判定の振動は結構うざい。


 早速付け直そうとすると、コールが入る。

 ん? 桧山? 知らない名前だ。ってか、ダンジョン内の人間にコールはできないはずだ。 あ~、システム管理部だな。


「はい、シンです。」

「あ、今いいですか? 私、新庄の引継ぎの桧山ヒヤマと申します。」


 ふむ、もう6時だし、新庄は昨日からずっとだったので、限界なのだろう。お疲れ様でした。


「はい、丁度安全地帯ですし。構いません。」

「では……。」


 若い女の声だ。しかし、声なんていくらでも変えられるからな。

 俺は話しながら隣の待機部屋に入る。床は光ってはいないが、安全地帯に阻まれた、行き止まりのこの部屋も安全地帯である。


 桧山さんの話によると、俺の遺体の冷凍保存は無事完了したようだ。


 そして、気になっていた、『強制ログアウト』については、セクハラとかのペナルティー関連は、俺には無効とすることができたが、ボス部屋で2時間経過だけは有効なので、充分注意しろとのことだ。

 後、このゲーム、『即死』とかの効果は無いが、『石化』はあるので、俺の耐性に、勝手に『石化無効』をつけたので確認しておいてくれと。まあ、石化対策として、既に『メデューサの首輪』を装備していたから、問題は無かったのだが。


 しかし、この短時間で俺の不死身性はほぼ完璧になったようだ。連中の、俺を意地でも殺したくないという姿勢が伺える。ボス部屋2時間に関しては、こうして見張っている奴が居れば、まず大丈夫という事だろう。危ないと判断されれば、前みたいに強制転移させられるはずだ。


「今のところは、以上です。何かあれば新庄同様、すぐに私にコールして下さいね! 絶対に死なせませんから!」

「は、はい。どうもです。」


 う~ん、悪い気はしないのだが、相手の意図が判っているだけに、微妙なところだな~。

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