第四章 風の旅人 --- 6

「巫女殿……!」

 思いも寄らぬセフィアーナの俊足に、ヒースは聖山の半ばにしてようやく追いついた。

「貴女、総督府まで走って行かれるおつもりか!?」

 しかし、彼の常識は山里出身の彼女には通じなかったようである。

「他にどうやって行くんです?」

 ダルテーヌの谷で馬を持っているのは、村長と唯一の酒場『春輝亭』の主人だけだった。小さな村ではよくあることで、共同所有というところも少なくない。したがって「馬で移動する」という概念は、普通の民にはなかった。まして、セフィアーナは女である。誰かの後ろに乗せてもらったことがあるぐらいで、乗り方などまったく知らなかった。

「……まあ、どのみちルーフェイヤでは馬に乗れぬか」

 かつては彼自身も徒歩が当たり前だった時期があったことを思い出して、ヒースが言い訳がましく呟いた時、ふいにセフィアーナが立ち止まって叫んだ。

「いけない……!」

 またしてもリエーラ・フォノイに外出の許可を得るのを忘れたことに気付いたのである。

「ああ、大丈夫ですよ。それなら、私が貴女を探す時、彼女に言っておきましたから」

「え、本当ですか!? ああ、よかった。ありがとうございます」

 ヒースの思わぬ機転に、セフィアーナは本気で安堵した。呼吸を整えると、今度は早足で歩き始める。

「……でも、カイルはなぜこんなに早く?」

「シュルエ・ヴォドラスを迎えに来たそうです」

 それを聞いて、彼女はようやく当初の予定を思い出した。

(そうだわ。聖儀が終わった後、院長先生を連れて帰るのがカイルの役目だった……)

 しかし、村を発つ時点から既にカイルの動向を案じており、そこへ行方を眩ませるという事件が起きれば、失念しても仕方のないことかもしれない。

「彼は手紙に書いたとおり、本当に村に戻っていたそうです」

「そうなんですか……」

 嬉しいことのはずなのに、セフィアーナの心中は複雑だった。

(じゃあ、問題はカイルがなぜ聖都を飛び出したかということだけね……)

 カイルを追い回していたという隣の男は、しかし今年に入って彼と会っていないという。

(本当にヒース様が原因なの? それとも……)

 ようやく麓まで辿り着いた二人は、預けておいたヒースの馬に乗ると、一路総督府を目指した。景色が飛ぶように流れていくのを見ながら、セフィアーナはカイルと会った自分が一番最初に何を言うのか、まるで想像できないでいた。



「見ててよ、カイル!」

 言いながら袖をまくりあげると、フィオナは手の中の小石を池に向かって放った。小石は一度だけ水面を蹴って、水中に沈んでいった。

「進歩したな」

 ほとりの岩に腰かけたカイルが言うと、九歳の少女は露骨に眉間にしわをつくった。

「それ、イヤミ!? この間はちゃんと三回跳ねたの!」

「だが、教えた日は一度だって跳ねなかった」

「そ、そりゃ、あの日は絶不調だったのよ」

 頬を膨らませて弁解する少女に、冴えた碧玉の瞳が和らぐ。と、その向こうの石畳の上にひとつの人影を見付けて、カイルは身を起こした。逆光で顔は見えないが、その輪郭だけで誰であるかすぐにわかった。

「……じゃあ、部屋に戻るわ。今度は絶対三回跳ねさせるからねっ」

 カイルの様子からフィオナも気付き、子どもらしくない気を利かせて去っていった。セフィアーナと擦れ違いざま、挨拶を交わしたようである。カイルは岩から降りた。

「……元気だったか?」

 ゆっくりと近付いてきた少女に声をかける。その手首に見覚えのない腕輪が光っているのを見て、自分たちが離れていた時間の長さを思い知った。

「セフィ?」

 久しぶりに会ったというのに、セフィアーナは唇を引き結んだまま、自慢の声を発そうとしない。カイルは吐息した。すべては自分が招いたことだ。

「オレを探しに、デスターラ神殿まで来てくれたんだってな。心配かけて……悪かった」

 すると、初めて瑠璃色の瞳が彼を捉えた。

「ヒース様に、言っておいたから」

「……なに?」

「カイルは、谷で生活することを望んでいるから、もう勧誘するのはやめて下さいって……言っておいたから」

 青年が小さく息を呑むと、セフィアーナは半ば困ったような笑みを浮かべた。

「だから、もう二度と、急にいなくなったりしないで……」

 少女の手が彼の上着をぎゅっと掴む。それを見て、カイルは自分の嘘が知られていることを察した。セフィアーナはあまり自分の感情をごまかすのが得意ではない。ただ彼がいなくなったことを心配していただけなら、総督府まで来ることも、思い詰めたような表情を浮かべることもなかったはずである。養父のように叩かないまでも、真っ直ぐな言葉をぶつけてきたはずである。

「セフィ……」

 カイルはセフィアーナの手を取ると、それにそっと力を込めた。

「約束する。もう二度と、突然いなくなったりしない」

 その真摯な言葉に、セフィアーナはただ深く頷いた。

「……セフィ、時間、まだ大丈夫か?」

「神殿の人には伝えてもらったから……。なぁに?」

 すると、カイルは一瞬、池の水面に視線を移し、それから再び彼女を見た。

「聞いてもらいたい話が、あるんだ」



 池に張り出すように造られた四阿あずまやまでやって来ると、二人はそこの椅子に向き合うように腰を下ろした。

「……それは?」

 カイルが指さす先を追っていって、セフィアーナは「ああ」と手首を差し出した。

「ついさっき戴いたの。聖儀のお務めをちゃんと果たしたからって」

「そうか……。良かったな」

「うん……」

 その後、しばらく沈黙が続いた。カイルの深刻な表情に、よほど話しにくいことなのかしら、と首を傾げた時、セフィアーナははっとして彼を見つめた。

(もしかして……)

 背後で魚の跳ねる音がし、少女は思いきって口を開いた。

「カイル、話って、もしかして、昔のこと、なの……?」

 すると、案の定、青年は頷いた。

「……ああ」

 それを聞いて、セフィアーナはおもむろに息を呑んだ。長い間、話して欲しいと望んでいたが、まさか本当に話してくれる日が来るとは。しかし、カイルの歪んだ表情が、彼女を素直に喜ばせなかった。

「無理しなくて……いいのよ?」

「いや。今回のことに関係があるし……それに、好い機会だから」

 そう言って、カイルは大きく息を吸い込んだ。

「ただ……」

「ただ?」

「怖いんだ」

 意外な発言に、セフィアーナが目を瞬かせると、青年は小さく笑った。

「話して、軽蔑されたらと思うと……」

「そんな! 軽蔑なんてしないわ」

 しかし、カイルは頭を振った。

「されても仕方がないんだ。オレは、それほどの罪を働いた――」

 ふいに語調が強まる。

「どんなに軽蔑されてもかまわない。だが、これだけは信じて欲しい。オレが今日まで生きてこられたのは……すべておまえのおかげだ。あの日、おまえがオレを見つけてくれたことに、本当に感謝してる」

 冴えた碧玉の瞳が、初めて縋るように少女を見た。セフィアーナは居たたまれなかったが、彼が大きな壁を必死で乗り越えようとしているのを感じ、ゆっくりと頷いた。

「ええ、わかったわ」

 それから、カイルは意を決したように、静かに語り始めた。

「……オレがケルストレス祭の試合を放棄して聖都を出たのは、あれ以上あの場所にいると、奴に……イスフェルに疑われるんじゃないかと思ったからだ」

「……え?」

 思いがけない名前の登場に、セフィアーナは驚いてカイルを見つめた。

「イスフェルって……」

「ああ、おまえがケルストレス祭の夜に会っていた男だ」

「ど、どうして……どういう、こと……?」

 セフィアーナは混乱した。なぜカイルがイスフェルのことを知っているのか、なぜ彼女とイスフェルが会ったのを知っているのか、なぜカイルがイスフェルに疑われるのか――それらの疑問が頭の中を駆け巡る。

「オレは、王都の下町で生まれ育ったんだ。母子ふたりの生活は、貧しかったが幸せだった」

「お父さん、は……?」

 少女の質問に、カイルの表情が強張る。

「オレに父親はいない。オレと母さんは捨てられたんだ」

「そう、だったの……」

「捨てられた」という言葉が胸に痛い。まだよく目も見えぬうちに孤児院に置き去りにされるのと、顔を覚えてから捨てられるのと、いったいどちらが幸せなのだろう?

「だが、十三の時、母さんが病気で死んで……オレはその日のうちに王都を出た」

 苦い後悔が彼を襲う。寒い、寒かったあの日、彼は母を孤独のうちに逝かせてしまった。そばにいてやることも、いや病気だということさえ知らずに。

「西のエイセフまで流れた時、ひょんなことからベイハール海沿いの三地方を股にかけていた大盗賊の御頭に気に入られてな。そのまま仲間になった」

「だ、大盗賊……?」

 少女の声に思わず嫌悪感が滲む。その嵐のごとき恐ろしさを知っているからである。

 ダルテーヌの谷に通じる道にも、盗賊はよく出没した。特にシェスランの香水の出荷時期に多く、村人が変わり果てた姿で帰ったこともあり、何年か前は総督府に隊商の護衛を依頼したことさえあった。カイルも何度か彼らと戦ったことがあるというのに、まさか彼自身が盗賊だったとは。

「……毎日が戦争だった。人を殺し、物を奪い、建物を破壊し……宝の山を手にしてもなお、オレたちは狩り続けた――」

 しかし、マルカス地方まで下ったある夜の定例会合で、御頭が突然、平民からの略奪を禁じると言い出した。その頃のマルカスでは領主の圧政が行われており、それでなくとも農民が虐げられていた。表向きの理由は、狩り過ぎては後日自分たちが困る、というものだったが、後の彼の行動を思うと、理由は他にあったとカイルは考えている。

「だが勿論、殆どの連中は御頭の言うことを聴こうとしなかった。そりゃそうだろうな。常に傍らに最高の富があったんだ。普通のヤツなら、それで欲ボケしない方がどうかしてる」

 御頭は命令し、時には説得さえ試みたが、大きく膨れ上がっていた組織は既に彼ひとりでは抑えきれなくなっていた。そんなある日、カイルは彼の不審な行動に気付いた。

「なんと子分たちが奪ってきた宝をこっそりと持ち出して、貧しい人や神殿に配っていたんだ。オレは呆れたが、拾ってもらった恩もあったし、いつか手伝うようになってた」

 そして二年前、大港町テイランで悲劇が起こった。義賊をしていることを仲間に知られてしまったのだ。それはすぐに内部抗争へと発展した。

「……すさまじい殺し合いだった。昨日まで酒を酌み交わしていた相手が、血眼になってオレたちに剣を突き立てようとする。それで、何人も仲間を失った。もうダメだと思った時、テイランの警備隊が突入してきて……混乱に紛れて、オレはテイランを逃げ出した」

 カイルは深い溜息を漏らした。

「生きる希望なんか、微塵もなかった。孤独で……ひどく孤独だった。景色がいつも灰色に見えて、心には何も聞こえてこなかった。何のために生きているのか……この先、生きていても良いことなんかありえないように思った。……おまえと出逢ったのは、そんな時だったんだ」

 優しさや温もりなど、とうの昔に忘れてしまっていた。セフィアーナが差し出した粥の皿の温かさは、当時の彼には嫌悪の対象でしかなかった。温もりは、すぐに冷めてしまう幻想だと。しかし。

「おまえもじいさんもばあさんも、よくこんなどこの馬の骨とも知れない人間のために世話を焼いてくれたな。おまけに、『わしらの子どもにならんか』とまで言い出して」

「でも、カイルはそれを受け入れたじゃない」

 セフィアーナが小さく笑うと、カイルは軽く首を傾げた。

「……もう失うのはイヤだったんだ。それにやり直せるような――いや、やり直さなきゃいけない気がした。盗賊にいた時、オレが殺したのは、ダルテーヌのような小さな村でつつがなく暮らしていた人々だった。それも何人も……老人から、孤児院の子どもたちと同じ年齢の子どもまで」

 膝の上で組んだ手に、カイルはいっそう力を込めた。

「村の皆を見ていて、自分が望んだわけでもないカネのために、オレは大変なことをしでかしたんだと思い知った。義賊をやっていた時でさえ、そんなことひとつも思わなかったのに。それどころか、『いいことをしてやっている』とどこかで傲って」

 セフィアーナは納得した。それでカイルは最初に軽蔑されてもしかたがないと言ったのだ。

「……それで、イスフェルに疑われるっていうのは?」

 一通り谷に来る以前の話を聞き終え、セフィアーナは大きく息を吐き出した。これ以上驚くことはもうないと思っていたのに、カイルの話はいっそう複雑さと深刻さを増した。

「イスフェルの母親は、テイランがあるズシュール地方の領主の妹でな。奴自身も何年かテイランで過ごしてて、ただでさえあそこの内情には詳しいんだ。つまり、オレたち盗賊がどれだけ悪逆非道なことをしていたか、奴は知っているということだ。おまけに盗賊のアジトに突入してきた警備隊の隊長は奴の従兄で、二人はとても仲がいいらしい。オレはその従兄の顔に、逃げ出しざま刀傷を負わせてきたのさ」

 言いながら、左頬を指でなどる。

「テイランから逃げ出した後、小さな村を通った時、オレの人相書きが貼り出されていたのを見た。あれが奴のところにも送られたとすると、すぐに気付かれると思った」

 他の咎人なら忘れているかもしれない。しかし、カイルはイスフェルにとって大切な人間を傷付けた重罪人である。いつ叫ばれるかわからないのに、いつまでも棒を振り回しているわけにはいかなかった。

「気付かれたら、どうなるの……?」

「盗賊は、さらし首が掟だ」

「さら……!?」

 セフィアーナは絶句した。確かに己の欲のために無関係な人々を傷付けてまわる者には、厳しい罰が必要だろう。しかし、カイルがそんな目に遭うのは耐えられない。

「あの夜、オレは約束通り《月光殿》に報告に行ったんだ。優勝すると豪語していたから、どう言い訳しようかと考えながら……。だが、裏庭で奴がおまえと居るのを見て……」

「ち、違っ……」

 セフィアーナは慌てて首を振った。

「カイルが棄権したことを教えてくれたのは確かにイスフェルだけど、でも彼はそんなこと――」

 その時、彼女の脳裏にイスフェルの声が甦った。

『きみの友だちは、その……どういう人間だい?』

『彼の戦いぶりを見ていたら、ただの農夫ではないと思って……』

(あれは、まさか、そういう意味で訊いたの……?)

 カイルがいなくなったと知って動揺し、また彼の過去を知らなかったこともあって、彼女はイスフェルに彼のことを色々と喋ってしまった。もしイスフェルの内にカイルに対する疑惑があったとしたら、それを助長させてしまったかもしれない。

「ごめんなさい! 私、私……!」

「セフィ?」

 突然、取り乱したセフィアーナに、カイルが目を見開く。

「私、自分が不安だからって、あなたのこと彼に……」

「おまえが……不安?」

 セフィアーナは力なく頷くと、一年ほどの心の葛藤を彼に告げた。

「……あなたがいなくなったって聞いて、私、自分が情けなかった。ずっと一緒にいたのに、行きそうな場所がひとつも思い浮かばなくて……結局、私はカイルに何もしてあげられないんだって……ううん、そればかりか、あなたのことを責めたりもしたのよ。自分の弱さを棚に上げて、どうして話してくれないのかって……」

「セフィ……」

「もしカイルが捕まるようなことになったら、私、どうすればいいの……」

 セフィアーナが頭を抱えると、カイルが困惑したように言った。

「……オレを、嫌いにならないのか……?」

「え?」

「オレは、この手で、多くの人の生命を奪ったんだぞ? そのくせ、自分の生命は惜しいと逃げ回って」

「カイル……」

 セフィアーナは今度は違う意味で頭を抱えた。彼に伝えたいことがたくさんあって、何から言えばいいのかわからなかった。

「ねえ、カイル、聞いて。私はカイルを嫌いにもならないし、軽蔑したりもしないわ。むしろその逆。生命が惜しいのは、カイルがやり直さなきゃいけないって思って、その道半ばにいるからよ」

 だからこそ、彼女に対する感謝の言葉も出てくるのだ。

「確かに死んでしまった人たちはもう戻ってこない。でも、カイルがやり直そうと努力することで、救われる人間も大勢いるはずよ。私のように……」

 セフィアーナは立ち上がると、カイルの額にそっと唇を当てた。

「話してくれて……本当にありがとう」

 そう言って微笑んだ少女の顔は、まさに《太陽神の巫女》のそれだった。自分という愚かな存在を優しく包み、少しでも神に近付けようとしてくれる――。

(話す気など、なかったのに……)

 聖都を飛び出した時も、村を再出立した時も、過去を吐露する気はまったくなかった。しかし、少女の顔を見て、彼女の想いの片鱗に触れて、自然と足が前に出た――そんな感じだった。

「ねえ、カイル。イスフェルのことだけど……」

 四阿を出て総督府の建物に向かいながら、セフィアーナは言った。

「きっと大丈夫よね? 彼ね、あなたと闘えなかったこと、とても残念がっていたわ。それで、ケルストレス祭の賞金、院長先生のところに届けてくれたんですって。あなたの目的を誰かから聞いてたみたいで……」

 セフィアーナは、イスフェルのことも信じたかった。彼女の辛い時、そばで支えてくれた青年を。

「カイルが盗賊の生き残りかもしれないって思ってたら、そんなことしないわよね?」

「――そうだといいが……」

 返しながら、自分を見上げる瑠璃色の瞳のひたむきなことに、カイルは僅かな憂いを覚えていた。



 目の前で一気に水を飲み干す男の顔を、アイゼスは呆れたように見遣った。

「それで、貴殿がわざわざチストン手前まで行きながら引き返してきた理由は?」

 すると、旅装の騎士は長椅子の上で姿勢を正し、声を張り上げて告げた。

「ゼオラ殿下におかれましては、《太陽神の巫女》を再来月の国王陛下の即位記念式典にお招きしたいとお考えです。つきましては、日数残り少なく、早急に御返答いただきたくお願い申し上げます」

 どうやら王従弟のお遊び外交は、彼の人生が幕を引くまで、周囲の人間を巻き込みながら続くもののようであった。

《月光殿》の管理官は、時間神の促すまま、久しく無言だった。

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