Dramatic Ending

 一方その頃。


「沙恵ちゃん、君だけでも直ぐに逃げて」


「なぁに? いきなり」

「僕は真剣だよ」

 二人だけしかいない部屋でボストンバッグに最低限の荷物を詰め込み、大輝は沙恵に押し付けた。いつもと違うその様子に何か只事でないものを感じ取る。

「……どうしたの」

「あの子達が来たってことはそういうことだ。アイツが来る! ここもじきに危なくなる、そうなる前に君だけでも!」

「え? やだよ、皆を犠牲に私だけ逃げるなんて」

「犠牲が出るとは言ってない」

「でもそんな風だったじゃない」

「だったとしても逃げて。お願いだから」

「それにもう明日の朝ご飯の準備しちゃったし」

「言ってる場合じゃないだろ!!」

 物凄い剣幕で叫んだ彼に思わず肩を震わせる。部屋の外も不意に静かになった。気まずい沈黙を湛えた静寂を大輝が破る。

「そんな問題じゃないんだよ……君は知らないんだよ、アイツのことなんか」

「それでも大丈夫。私は貴方にどこまでもついていく」

「駄目だよ!」

「いいえ、ついていく!」

「駄目だってば!!」

 言いながら思わず固めた拳を振るう前に開いた。そうして強気に自分に反抗し続ける我が愛しき人を抱き締める。

「君をこうやって抱けなくなるのが嫌なんだよ……」

「あらら、泣き言なんてだいちゃんらしくない。だいちゃんは十分強いじゃない」

「強くない」

「またまたぁ。いつも見てるんだよ、嘘なんか吐かないで」

「強くないったら」

 ぎゅうと固く抱き締め、彼女の首筋の香りを鼻腔に含ませる。

 そのまま暫くそうしていた。言葉も絞り出せず、勇気も振り絞れずただそのままじっとしている。

 そんな固まった空気を解きほぐしたのは今度は沙恵だった。

「ね、だいちゃん。貴方には守るべきものが多過ぎる」

「……」

「でもそのおかげでこんなに強くなれた。ずっと見てたから分かるんだよ、私」

「……そんなの。汚れ切っただけ」

「そう? こんな仲間想いのだいちゃんが? ――ふふ、神様も見る目が無いね」

 こんな事態でも冗談を言える君の方が。

 君の方が何倍も強い。

 いつでも君がいたから強がれていたのに。

「ね、大丈夫、貴方は強い。だからどうか、あの子ども達を守ってあげて」

 抱き合っていた体を元に戻して彼の顔を覗き込み、頬に張り付いた髪の毛を優しく払う。

「それを私は助けるから。だいちゃんは皆を守ってあげて。貴方が崩れそうな時は私が支えるよ」

「でも……ッ」

 まだ弱気な表情を崩せない彼の、何か言いたげな唇を塞ぐ。

 その柔な感触に本当の言葉もその他何もかもをもいつの間にか失してしまった。


「一緒に本当の人生を見つけ出すんでしょう?」


 ――その瞬間の彼女をどうして忘れることができようか。

 彼は目を見開かざるを得なかった。


 姿


 脳天を一発。――こうやってターゲットの戦意喪失を狙うのは彼お得意の戦法だ。長年の付き合い故によく知っている。

 悔しさに言葉も出せない自分を奮い立たせつつ、の青年は涙を拭い、声を荒げた。


「LIARを起こせ!」


 返り血も拭わずに。


 * * *


 その瞬間、その影は持っていたスナイパーライフルを投げ捨て数百メートル先にあるログハウスに向かって突進を始めた。

 警備係が直ぐに気付き、迎撃を開始する。

「サーチライトをたけ!」

「近付かせるな!!」

 ライトがの姿を捕捉。しかし警備係が乱発する銃弾が一つとして当たらない。何故だ。

「ショットガンだ、ショットガン持ってこい!」

「手榴弾にしろ!」

「いいから早く! 全部持ってこい!」

「こなくそ!!」

 散弾銃を持ち込むが何故当たらない。防御型の手榴弾も投げたが何故倒れない。相手はスピードを緩めることなくどんどん接近を続けていた。

 まるで暗闇の中、その銃弾の軌道全てが見えているかのよう。流石鮮やかだ。

「どけ!!」

 そこで一番年長の男がショットガンを持ち出し彼らの前に飛び出した。

 一発!

 撃ち込んだ所で奴の姿が見えなくなった。

「クソッ! どコ――ッ!!」


 次の瞬間見たのは上空から降ってきた敵の体と自らの胸を彩る鮮血の薔薇。


 そいつは――




「Raymond……!!」




「弾薬は惜しむな! リロードは手の空いている者が担当しろ。そして最優先事項はいついかなる時も自分の命だ」

 返事も許さぬような緊張感が事態の深刻さを物語る。

 話を聞きながら銃を漁る者、弾薬をどんどん詰め込む者、近接武器を仲間に渡す者……一人として大人しく聞く者はいなかった。

「仲間の死を悼む暇があったら引き金を引け。一瞬の油断で直ぐ死ぬぞ!」

「「はい!!」」

 大輝の鋭い声に周囲が一斉に返事をする。誰もここを墓場にはしたくない、未だ志半ばなのだ。

「渋沢! HONERが起きない!」

 そこに自身のロングパーカーにくるまれた少女を抱く少年が走り寄る。

「どうしよう! こんな時に……病気?」

「病気じゃない。最初のココアに強めの睡眠薬を盛っておいたから、いわば当たり前の結果だ。丁度いい時に効いてくれて助かった」

「なん、だって!?」

 周囲の騒がしさと相反してずっと眠りこけ続けている少女をロングパーカーごとシーツで包み、だっこ紐のように自分の体に巻き付ける。

 その驚くべき事実の理由を問いただそうとして、彼の顔面を真っ赤に染める血にぎょっとした。思わず口を閉ざす。

「それ……何」

「言わない。それより早くこちらに」

「何があったの!」

「襲撃だ、思ったより早いな」

「何だって!? そんな、聞いてない!」

「ああ、僕も聞いてない。……でも奴なら来ると思ってた」

 自分の手を引いてメインホールまで走る大輝の言葉に首を傾げる。ペンションを偽って建てたこの建物は意外と広い。

……? 誰! 奴って!」

「……」

 彼は沈黙を貫き通す。

「ねえ!」

 しかししつこい少年に遂に折れた。


「君は聞かない方が良い人物だ」

「え」

「それ以上はもう聞くな。舌を噛む」


 少年の額の横を汗が通り抜けるのと同時に入り口の扉に何か重たい物がぶつかるような音がする。隣の窓をおびただしい量の紅が染め上げ、少年の体が震えた。

「総員下がれ! キミは後ろのガラス戸開けて。早く!」

 すっかり怯え切ったLIARを庇う様にしっかり抱く。そしてデザートイーグルを玄関扉に向けて静かに構えた。見開いた眼光がいずれ現れる驚異の胸元をしかと狙う。

「LIAR、いつでも逃げられるようにしていなさい」

「うん」

「そして、離れないで」

「う、ん」

 今にも掠れそうな声を振り絞って答える。今は大輝の体にしがみつく他何もできなかった。


 ――その時!

 ガシャアン!

 ズバン!


 警備係のずたずたの体ごと玄関扉を突き破ってきた機械人形の体が瞬間大きく後ろに吹っ飛ぶ。メインシステムのド真ん中にマグナム弾一発。これには流石のRaymondも敵わない。

「走れ!」

 余りのことに唖然としていた少年の意識を引っ張り戻し、大輝と少年は用意されていた出口から飛び出した。外の雪は既にやんでいたが未だそこら中に冷たく残っている。突然の寒さに体が悲鳴を上げたが、聞いている暇はなかった。


 既に後ろが騒がしい。


「捕縛しろ!」

 倒れた彼に一斉に飛びかかった人々を目覚めた瞬間薙ぎ払い、ナガン改で次々殺していく。

 中にはLIAR位の齢の子もいた。女も男も構わず殺す。

 彼らの歩むべき未来など心無き機械にはどうでもよかった。

 彼は命令に従うだけ。Schellingから賜った「殲滅」の二字。逃げようとする人の後頭部に包丁を投げ、息がまだある者の頭は容赦なく骨まで踏み潰した。

 ――しかし一番の大物の姿が見えない。

 真の目的の姿さえ。


(外)


 証拠隠滅と生存の道を完全に絶つ為、外にその身を投げ出しながら隅に積んであったTNTに銃弾を放った。

 その爆発四散に大輝は怒りに打ち震えつつも耐えるしかない。

(全員やられた……!)

 たった……何分だ? 否、五分も経ったか? 下手すりゃ数十秒の可能性すらある。苦い物が喉の奥から上がってくる。


 自分の家族を殺したのもアイツだった。

 生き残った弟は実験場に――。


「な、何!?」

「走れ!!」

 肺が凍り付き、潰れそうになるのも構わずに二人は必死に逃げた。迎撃態勢を取れる場所に出なければ立ち向かうどころか逃げることさえ出来ない。

(取り敢えず、まずは森を抜けよう)

 こんな木々の密集した狭い場所で戦うことはできない。唯でさえ圧倒的不利な立場にいるのだから、もうちょっと自分に有利な所に出たい。

 この先はだだっ広い公園。遊具とかではなく、草原(今回は雪原だが)に彫刻とかがゴロゴロ転がっているタイプの公園だ。

 そこなら隠れる所もある、光量も少ないから見つかり辛い。――こちらにとってもそうではあるが。

 兎に角、戦うならそこに出てからだ。

「このまま真っ直ぐ」

「うん!」

 少年の声を聞き、まだ限界が来ていないことに取り敢えず安堵する。

 ――先程みたいに彼の胸に風穴を開けることが人間が生き残る為の必要最低条件。でなければあの化け物からどうやって逃げられよう。

(兎に角はこの子達を生かすのだ)

 沙恵との約束を胸に蘇らせる。

 背後からぴたりとついてくる気配に気を配りながらデザートイーグルに手をかけ、まずは一発と公園に飛び出しながら構えた。

 しかしその瞬間、暗闇に慣れ切った目をつんざく光が向こうから発せられる。

「うわ!」

「クソ!」

 正体はRoylott・Joseph率いる研究所の人工知能精鋭部隊。LIARの記憶を辿り、HONERを奪いに来たのだ。

(Raymondもあの二人組も目的はこのお花)

 とするならばこの少年はほぼ間違いなく殺されるだろう。

 誰かの慈悲でもない限り。

 しかし大輝にとってそれだけは絶対的に避けるべき事項であった。

 何故ってそれは――。


「こっち!」

 相手方のサーチライトをどうにかしてかわしつつ、大きな彫刻の後ろに隠れる。息切れが激しいが休んでる暇などこれっぽっちもない。

 クラブのようにぐるぐると地面を這うサーチライト、どこに潜んでいるか分からない最悪の相手。

 息を殺して様子を伺う青年に、少年は途端に自らの無力感を感じた。

 自分も、自分も何かしなければ。

 己が手に握られた38口径をじっと見つめる。

 自分に、自分にしか出来ないことを。

「……渋沢」

「何。出来れば静かにしていて欲しいんだけど」

「ちょっと貸して」

「は?」

「貸して!」

 途端、彼の背中に飛び乗りうなじから嘘を引きずり出した。

「ギャ! な、何を」

 一口に喰らった彼が勢いよく前転をし、サーチライトの照射範囲内に躍り出るとそこに居たのは少年ではなかった。

 

「やめろLIAR!!」

「テメェら! 僕はこっちだ!!」

 大輝の叱責が耳に入る前に少年は向こう側に駆け出して行ってしまった。少年期ご自慢のあの軽やかな走りがRoylott共の遠距離射撃から身を守っているのだが、問題は前方、暗闇から迫るあの茶髪野郎だ。

 少年は気付いていない。

「オラァ、来い!!」

 Raymondが冷静沈着、無言のまま胸ポケットに手を突っ込んだ。

 視認した途端、大輝の足は彼の方へと動いていた。

「LIARァアアアア!!」

 少年に体当たりして冷たい雪に転がり込む。その瞬間少年の脳髄を狙った弾丸が彼の利き腕・上腕部を貫いた。

「グ――!!」

 鮮血閃き、飛沫が雪上に斑を描く。少し少女の頬にも着いた。

「渋沢!」

「いたわる暇と元気があるなら走れ! 止まるな!!」

 もう枯れそうな喉を酷使して少年のケツを叩く。

 痛みに耐えながら目の前の彫刻の影に飛び込み、その横を弾丸が跳ねた。間一髪だった。


 しかし――囲まれた。Raymond以外の複数の足音も聞こえる。


「し、渋沢……渋沢!」

「何」

「い、痛い?」

「痛いに決まってるだろ馬鹿」

「ご、ごめんなさい、ごめんなさい」

「惨めになるからやめろ。謝罪なんか求めていない」

 とことんぶっきらぼうな彼の言葉からは疲れが見え隠れ。嘘を少年に呑まれた大輝にはもう隠す術がない。

 だからとことん愚痴ってやった。

「ごめんなさい、本当に、本当に」

「これ以上自己犠牲をするのはやめろ。他人の命の上で生きることほど惨めなこともない、残酷なこともない」

「はい……」

「自己満勇者の悪い影響受けやがって」

「ごめんなさい」

 もう殆ど泣きそうな少年にふと悪態をやめ、その頭を優しく撫でてやる。

「今度気を付ければ良い。終わり良ければ総て良し、お前にはまだまだ先の長い道が残されているんだから。――ちょっとこのシーツ、外してくれないか」

「は、はい」

 既に彼の血でぐしょぐしょに濡れたシーツを慌てて外してやる。固い結び目が凍える指に堪えた。

「そしたら君はその少女を連れて逃げろ」

 空になったシーツをもう一度体に巻き付けさせ、大輝は少年にそう告げた。

「え……渋沢は」

「僕は時間稼ぎする。君はそこの近くの森を抜けて北に真っ直ぐ走るんだ。かなり遠いけどその先に新しい隠れ家が用意してある」

「でも僕分かんない!」

「案ずるな、今回もまたログハウスだ。見りゃ分かる」

 片手でリロード、靴底でスライドを動かす。もう右手は殆ど使い物にならなかった。とはいえ、これでいつでも出られる。

「ね、ねえ、僕に出来ることない?」

 離れがたいと言わんばかりの表情で少年が縋るように言ってくる。

「ない。逃げるほかない」

 それに淡々と青年は返す。そこに慈悲などない。

「で、でも」

 また泣き出しそうな少年。そこに今までの不愛想な路地裏暮らしは見つからない。――その表情をどれだけ見たかったことか。


「じゃあ抱き締めさせて」


 思わずそれが口を突いて出て来ていた。

 ぽかんとしている少年を無視してその震える細い体を強く抱く。

 震える仔犬の体はまだじんわり温かかった。

「……僕に弟がいることは知っているだろう? LIAR」

「沙恵さんから聞きました」

「もしも僕が帰ってこなかったら君に代わりに探して欲しいんだ」

「……!?」

 明らかショックを受けたかのような息が彼の耳元で悲鳴をあげる。

「嫌だ、そんなの!!」

「もしもの話だ、そんなの分からないだろう」

「でも!」

「時間が無い、話を聞いてくれ」

 切羽詰まった青年の言葉に少年は口をつぐんだ。代わりに嗚咽が聞こえる。

「その子は本当に君位の年でね、髪色もそっくりだ。唯一違うのはその瞳の色ぐらいか」

「ぐず」

「だから君は自分を探すものと思って、どうかソイツを探して欲しいんだ」

「えぐ……、……名前は」

「……」

 少年の口から自然と飛び出たその言葉に自分の封印してきた何かが覚まされる気がする。ここ何年もその名は心の内にしまっていて、出したことは無かった。

 しかしその名はここで取り出しておかなくてはならないのだ。

 でなければは永遠にその名を取り戻せなくなってしまう。

 震える顎を何とか抑えて、愛し気に大輝はその名を口にした。


翔輝しょうき。渋沢翔輝」

「翔輝」


「会ったら、どうか伝えて欲しい」

「何を?」


「ずっと見ていたと」

「……」


「愛していたと」


 その言葉に今度は少年の中の何かが弾けた。

 嫌な予感に少年は大輝の胴を強く抱き締める。

「帰ってくる? 帰ってくるよね!?」

「……」

「必ず帰ってくるよね! 絶対、また出会えるよね!?」

「ああ、帰るよ」

「……!」

「絶対君達の元へ帰る。そしたら一緒にどこまでも遠くへ旅しよう」


 その瞬間少年の胸に渦のようにせり上がる。


 ――!!


「さ、早くお行き」

「待って」

「僕はもう行くから」

「待って!!」


 駆けだしていった。

 もう帰ることのないその服の裾を、少年は掴むことが出来なかった。


「渋沢ァァアアアアア!!」


 嗚呼、起きるだろう。

 今度は本物の大輝がサーチライトの中に躍り出る。


 嗚呼、これは確実だ。

 そのまま彼はそのご自慢の技術で人工知能の精鋭部隊をなぎ倒していくのだ。――利き手ではないのに。


 しかしその前方の闇からまたしてもアイツが飛び出してくるのだ。


「はあ、はあ」


 二人で相対しながら走り、こちらから見て渋沢は左から右に、Raymondは右から左に向かって走る。そうして二人だけが残った闘技場で互いが機会を待ちわびるのだ。


「はあ、はあ……はあ」


 先に動くのは大輝。

 しかしその弾はRaymondの頬すれすれを通り抜け、何も傷つけずに走って行ってしまう。


 そしてRaymondの正確無比な弾丸は迷いなく、狂いなく――。


 そこまで考えた所で少年の背後からグジャッ! と嫌な音がした。

 さっきから過呼吸が止まらない。

 震えが止まらない。

 足が動かない。

 僕が守らなきゃ、守らなきゃ。

 守らなきゃ、守らなきゃ……!


 守らなきゃいけないのに!!


 怯え震え続け、そこから一歩も動けないでいた少年にRaymondは躊躇なく飛びかかった。

 その小さな腕から少女を強引に引ったくり、少年の腹を蹴り飛ばして向こうにやる。

 それでも彼は諦めきれなかった。

「やめて、やめて! 連れて行かないで、お願い!! 僕からHONERを取らないで! お願い!!」

 懇願を続け、彼の足にしがみつき続ける少年をRaymondは尚も蹴り続けた。


 それは少年が気を失うまで執拗に続くことになる。


 * * *


 渋沢大輝。享年二十六。

 失うには余りにも惜しすぎる、熱く優しき若者であった。


(つづく)

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