★【長編】下僕は世界を救わない
【概要】
https://kakuyomu.jp/works/1177354054886076853
タイトル:下僕は世界を救わない
作者:ソウイチ
ジャンル:異世界ファンタジー
状態:完結
文字数:122,071字(2019/2/4現在)
【あらすじ】
アクシーノ・リテアには定められた運命がある。生まれた月によって才能や適性に特徴があり、その適性に合った職業に就くことになる。それに逆らうことは天の意思に背くことに近く、生まれ持った「晶籍」は黒く染まってしまう。この世界で晶籍なしは蔑まれ、まっとうに生きることすらままならないのだ。
マクリエ、イシア、ヴァーテの三人娘と共に放浪の旅をしている青年エゼルは、かつて国の英雄と呼ばれた男である。彼がなぜ、記憶を失った三人の「下僕」として同道するのか。アクシーノ・リテアを混沌に落とした僭王リザ。彼女が最期に遺した言葉が、エゼルを今も苦しめる。「私は再び復活する」。三人のうち誰かが、リザの子であるから。
【語り愛】
作家読みって、します?
私はします。紙の本だと伊坂幸太郎先生とか、あと色々と。webでも同じです。私、あんまり「この作者のものは全部追う」という義務感ではやってないですし、作品一作一作ごと向き合って読みたいと思っているんですけど、私ごのみの文章、シナリオを書かれる方はやっぱりいて。このエッセイで紹介してきたなかでも「この方のは全部いい」って人も、もちろんいます。ソウイチさまのそのお一人。有澤が好きなものを書くの、わかってる(私のために書いてる訳じゃないのにね。奇跡だわ)。
シナリオ、色んな思惑が絡んだりして決して単純明快ではないのに、気にすべきは「誰がリザの子供か?」の一点に尽きるのがわかりやすくていい。わかります? こう、物語としては決してシンプルではなく奥行きがあるのに、あらすじや「読者が理解しておくべきこと」がシンプルなの。これ、大事。ここをおさえておけば楽しく読めるってのが明示されてていいよね。
物語で、設定とかめちゃくちゃ凝ってたり、作り込みすごかったりするのもあります。でも「読者が気を張っておくべき事項」が多すぎると、人によっては読んでて疲れちゃうこともあります。そういうハードなファンタジーも好きだけど。
こう、なんていうのかな、厚みあるけどわかりますいっていって、わかりますか? 私が言いたいことうまく伝わってる? この語彙でいい? とにかくわかりやすくて深みがあるの。わかってくれ。
個人的にはリザとエゼルの因縁や過去のやり取りがね、関係性がたまらんのです。はあ好き。
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