第二話 まずはリサーチをば。

 KDPへのリベンジマッチということで、まずはWordから最適なファイル形式に変換するソフトやサービスを調べました。



 そこで分かったのは、



 .doc→.txt→.epub→.mobi



 という流れが一番よさそうってこと。



 ん?



 .doc→.txt



 はいはい。

 つっこんだら負けです。



 そうですそうです。結局のところ、Wordからすんなり手放しで一発変換OK!みたいなサービスもソフトもないんです。


 Pixivなんかでも経験したことなんですが、この『.doc→.txt』ってのは意外と面倒……。ルビを多用していると、Wordから全選択&コピペで秀丸エディタなんかに持っていくと、ルビは全て半角小括弧(『(』とか『)』ですね)に変換されてしまいます。どうせPixivでは使えないから一気に削除したいのですが、それはそれでPixiv用のファイルを保持していないといけなくなるので作業が煩雑になります。まー、特殊ルビとか余計なモンを使わなければいいんですが。どうもヘンなところで気を回すタチなので、ちょっと難読気味の漢字があると、最近のラノベ同様、ついルビを振りたくなっちゃうんですな。


 Wordファイルを一旦txt形式にしないとイカンのですが、実際これは.epubにするための準備です。



『.txt→.epub』に関してはいろいろソフトなぞあるんでしょうが、フリーソフトの「AozoraEpub3 - 青空文庫ePub3変換」で十分そうです。


 https://www18.atwiki.jp/hmdev/pages/21.html



『.epub→.mobi』に関してはKDPで配布している「Kindle Previewer」で開けば勝手に変換してくれるらしいことが分かりました。


 https://kdp.amazon.co.jp/ja_JP/help/topic/G200735480



 ついでに、Adobe「Digital Editions」をインスコ。重要性がイマイチ理解できませんでしたが、ePub3形式を関連付けしてくれるんだそうな


 https://www.adobe.com/jp/solutions/ebook/digital-editions/download.html



 まずは1つ目の、『.doc→.txt→.epub』なワケですが……。



 いわゆる「青空文庫」用のファイル形式にするんですけれど、.epubには独特のタグが多く、それを理解しなければならないことに気付きました! まずはそれを学ぼうと、青空公式のリファレンス的なサイトを訪れたのですが……。


 https://www.aozora.gr.jp/KOSAKU/MANU_MOKU.html



 そこには今までのウェブ屋の常識を凌駕する驚きの光景が!

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