れんあいあじ

なんでなんで私が私じゃないみたいなんでなんで苦しい苦しい苦しい愛してねえなんでなんでなんでなんであなたの瞳は私を見つめないあなたの愛を私に答えないあなたの愛は私に答えられない私はあなたをこんなにも愛しているのになんでなんで愛しているのになんであなたが眼球が私は見つめながらあなたの眼球えぐりだしてあなたを愛しているのに苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しいなんでなんでなんでなんで助けに来ないで気持ち悪い気持ち悪いのは私どうしてせめて殺してあいしてあいしてあいしてあいしてあいしてあいして…………………………………











誰よりもあなたに愛されたかった。

それは無理だとわかっていた。

私は私になった。

それでもあなたは振り向いてくれなかった。

どうして?理解している。

地獄行きの片道切符を握り締めて毎日を生きている。

愛なんてなかった。

私は、


手を繋いで歩く帰り道

二人でこっそり買い食いする食べ物

街灯に照らされたあなたの横顔

三十分以上前から待つ待ち合わせ

今来たと話す白い嘘

あなたを眺める水族館

はしゃぐあなたの姿

熱いあなたの唇

意味ありげに握る掌

蕩けるあなたの身体


それらの1つでもあれば、それだけでよかったのだ。

夢と現を取り違えた、哀れな人間を嗤ってくれるだけでもよかった。

あなたは、





私を置いていってしまった。




あなたの最愛の人と一緒に。



天の国へと。

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