あとがき


4年以上も前に書いた作品のあとがきを今さら書きます。


改めて読んでみると、流行を取り入れながらも私なりの考えをしっかり書いた、悪くない作品ですね。


よくもまあ無償でこれだけの量を書いたものです。

当時の私は、まだ世に希望を持っていたのですね。


前作同様、この作品のテーマは「自分なりの哲学」なので、過去の偉人の名言などは極力出さないようにしてあります。


「かのイマヌエル・カントはこう言った」

「サルトルはこう言った」

みたいなのが好きな人には物足りないかもしれませんね。


とは言いながらも、筆者である私の考えが仏教や老荘思想といった東洋哲学をベースとしているため、さほどオリジナリティはないと見抜く人もいるでしょう。


お気づきの方もいるかもしれませんが、男子哲学部部長である小乗龍樹このりりゅうきの名前の由来は「小乗仏教しょうじょうぶっきょう」と「龍樹菩薩りゅうじゅぼさつ」です。


別に深い意味はありません。

なんとなく良い響きだなと思っただけです。


仮に続編があったとしても、仏教的なことをつらつらと書くつもりはありません。


ついでに。

作中に出てくるプラネタリウムは名古屋市科学館、山は多度山を参考にしています。


それだけです。



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男子哲学部の論争2 ンヲン・ルー @hitotu

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