第28話男の子だったら学とつけよう
11月28日
28 病床日記(いつか青空)
P 8.25 Friday
●美智子さんに部屋の掃除整頓をしてもらった。
●洗濯までしてもらった。
●オセンベイを買ってきてくれた。
「すこしづつたべてね」
ぼくは、子どものように、コクンとうなずいた。
●美智子さんの子どもになったようだ。
彼女がなんとなく母にみえてくる。
●彼女が帰ってからずっと幸せな気分がながつづきした。
●ふたりのあいだに子どもがうまれたら。
男の子だったら学とつけよう。
まだ結婚もしていないのに。
未来の夢の空間での生活を想いながら夜をすごした。
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