第27話 早くよくなってあなたと街を歩きたい
11月27日 この日記をパソコンに打ち込んだ日です。この日付けは気にしないでください。
27 病床日記(いつか青空)
P 8.24 Thursday 曇り 6~7
●なにもかわったことはなかった。
●彼女のもってきてくれたミツマメをたべる。おいしかった。
●こんど彼女がきたらたのむこと。(すごくあるな!!)
1 昼間だったらふとんをほしてもらう。
2 背中ふいてね。(あまえちゃおう!!)
3 果物を買ってもらう。(この次くるときでOK)
4 洗髪。(背中ふいてもらった加減で)
●結局、彼女に世話になることばかり考えている。
●あれこれたのむことになる。
●大垣さんがいてよかった。愛するあなたがいてよかった。はやく良くなってまた街を歩きたい。
●ボードレールの詩を読んだ。体力がないためか理解できない。もともと詩を読むのには慣れていないからか。わからない。
●こんどは大好きな田村隆一の詩を読んでみよう。それでもわからないようなら、どうしょう。体は病気だ。思考脳力まで低下しているのかな。不安だ。
●はやく会いたい。大垣美智子。大垣さん。美智子さん。ぼくの恋人。彼女。
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