日本のジャーナリズムを語るとコメント欄が浮くくらい不満があるので止めておきます……(笑)
ただ、政府からマスコミまで正しい情報を発信していないような国はかなり問題ではありますけどね……。
マスコミのスポンサーは企業だけではありません。機密費から流れた金で嘘や偏向情報を流す現状は国としてかなり危ない。
作者からの返信
まあ、マスコミが偏向報道をすること自体は仕方ないのかもしれません。
慈善事業という訳でもないし広告収入をもらっている時点で、常に公平な立場に立つのは難しいでしょうから。
しかしその事をわかっていて見る人間ばかりではなく、報道内容をそのまま鵜呑みにする人間も多いのですよね。
みんなが問題意識をもって情報を受けとめれば、発信する側も少しは立場を見直すと思うのですが。
今回は読みごたえありましたね。
月ノ下君のマスコミ論、私が抱くものと同じでしたね。
政治家もジャーナリストも最初は高潔な理想を抱いて始めて、なんか小さな価値観に腐敗していく感じがします。
作者からの返信
そうなんですよね。
マスコミは「社会悪を暴く」という理想があっても、商売のためには報道内容を選び、大衆受けしやすいように加工しなくてはいけません。
政治家も「こういう政治をすれば社会が良くなる」と思っても、次の選挙でも当選するには自分の選挙区の票田の人たちに有利になるような制度を作らなくてはいけません。
簡単に善悪で割り切れるものでもないですが、どちらも「自分たちは弱者や庶民の味方です」とはいうものの、正直に社会問題を描いたり、消費税の代わりに法人税を上げるような経済団体に不利になるようなことをすれば、たちまちやっていけなくなるのかもしれません。
スポンサーや顧客の顔色を窺わないといけないのはどの仕事でも同じですね。
情報を発信する立場のマスコミだとそれが如実に表れる、というより人の目にとまりやすいのは間違いないのでしょうが……。
誰かに忖度しないとならないのは、どのような人間でも同じなのかも知れないと最近は特に思ってしまいます。
権力や名声があってもそれは変わらないのかも知れません。
寧ろそういった人間のほうが何かしらのしがらみがあるような気もします……、というようなことを考えてしまいました笑
自身の正義を貫くというのは誰にとっても簡単なことではないのでしょうね。
本編の感想から少しずれてしまいすみません。
興味深い内容だったのでつい汗
作者からの返信
マスコミはスポンサーの批判をすることはできませんし、それでいて大衆の支持を得て売れる記事を作らなくてはなりません。そうなるといかにも庶民が抱えている不満を代弁するかのように「みんなの生活に問題があるのは個人の努力の問題ではなく○○のせいなんです」と悪役を作るのが手っ取り早い。
そして一番悪役にされやすいのが、反論してこない政府や政治家なのでしょう。
もっとも政治家も自分たちの票田には逆らえません。
庶民が楽になる政策があっても、自分たちを支持する地元企業に有利な政策を優先するのですよね。そうしないと次の選挙で勝てませんから。
一見、強い立場の人間も見方を変えると弱者ですし、弱者だからこそ被害者として強い立場で批判することもできる。これも今回のお話のテーマの側面です。