月ノ下君が最後まで気付かないというラストは想像していなかったです。
最後の月ノ下君と星原さんのやり取りも上手いなーと思いました。
星原さんと虹村さんは度胸がありますね。
私なら夜に人気の無い建物になんて絶対行けないです((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
ひょっとすると男子たちより肝が座っているのでは笑
このシリーズだということが事前にわかっている状態だったので、『流石に本当のホラーは起こらないはず』と考えていましたが、まったくの別作品ならすっかり最後の最後まで騙されていたと思います汗
構成と描写が非常に秀逸でした。
作者からの返信
本当に怪奇現象が起こったと見せかけて実際はこうだったというオチにしたかったので、結果、月ノ下くんの視点では七不思議が現実になりました。
まあ、最後に人称が代わるのはちょっと反則気味ですが。
星原さんと虹村さんの仕掛けですが、衣装やメイクまで力を入れるあたり二人とも結構ノリノリだったのかもしれません。
お褒めに預かりましてありがとうございます。作品構成を含めたトリックでした。
第二パート読了しました。
今回はオカルト的な演出とコミカルな流れが面白かったです。
やっぱり女性陣の仕業かと思いましたが、日野崎さんは絡んでなかったんですねぇ。虹村さん提案だったとは、また意外な一面が見れた気がします。
オカルトミステリーとして秀逸な作品として、三津田信三さんの『刀城言耶シリーズ』があります。もし未読で興味がありましたらお薦めです。
作者からの返信
楽しんでいただけて何よりです。
虹村さんが考えて、星原さんがそれに協力したといったところですね。
看護婦の衣装を脱いだところで月ノ下くんが来てしまったので、あんなことになってしまったというか。
三津田信三さんですか。
本屋でなんどか表紙は見かけました。おどろおどろしい雰囲気でしたが一応ジャンルはミステリーだったのですね。
興味深いです。
拝読させていただきました。
これはオチが上手い。
なるほど! と思わず膝を打ってしまいました。
私は途中で真守の自己犠牲を前提とした上で検討する感じがやり過ぎに感じて、これは星原と虹村も怒るに違いない早合点しました。
これで、真守を“何かを企てる者”から、他の男子と同じ“被害者”にカテゴライズしてしまおう、という計略かと。
やはり私はこじれてますねぇw
作者からの返信
まあ、星原さんと虹村さんが何かやっていたのは読み手は気が付くかもしれないな、とは思いました。
そんなわけで落ちを一ひねりして最後の最後まで「本物の幽霊が出たのかも」と思わせて、ひっくり返してみました。
楽しんでもらえたら嬉しく思います。
同じ言葉でも聞く状況によって真逆に取れる言葉。ラストのひねりがすごくいいですね。
最期の種明かしまでホラームードたっぷりで楽しめました。
月ノ下君は気の毒でしたが(笑)
作者からの返信
占い師が使う手法を応用してみました。
「あなたの親は死んでいませんね?」と聞かれると「はい、生きてます」または「はい。死んで、居ないんです。どうしてわかったんですか?」という風に答えが二択のどちらでも事実を言い当てられたような気になるやつですね。
七不思議を六つ目までしか紹介しないで、最後にもってくるのはこの手のネタの定番なのでやってみたかったのです。
ありがとうございます。
楽しんでもらえて嬉しく思います。
さすが、星原さん、やりますなぁ!
まさか真守君が最後まで気づかなかったとは思いませんでした!
この、虹原さんとの電話で真実が明るみになる手法は独白のようで面白いですね!
今回のお話もお見事で楽しませて頂きました。
作者からの返信
星原さんとしては、月ノ下くんに教えない方が自然な流れになると思ったようです。
最後の最後まで「本当に怪異が起こったのかも?」という演出にしたかったので、こういうひねった終わり方にしてみました。
とても嬉しいお言葉です。
コメントありがとうございました。