第33話:死後戦争・5
それは異常でした。
普通、銃弾1発では潰れないAIがなんと一発で潰れました。
それだけ、川西の殺気がすごいのです。
どんどんAIが壊れていきます。
神磁路はそれに加わりました。
新田は見たのです。
一人の男が普通一発では壊れないAIがものの一発で粉砕されるところを。
「やばい、これは負ける、退却!」
そうして、新田軍は退却しました。
そのころはもう夜でした。
私の意識がもどりました。
壊れているAIの量を見て、
「私は何を・・・」
神磁路大佐が言いました。
「それより、2人の手当てをしてください。話はそのあとです」
そうして、2人に
「1次関数、ライフ回復!」
どんどん傷が塞がっていきます。そして、藤田は全回復しました。
「1次関数、形、人間の足!」
そうして、エリカも全回復しました。
「お帰りなさい、エリカ」
「ただいま、鋭ちゃん」
2人は抱き合いました。
それを神磁路大佐と藤田はわきからみてました。
数分して、作戦会議に入りました。
「こちらの被害状況がおびだたしい」
「そうだね。5000から500に減ったからね」
「仕方がない。名古屋城に入るしか無ささうですね」
「でも、天守閣が俺と敵のやりあいで壊れてしまった」
「それはその下で戦えばいいじゃないですか」
「確かに」
「でも敵を城に入れては負け確定だからな」
そのとき、緑の光が周辺に
シュパパパパパ
「なんだ」
「見たところ鋭ちゃんの以前の狙撃兵と神磁路大佐の接近兵とアサルトライフル兵ね」
「なんで・・・」
私は人が形成されたところに行きました。
「なんでここに」
「戦争が始まったんですよ。第4次大戦」
「「「「第四次大戦!?」」」」
アメリカが日本に攻めてきたんですよ。そしてロシアが守ってくれていますが時間の問題ですね」
「「「「なにぃ!?ロシアがまける!?」」」」
「くっそ、第四次世界大戦がはじまる前に帰りたかったのに」
そう、ここの世界は日本時間に時間倍率がかかっています。
「見たところ、ここでも戦争してるんですよね。入れてください。お願いします。だから総監府に無理を言ってここに来たんです」
私は悩む。でもこの際に使えるものは使っておこう。
「よくわかった。じゃあ、参加してもらおう」
「「「「「「「「「「「やった!」」」」」」」」」」」」」」」」
「今、頭の中で作戦ができた。狙撃兵、何人いる!」
「1万です」
「じゃあ、50はこちらの天守閣の下の階に10人ずつ中で配置。そして1000は城門の1000後ろで狙撃待機、残りは城壁に配置」
「はっ。ありがたき幸せ」
「接近兵は指示が出るまで待機」
「はっ」
「アサルトライフル兵、何人だ」
「1万です」
「アサルトライフル兵は100を天守閣の下の階に10ずつ待機、そして5000は城門のまえで待機、残りは巡回警備」
「はっ」
「じゃあ、定位置に付け」
「はっ」
そうして、2日目の戦いに備えた。
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