第26話:戦争兆候

「現実の私の友達からあのSATの4人を生き返らせないでくれって手紙が来たよ」

「それはどこからですか、新田統監府」

「それは、アメリカからだよ。それも現大統領」

 いま、手紙が日本死者総監府あてに届いた。そして今、そのことを浜岡大佐と話しているのである。

「ってことは現実で戦況がひっくり返る奴らを暗殺していくだろうね」

「そうだろうと予想します」

「私はどちらについたらいいと思う、浜岡大佐」

「それは統監府が自分で考えてください」

「フーム。私的にはそいつらと戦争をするのも面白いと思うのだが」

「私は統監府を支持しますが」

「じゃあ、戦争するかね」

「そいつらが勝てば大佐にするといいじゃないですか」

「待て、お前まさか大佐の仕方を知っているのか」

「いや、知らないですが」

「それではいい。部屋に戻れ」

「はっ」

 浜岡大佐は戻っていった。

 浜岡大佐は50のころこちらに来た。そして、日本をとても信じていた。そこに戻ってくるなという指令がアメリカから来た。だから新田はある処理をした。それは撃ち殺して赤ちゃんにしたのである。

 これは新田にしかできない。なぜならその処理は最高権限者のパスワードがいるのだから。

 撃ち殺すのは簡単だ。生き返らせるのにその処理が必要になるのだ。

 そしてその最高権限者のパスワードがいるのがもう一つ。

 現実に戻すことだ。

 今までこの2つが最高権限者のパスワードがいることだったがもう一つ増えた。

 わざわざ殺すのがめんどくさい。そして能力を失ってしまう。だからもう一つ作った。

 大人を能力だけ残しておいて赤ちゃんにする方法だ。

 なぜ赤ちゃんにするのか。それは新田に反乱させないようにということと現実に生まれていないここで生まれたと洗脳するからだ。

 その子の特権は生まれたころから大佐になれるということだ。

 だから大佐といわれる奴らは、ここで生まれたと思い込んでいる。

 大佐には○○(名前)と大佐の間に〇位とついている。

 浜岡大佐が一番若い20歳だ。そして名前は浜岡四十九位大佐である。

 そして、大佐は不死身の権限を持つ。だから年は増えていくけど顔などは老けない。

 なぜ今回は戦争をしようとするか。それは

 ①数が多い

 ②能力が半端ないからこちらの大佐全員がやられる可能性がある

 ③能力が半端ないから新田が殺される可能性がある

 からだ。そして、そいつらを数で殺す。

 こちらは人間を作れる。(ロボットだけど)まぁ、人間のように動くから。そこに浜岡大佐が

「人間ロボット30万体あります」

「そいつらの半分を今回の戦争で使う。そしてそいつらがそろい次第戦国時代ぐらいの日本の地図に送れ。わかったな!私たちは先に行っておく」

「はっ」

「あと武器は選ばしておけ」

「はっ」

 そうして戦争が始まろうとしていた

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