第15話:大分攻略

「ふふっ、じゃあ、誰も来ないし、遊びながら殺そう。」エリカが言います。

「遊びながら殺そうって、お前、第2ラウンドは日本死者総督府の軍隊と戦わないといけないんだよ。」

 私が言います。するとエリカは忘れていたようで、

「あっそうか、じゃあ、時間はかけていられないね。」エリカが言います。

「ってまた、あの手で全滅させるのか。」私が言います。

「いや、違うよ、この刀で全滅させるんだよ。」エリカが言います。

「じゃあ、まずは九州のチームを全滅させようか。」私が言います。

「うん、そうする。」エリカが言いました。

「おーい、藤田、スキャン見てくれ。」私が言います。

「了解。」藤田はそういった後、スキャンを見ました。

「熊本に1チーム、大分に1チーム、福岡に1チーム、長崎に1チームあり、これらは全て返り討ちにした模様。

 一番近いのは大分です。」藤田が言います。

「じゃあ、大分からいこうか。」私が言います

 皆もそれに賛同し、大分に行きました。

 そうして、大分のチームの近くまで来ました。

「いるよ!鋭ちゃん。」エリカが急に動き出しました。

 タタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタン

 05式短機関銃か。一分間に900発。そして5.7mm弾。ってことは・・・。

 エリカがいた場所に砂煙が舞いました。

 おい・・・。無事なのか?

 そして数秒後砂煙が消え、そこにはエリカが無傷で立っていました。


「うっそ・・・・。」敵が言います。

「総攻撃だ!グレネードランチャーで焼いてやりな!」敵のボスが言いました。

 グレネードランチャーとは手榴弾を遠くまで飛ばす銃のことです。

 ポン ポン ポン ポン ポン

 グレネードランチャーから手榴弾が撃たれましたが、それは全て空中で爆発しました。

 とりあえず私と藤田がSK12とM870ブリチャーをで撃ったのでした。

 SK12とM860ブリチャーはどちらも散弾銃なのですが、私が持っているSK12はセミオートです。だからM860ブリチャーよりかは装填時間が短いので2発を無事空中で爆発させることが出来たのでした。


「あれ、1人女がいない。」敵の一人が言います。すると後ろで

「ぐわあ」

 一人のやられた声がしました。

「まさか、あの刀で・・・・。」敵の一人が言いました。

 やっぱりそうです。刀を構えた女が1人仲間を殺して立っていました。

 敵は全員持っている短機関銃や小銃を思い思いに連射を始めました。


「まずは一人、M24に消音機をつけて後ろの一人を撃ってくれ。」私が言いました。

「了解!」藤田が言いました。

 パシュ

 後ろの敵の後頭部に当たりました。

「まぁ、ここからはエリカが何とかしてくれるだろう。」と私が言いました。


 そのころ、敵陣営では、混乱が起こっていました。

「後ろのボスが死んだ!」敵の一人が言いました。

 敵は皆ボスのが死んだことに夢中になり、エリカと戦っていたことなど忘れていました。

「ふう、連射はなしになったね。じゃあ、殺しましょう。」

 エリカはその他の敵を斬り殺しました。


 その後、エリカは私達の元へ返ってきました。

「やぁ、どうだった?」私が聞きます。

「あの人たちには悪いけど、ボスが死んだことに夢中になっている間に斬り殺しちゃった。」エリカが言います。

「まぁ、これは大分は攻略できたわけだな。」私が言います。

「ええ、そうだね」エリカが言いました。

 そうして、次の目標へと進み始めました。


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