第14話:部屋で

あの事件から5日後、私達は宮崎に入りました。そして12階建てのマンションに入りました。

その一室で私とエリカが話していました。

「エリカ、お前その剣どうする気だ?」私が言います。

実は、この剣はあの事件の被害者からエリカが奪ってきたのですが・・・使えるのでしょうか?

「じゃあ、ヘカート2をこっちに向けて撃ってみて。」エリカが言います。完璧に私は心の窓が開いてました。

「そんだけ言うのなら。」私はヘカートを実体化させ、彼女に向けます。そして、

ボォン

切った?対物ライフルの弾を?十メートルも無いというのに。

私はAK-47に切り替え、フルオートで撃ちます。

ダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダン

はぁ、うっそ!

彼女は無傷でした。何故

「何故って顔してるね。実はね、自衛隊のときに、第三次世界大戦用特殊訓練をやってたの。」エリカが言います。

ああ。近距離と遠距離に分かれて訓練するあれか。

「で。普通は拳銃とか短機関銃とかだけどな。」私が言います。

「それでね、私は刀にあこがれて刀の訓練をしたの。」とエリカが言う。

お前はSA○のキ○トかって。

「あーまた心の窓開いてる。今度はSA○のキ○トかって。そういうことでしょ。」エリカが言う。

なーに。見破られている。

「じゃあ君もあのアニメにたとえたらシ○ンかってなるよ。」エリカが言う。

「ごめん。謝る。」私が言う。

「よしいい子。」エリカが言う。

私達は自分達の言っていることがおかしくて笑ってしまった。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る