第89話 「この料理は辛すぎる」

「……で、ノワール。これはどういうことだ?」

「説明は難しいのでフィールで感じて下さい。ご主人」

 ノワールによって開始の宣言が下された後、ナイアと第二王女様は調理の為に厨房へと消えた。

 なので今、この食堂には俺とノワールだけが残されている。

 そうして、二人っきりになった状況を利用して、俺はノワールに現状の説明を求めたのだが、黒猫からの答えは酷く投げやりなモノであった。

 何というか手抜きである。

 酷い説明だ。

 こんなんじゃ満足できねぇぜ。

 ――とはいえ。

 黒猫の様子からして、これ以上細かい説明を求めるのは難しそうなので、俺は推論を並べていくことにした。

「……つまり、アレか? ナイアと王女様の衝突を止めることはやっぱり出来なかったから、せめて戦いの舞台を血の流れない『料理』にしたってことか?」

「良いフィールですね、ご主人。概ねその通りです」

「……成る程なぁ」

 ノワールの回答に相槌を一つ入れると、俺は水差しの水をコップへ移す。

 そうしながら、先ほどの言葉の続きを投げた。

「――ちなみに、『概ね』って言い方がやけに気になるんだが、その他にも理由はあるのか?」

「まぁ、大した情報では無いんですけれど――」

 俺は黒猫の言葉を聞きながら、水を飲む。

 口内を走る冷たい水の感触が心地よくて、ついつい深く噛みしめるように味わいながら、俺はゆっくり水を喉へと流し込む。

「――この『料理』が上手な方がご主人の『お嫁さん』に相応しいっていう話になってます」

「――ッ!?!?」

 ――そうして、吹いた。

「ゲファッ!!」

「ちょっと、汚いですよ、ご主人。最近は液体を吐き散らすのがマイブームなんですか? どうせ出すなら卵とかにして下さい。その方が絵面的に面白そうなので」

「けほっ……そう言うのはナメック星人に頼め、ノワール。――それよりも今、聞き逃せない情報があったんだが」

 俺がジト目でノワールを見つめると、ノワールは気まずそうに視線を逸らした後で、溜息を吐き、仕方が無いでしょう――と前置きして言葉を続けた。

「そもそも、あの二人の争いの原因がご主人との『結婚』にあるんですから。それに対する決着は前提条件でした」

「……」

「私としても、当事者であるご主人の意識が無い中、話しを進めるのは本意ではありませんでしたが、お二人が怪我してからでは遅いと思ったのですよ」

 俯き、体を震わせながらそう零すノワール。

 その小さな姿を更に小さく縮こまらせて、弁明の言葉を紡ぐ黒猫に。

 俺は言葉を詰まらせた。

 ――だってそうだろう?

 あの一瞬即発な修羅場の中において、気絶していただけの俺が。

 結果としては、犠牲者を出さずにあの場を収めたこの相棒に対して。

 ――なんて言葉を掛ければ良いのだろうか。

「……」

 俺は何も言えなかった。

 けれど。

 俺に出来ることとして、俺は目の前の黒猫へと手を伸ばした。

 その頭を軽く撫で――続く動作でこっちを向かせる。

「……やっぱり、笑ってやがったな、ノワール」

「ふふっ……失礼……ですよ、ご主人……くはっ……はーっ……はーっ……この私が……人の不幸を笑うわけ……ふふっ」

「天誅」

「みぎゃっ!!」

 俺は肩を震わせて笑っていたノワールに軽くチョップを入れた。

 ん。

 手加減はしたが、ノワールは頭を押さえて呻いている。

 うん。

 正直、まだ思う所はあるけれど、文字通りこれで手打ちとしよう。

 怪我人を出さなかったことについては、本当に感謝するべきだろうし。

「くぅぅっ。……ご主人。貴方には動物愛護の精神はないんですか? 時代が時代なら生類憐みの令で即ZAPですよ? ZAP」

「だから、被害者面は止めろ、ノワール。時代が時代なら喋る猫であるお前は妖怪扱いされて、獣の槍で瞬殺だぞ。寧ろ、これだけで済ませた寛大なご主人には感謝すべき、そうすべき」

「その結論にはどちらかというと大反対ですね。ご主人であるのなら尚更、もっと広い心を持つべきですよ。悪・即・斬だけでは部下はついていけませんよ?」

「馬鹿を言うなよ、ノワール。マスターとしてならそれこそ、オーダーは唯一つオンリーワン・『見敵必殺サーチ&デストロイ』になっちゃうだろうが」

「むぅ。そう言われてしまえば、反論は難しいですね」

 ぐぬぬ――などと首を捻りながらも反論を探せないノワールさん。

 ふっ、どうやらサブカル論では、まだ俺の方が上らしいな。

「ふふん。今回は俺の勝ちみたいだな、ノワール。分かったら納得しろ」

「……Tesテスタメント

 渋々ではあるにしろ、頷くノワール。

 しかし、また懐かしいネタを。

 文句を言いながらもノリの良い奴である。

 そんな黒猫の様子に苦笑を漏らしながら、俺は口を開く。

「まぁ、状況は分かったわ。今って割とヤバいんだなぁ」

「そうですねぇ。まぁ、今回の試合において審査員はご主人なんですし、無難に場を収めるのなら、アレコレと理由をつけてナイアの勝ちにすれば良いでしょう」

「……八百長って言うのは好きじゃないんだけどなぁ。それしかないか」

 俺は少し考えた後で、ノワールの意見に同意した。

 決して良い解決方法とは言えないけれども、この状況を平和的に収めるにはそれが一番だろう。


『ナリカネ ノゾムッ!! 私と結婚しなさい!!』


 ――俺なんかに結婚を求めてくれた王女様の気持ちを思うと複雑ではある……が。

「……結婚の理由が『胸を触られた』から――っていうのは良くないよな」

「ん? なにか言いましたか? ご主人?」

「いや、何でもない」

 最終的にはその方が彼女の為にもなる筈だ。

 彼女には第二王女という立派な立場がある。

 俺みたいなちゃらんぽらんな奴と一緒になるよりも、いつか心の底から好きになった人と一緒になった方が良いに決まっているだろう。

「……ご主人? 大丈夫ですか? 少し具合が悪そうですけど」

 ――っと、そう考えていたところに、黒猫から声が投げられた。

 その思案気な様子に軽く苦笑を漏らし、俺は気持ちを切り替えるように頭を振ると、話を逸らすべく黒猫へ言葉を返す。

「ああ。大丈夫だ、ノワール。ただ、一つだけ心配事があってな」

「心配事ですか? はて、なんでしょうか?」

「いや、確かな……ナイアって料理がまったく出来ないとか言ってなかったか?」

「……あ」

 そんな俺の試みは成功したようだった。

 ノワールは頭を押さえ、記憶を思い出すように、上を向く。

 そうして、少ししてから口を開いた。

「……そう言えば、そうでしたね。実際に料理を作っているのを見た事はありませんが、確かにそんな事を言っていました」

「だよな? 俺のレポートにもしっかりと記録されているんだが……大丈夫かな」

「……どうでしょう? ……でもまぁ、本質的な所は変わらないでしょう。実際にナイアの料理がどうであれ、ご主人が理屈をつけて勝たせれば良いのでは?」

「まぁ、それはそうなんだけどな? やっぱり、余りにも差があった場合、理由をこじつけること自体が難しくないか?」

「何を言っているんですか、ご主人。ほかの勝負ならいざ知らず、今回の舞台は料理ですよ? 困った時は愛情が最高のスパイスだった――とでも言えばいけますって」

「……本当に最後の手段だよな? それ」

 そうやって、俺がノワールと話している時だった。


「待たせたのうッ!! ノゾム―ッ!!」


 大声と共にナイアが食堂へ戻ってきたのは。

 俺は慌てて、ナイアの様子を窺う。

 今のノワールとの会話が聞こえていたのなら、ナイア的には面白く無いだろうと考えたからだった。

 だが、次の瞬間にはそれは杞憂だと分かった。

 自らが調理した料理をこちらに運んでくるナイアの姿は明らかに上機嫌だったのだから。

「~♪」

 鼻歌まで聞こえてくる。

 心なしか足取りもスキップ気味だ。

「……どう思う? ノワール?」

「……見たままだと思いますけれど、ご主人。少なくともナイアに腹芸が出来るとは思えませんし」

 そんな様子を確認した俺たちは小声でそうやり取りをする。

 どうやらノワールからみても、今のナイアは上機嫌であるらしい。

「むぅ? 妾が来たというのに内緒話とは酷いではないか、ノゾム、ノワール」

「……あ、ああ。すまん、ナイア」

「申し訳ありません。ナイア」

 ほっ――、と胸を撫で下ろしていた俺たちに対して、彼女は軽くむくれながらそう話しかけてくる。

 俺たちはそれに軽く謝るけれど、ナイアがそんなに機嫌を害していないことは、その緩んだ表情をみれば一目瞭然であった。

「かかかっ。まぁ、良いがのぅ。先の発言が聞けただけで、妾としては絶頂じゃからのぅ」

 そう言って、本当に楽しそうに笑うナイアさん。

 だが、俺たちとしてはその言葉は聞き逃せるものでは無かった。

「……ナイア? 先の発言ってなんだ?」

「……もしかして、私たちの会話聞こえてました?」

 恐る恐るといった形で、問いかける俺たちにナイアは眩い笑顔でもって答えてくれた。

「うむ! 最後の方だけちょろっとのぅ!! 『愛情は最高のスパイス』――とかのぅッ!!」

 ……ああ、良かった。

 どうやら、俺たちは九死に一生を得たらしい。

「危険が危なかったな、ノワール」

「危うく不運ハードラックダンスるところでしたね、ご主人」

 安堵の息を零す俺たちを気にすることは無く、ナイアは自分の料理を俺の眼前へ持ってくる。

「正直、料理は不得手じゃから、心の底では不安もあったんじゃがのぅ。先の言葉で安心したのじゃ」

 愛情だけならあんな小娘には負けんからのぅ――と、そう言葉を締めくくる彼女は本当に直視するのが難しい程に屈託のない笑顔を浮かべながら――


「では、召すが良い!! ノゾムッ!! 妾の渾身の愛情料理をッ!!」


 ――自信を持って、その料理を俺に差し出した。




 ……。

 …………。

 『ソレ』は俺が今まで見た事も無いような『リョウリ』と呼ばれる『ナニカ』であった。

 『ソレ』は酷く不可解な特徴を持っていた。

 見る角度によって、己の形状を変えるのである。

 ある角度からみた『ソレ』は、ほぼ球体の形をしていた。

 ある角度からみた『ソレ』は、酷く歪な台形の様相を呈していた。

 物理的に不可能な筈の特徴だが、『ソレ』は、だまし絵の様なある種の芸術的表現で持って、自らの存在が他者に解析されることを強く拒んでいた。

 また、基本的に『ソレ』の色は黒かったのだが――無論、それも只の黒ではない。

 あらゆる光をも意に介さないかのように、一切の反射を見せることも無く、闇としか呼べない程に辺りの色を吸い込む程に。

 『ソレ』は只々黒かったのだ。

 だが、着目すべきはそこでは無かった。

 目を凝らせば微かに分かるのだが、『ソレ』は黒の他にも一色だけ、別の要素を孕んでいた。

 赤だ。

 深淵なる闇のような黒に阻まれて見づらいが、よくよく『ソレ』を観測すれば嫌でも気がつく。

 極小にして、極限の赤が。

 さながら血管のように――縦横無尽に。

 さながら暴君のように――傍若無人に。

 辺りの闇すらも蝕むかのように、張り巡らされていることに。

 

 ――ドクンッ!!


 一際、強く心臓が跳ねた。

 無意識のうちに目の前の『ソレ』に怖れを抱いたからだ。

 だが、俺が感じた恐怖はそれだけではない。


「な……なぁ、ノワール。今、これ……」

 ――そこから先は言葉にならなかった。

 いや、言葉にするまでもないのだから、そこで言葉を区切るのは当たり前ではある。

 『動かなかったか?』……なんて、とても料理に使うような言葉では無いだろうから――


「さぁ、食すが良いぞ!! ノゾム!!」


 ――ああ、でもなんでだろうな?

 差し出しされる『ソレ』はどう見ても、脈動しているように見えるんだが。

「むぅ。感激のあまり動けんのかの? 仕方ないのぅ」

 あまりのインパクトに俺は身動きが取れなかった。

 というか、目の前の危険物から目が離せない。

 え?

 まず、何で出来てんの、これ?

 美味しいとか、美味しくないとか以前の問題として、そもそも物質として世界のルールに喧嘩売ってるよね?

 この子、世界に認知されてないだろ? 絶対。

「す……少し照れ臭いがの。――ほれ、あーんじゃ、ノゾム」

 ――なんていう思考に溺れていたのがいけなかった。

「――ッ!?!? くぁwせdrftgyふじこlpッ!?!?」

 不用意に口に放り込まれた『ソレ』を受けて、俺の口が爆発的噴火した。

「――ッ!?!? ――ッ!?!?」

 言葉も出せずにのたうち回る。

 思考を飛び交う無意味な羅列。

 さながら火山の噴火の様な苛烈な攻めに、一個人が出来ることなど何もない。

 身を低く落とし、災害の通過を待つばかり。


「――!? ――!!」

「……? …………」


 誰かが何かを言っている。

 だが、それに構う余裕はない。

 俺は酷く無様に地を転げまわりながら、ただ、ただただ許しを乞うていた。


 ――数分後。

「……あのー。大丈夫ですか、ご主人?」

「……ノワール。必要ないのが心配だぜ。大丈夫に決まっているのが、ご主人だからな」

 なんとか峠を越えた俺は、朦朧とする意識の中でノワールと会話を交わしていた。

「……大丈夫じゃないみたいですね。長崎県の魔法使いみたいになってますよ、ご主人。もし本当に大丈夫なら何か普通に話してみてください」

「のんきり・のんきり・まぐなあど――」

「――あ、これは駄目なヤツ。仕方が無いですね。ほら、これでも飲んで下さい」

「聞きたいのが何かなのが、目の前のこれなの」

「これは十四杯の水です、ご主人。これだけ飲めば、貴方の口の中も少しはさっぱりするでしょう」

 そうやって、差し出された水を俺は受け取り、飲んでいく。


 ――猛毒とも言える味に侵され極限まで衰弱しきった少年の口内。

 酷使に次ぐ酷使……もはや破壊されつくした少年の味覚達。

 彼らは復讐を誓っていた――次なる酷使に対する復讐。

 つまり。

 今後もし、同じような事態が起こったなら……必ず。

「復ッ活ッ!! ご主人ッ復活ッ!! ご主人ッ復活ッ!! ご主人ッ復活ッ!!」

 ――必ず独力で乗り越えて見せると!!!

 人ならぬ 神の創造つくりたもうた肉体。

 神の誓いし復讐にミスはありえない!!

 今、少年の味覚に空前の超回復が起ころうとしていた!!!



 ――俺が正気に返ったのは、十五杯目の水を飲んだ頃だった。


「……はぁ、死ぬかと思った」

 息も絶え絶えになんとか這い上がり、水の力をかりて口内を何度も洗い流し、ようやく喋れるようになった俺は開口一番にそう言った。

 そのまま、力を失い椅子にもたれる。

 体に力が一切入らない。

 なんというか、全部真っ白に燃え尽きた気分だ。

 いや、本当。

 冗談ではなく、今の俺にはまったく余裕が無かった。

 だからだろう。

 ――周りの様子に気づくのが遅かったのは。

「……あ、あの。ご主人。大変だったのは分かるんですが……その、もう少し言葉を選んで――」

「――ノゾム」

 俺が気づいた時にはもう遅かった。

 慌てて、俺が視線を動かせば、先ほどまでとは異なり、色を失くした瞳でナイアがこちらを見つめていた。

 投げ掛けられたその声色は低く、冷たく、感情が一切感じられないが。

 ――それが逆に恐ろしい。

「ナ……ナイ……ア?」

「のぅ……? 妾の料理はそんなに酷かったのかのぅ?」

 起伏が無い。

 抑揚が無い。

 そのナイアの様子に思わず、俺が息を飲んでいる間にも、彼女は言葉を続けていく。

 細々と、淡々と、訥々と、切々と。

「そんなにかの? 妾の料理は? そんなに受け入れがたかったかの?」

「……ナイア」

 激情するでもなく――静かに。

 激高するでもなく――静かに。

 言葉を並べる彼女だが、次第にその声には震えが混じり始める。

「……愛情が足りんかったか? 想いが届かんかったかの?」

 嗚咽をのせて彼女は吐き出す。

 思いの丈を。想いのほどを。

「言うたではないか……愛情が最大のスパイスと」

「……」

「のぅ……答えて欲しいのじゃ、ノゾム。……妾の何がいけなかったのじゃ?」

 そんな彼女に対して。

 いつも飾らずに、ありのまま好意を向けてくれる彼女に対して、俺は――

「すまん、ナイア。気持ちは本当に嬉しいんだが――この料理はつらすぎる」

 ――嘘はつけなかった。

 でも、事ここに至れば、それが一番良いと思う。

 何故なら心の底から、この料理は一種の破壊兵器だと思うのだから。

 だって、料理――というかまぁ、料理に限らず、普通の物質って味がするだろう・・・・・・

 ところがどっこい。

 この料理は味が一切しない・・・・・・・のだ。

 甘くも無く、苦くも無く、しょっぱくも無く、からくもない。

 ――にも関わらず、本能が摂取を拒むのだ。

 こっちの意思などお構いなしに、無意識の内に膝が折れて地面に崩れ、体が小さく丸まったかと思うと、舌が暴れ、喉がえずき、胃の内容物が逆流してこようとするのである。

 摂取量が少なかったからぎりぎり吐かずに済んだが、恐ろしい体験であった。

 あれをつらいといわずになんというのか。

 作ってくれたナイアにそれを正直に言うのは酷く心苦しいが、はっきりとその危険性は理解してもらっていた方が良いだろう。

 別に俺ならどうなっても良いけれど、何かの拍子にナイアが味見でもしたら大変なのだから。

「ノ……ノゾムの……」

 そんな俺の気遣いが通じたのか、ナイアは俯き肩を震わせ始めた。

 どうやら、酷い目にあった直後にも関わらず、自分の身を案じてくれた俺に対して感動してしまったようだ。

 そうやって阿保なことを考えていた俺には――


「ノゾムの……アホーッッ!!!!!!!」


 ――ナイアの拳を回避する術は無かった。

 俺は鳩尾に走る衝撃に、再び床へと崩れ落ちるのだった。

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