第39話 「ナリカネ死す」

「ちっ。肩が凝ったぜ」

「へい。ナンバの兄貴。良ければ、お揉みしますぜ」

「ええ。この卑しいご主人に、善行を積む機会をお与えください」

「……すげぇ、頼みづらいな。まぁ、それなら頼むわ」

「ありがとうごぜぇやす!! 精一杯させて頂きまさぁ!!」

「ご主人!! チャンスですよ!! この御恩に報いねば……っ!!」

「……お前ホントに力込めてんのか? なにも感じないんだが……もういいぞ」

「すいません。兄貴ぃ……」

「うぁぁ。なぜ私のご主人はこんなにもひ弱なのか……」

「いや、別に良いからよ。……あと、その兄貴を辞めろ」

 午前の講義が終わるころ、俺とノワールはナンバの兄貴にべったりだった。

 この午前中で俺は思ったね。こういう人のことを兄貴っていうんだって。

「おお。なにやら見ない間に変わったではないか。ノゾム、ノワール。何かあったのかの?」

 そんな俺たちにナイアが声を掛けてきた。

 席は隣だが、ナイアはずっとリッジ君と勝負してたからな。

「ふふふ。ナイアよ。良く聞いてくれた。こちらにおわすナンバの兄貴はマジで凄い人なんだぜ」

「ええ。その優しさは世界を救うレベルでしょう」

 ほほぅ。と言い、、興味深そうに目を細めるナイアさん。

 俺はノワールと目を合わせ、午前中にあったことをナイアにも伝えることにする。

「ご主人いつものやったげて」

「おぅ。聞きたいか兄貴の武勇伝」

「その凄い武勇伝を言ったげて」

「兄貴の伝説ベストテン」

「「レッツゴーッ!!」」

 まずは、エピソード1。

 あれは最初の講義が終わった後のことだった。

 床に直で体育座りをして講義を聞いていた俺とノワールは、その講義の魔法理論についていけず、絶望に暮れていた。

 休み時間は十分。

 この間に、今後の勉強をどうするか考えていたのだが……そこにふらっと教室から出ていた兄貴が戻ってきた。

 ――机と椅子を持って。

「……見てらんねぇよ。使いな。」

「「あっ……ありがとうございます」」

 俺とノワールはただただそれを受け取ることしか出来なかった。

 まだ、朝の匂いが残る教室での出来事だった。


 エピソード2。

 それは2つ目の講義の時だった。

 ナンバさんのお陰で椅子と机をゲットした俺たちは、快適に講義を聞いていた。

 幸いにも2限目は数学だったので、講義の内容は余裕だったのだが、いかんせん俺とノワールは筆記用具を準備していなかった。

 途方に暮れていた俺たちに――

「……ちっ。おらよっ。」

「……っ!! ありがとうございます!!」

「本当に助かりました……っ!!」

 ――ナンバさんはぶっきらぼうに鉛筆と消しゴムを貸してくれた。

 俺たちは頭を下げてお礼を言った。

 彼はめんどくさそうに手をひらひらとさせ、視線を黒板へ戻した。

 借りた消しゴムのカバーには、持ち主の名前が刻まれていた。

「……ナンバさんって言うんだ」

「……かっこいい人ですね」

 それは、春風が吹き込む教室での出来事だった。


 エピソード3.

 午前の最後の講義はやはり魔法理論を扱う講義だった。

 一限目とは微妙に内容が違うらしいが、どちらにせよ俺には意味が分からん。

 とりあえず、ひたすらに板書をするだけで、講義は終わったのだった。

 ……そして、その講義のあと。

「……ホラよ。」

 ドサッ

 いきなり俺の机にノートがいくつか置かれた。

 視線を上げるとナンバさんが鋭い目つきでこちらを見ながら立っていた。

「……これまでの講義のノートだ。……早く覚えて返せよ」

「「ナンバさぁぁぁんっ!!」」



 ――それが三分前の出来事だった。

 という経緯から、俺とノワールはナンバさんが目つきが鋭いだけの良い人であるという確信を得ていた。

「なるほどのぅ。午前中にそんなことになっておったのか」

「ナイアはずっとリッジ君と勝負してたもんなぁ」

 この魔王は横でずっとリッジ君と何かを張り合っていた。

 ……しかし、勝負に夢中になったからって講義をしているトリスさんを困らせちゃいけないと思うぞ。俺は。

 生徒から、講義の内容を遥かに超えた高レベルの理論をぶつけられるのは、教師としてはかなり辛いだろうし。

 ……何度か顔が引きつってたもんな、トリスさん。

「かかかっ。まぁ、妾の勝ちだったわけじゃがのぅ」

「いやいや、俺はまだ負けてねぇぜ。午後の実技が楽しみじゃねぇか」

「かかかっ。掛けるだけ恥があるのは良いことよのぅ。来週には当たり前になっておるじゃろうからのぅ」

 うん。ナイアも友達が出来たみたいで何よりだ。

 ……というか、こうしてみると意外と煽りスキル高いよな。ナイアさん。

「まぁ、それはそれとしてじゃ。ノゾム、ノワール。食堂に行こうぞ。妾は腹が減ったのじゃ」

「あ、そうだな。休憩は九十分らしいし、パパッと食ってこよう」

「俺も行くぜ。お前らは楽しそうだからな」

「良いけど……食事中はナイアと喧嘩するなよ?」

 ……うん。

 ナイアにも友達が出来たみたいで何よりである。

 そう言うことにしておこう。

「あの、せっかくならナンバさんも行きませんか?」

「……ん?……良いのか?」

 俺がナイアとリッジ君を見ていたら、ノワールがナンバさんに声を掛けていた。

 グッジョブだ。ノワール。

 ナンバさんは良い人だと分かったし、少ないクラスメイトだ。

 仲良くなっておくに越したことはない。



 そうして、俺たちは食堂に向かって移動を開始した。

 他のクラスメイトも誘おうとしたが、ナギ君はすでに教室に居なかったし、誘ったけどローゼさんは心ここにあらずという感じで放心していた。

 そして、メグリさんはそんなローゼさんに付き添っていたので、これも断られた。

 ……ローゼさんは大丈夫だろうか。

 多分、自信があった魔法理論の知識でナイアとリッジ君についていけなかったのが、原因なんだろうけれど。

「かかかっ!! やはり、美味いのぅ!! この食堂の飯は!!」

「ふふっ。ありがとうねぇ。ほら、お代わりだよ」

「おおっ!! ありがとうなのじゃーっ!!」

「……すげぇな。異常に気に入られてないか、あいつ。……昨日、来たんだよな? お前たち」

「そうだけど……まぁ、ナイアだしなぁ」

「ナイアですしねぇ……」

「まぁ、良く食うことは良いことだろ」

 俺たちは同じ机を囲んで食事していたが、ナイアは何度もカウンターとテーブルを行き来していた。

 今度からはカウンターに座ろう。

「ナンバさんは弁当なんですね」

「ああ。そういえばちょっと意外だったぜ」

「……この方が安いんだよ」

 そういうナンバさんの目の前には、彩り豊かな弁当が置かれていた。

 ……うん。これは正直意外だったな。

 あくまで、ちょっとと言ったリッジ君は、案外細かい気遣いが出来る子なのかもしれない。

「……ってか、ノゾム。敬語は止めろ」

「へ? 何でですか?」

「年も同じくらいだろ? 同じクラスの奴に敬語を使われるのは落ち着かねぇんだよ」

「……分かった。気をつけるわ」

「おう。それでいい」

 そう言うと弁当に箸を伸ばすナンバ。

 うん。

 やっぱ不良じゃねぇわ、コイツ。

「しかし、別に良いんだけどよ。なんでナンバには初め敬語だったのに、俺には最初からタメ口だったんだよ。ノゾム」

「リッジ。……いきなり人を試しておいて、敬われるわけないだろうが」

 お前の所為で、俺のふくらはぎと太ももの筋肉は、未だに変な痙攣してんだぞ。

 十五分の空気椅子なんて、初めてやったわ。

「……あれは半分、お前の所為じゃねぇか」

「だよな。なんだ。ナンバは話せる奴じゃんか」

「ナンバは良い。でも、リッジ。お前だけはそれを言うんじゃない」

 台詞をよく聞け。半分はお前の所為ってことだぞ。

「……でもよ。正直、ノゾムは講義について来れてないよな?」

「……まぁな。数学なら余裕なんだが、魔法理論については訳が分からんのが現状だ」

「……」

 ナンバが探りを入れてきた。

 まぁ、隠しきれることでも無いし、正直に答えるけれど。

 ……やっぱり、面白くないだろうな。

 頑張って入った進学クラスに、俺みたいな奴が居るってことが。

「……もし、アレなら放課後勉強でも見てやろうか?」

「本当か!!」

 ナンバはいつも俺の予想の斜め上を行くな。

 なんて良い奴なんだ。

「おおっ!! それは楽しそうだな!! ナイアも来るんだろ? 丁度いいから午前の講義の決着をそこでつけてやるぜ」

 リッジもノリノリのようだった。

 そんな感じで俺たちの学校生活初日は良い感じに過ぎていた。


 ――この時までは。



「それじゃ……これから実技を始めます。私が今の皆さんの実力を知りたいのと、交流を含めて各自一対一の模擬戦闘としましょうか」

 午後の講義が始まると同時に、トリスさんが変なことを言い出した。

 ……へ? ちょっと待てよ。

 今、模擬戦闘って言ったか? 

 多分、あえて実技って言い方をしてるってことは午前中に理論を習った魔法も含めての模擬戦闘ということだよな? 

 俺、魔法食らったら死ぬんだけど――

「――トリスさん。俺。魔法当たったら死ぬんですけど?」

「ああ、大丈夫ですよ。ノゾム君。模擬戦闘は特別な結界内でやってもらいますので、その中では魔法ダメージは全て、精神ダメージに変換されます。それも再起不能なダメージまでは再現されません。……せいぜいが両腕、両足がまずボキッと折れて、そこに肋骨にヒビが入り、ちょっと苦しくてうずくまった所に体重一〇〇kgの大男がドスンと乗ってきた感じになるだけです。それだって、一日寝ればその感触も引いていきますから」

「全然大丈夫に聞こえないんですけどっ!!??」

 割とマジで重症じゃねぇか!!

 そんなことになったら勉強会どころではないだろう。

「はーい。それじゃあ、各自ペアを作って下さい」

 あ、無視して話を進めるトリスさん。

 ……これはヤバい。割とマジで死ぬかもしれん。

 そうだ!! 

 ナイアと組んで手加減して貰おう。そう思ってナイアの方を見ると――

「よっしゃーっ!! こういうのを待ってたぜっ!! ナイアっ!! 俺と勝負だ!!」

「かかかっ。良いじゃろうて。分かりやすい決着は妾も好きじゃ」

 ――既に、ボルテージが振り切っていた。

 くそっ!! こうなったらナンバに頼もう。

「……ナギ。今日こそ借りは返すぜ」

「ナンバ。いい加減諦めろ。魔法が使えんお前には勝ち目はない」

 こちらでもゴングがなっていた。

 ……というかナンバも魔法が使えないのか? 

 まさかこんな所に同志が居るとは。

 いや、今はそれどころではない。このままでは死んでしまう。

 ――っ!?

 その時、俺に電流走る。

 ――きたぜ、ぬるりとっ!!

 そう、発想を逆転させるのだ。誰とペアを組めばいいかではなく、誰ともペアを組まなければどうなるか。

 俺は思い出していた。

 このクラスの生徒の数は8人。

 ――だが、この数はノワールを入れて八人である。

 そう、一人余るのだ。

 もし余ったなら、きっと俺はトリス先生と組むことになるだろう。

 トリス先生ならある程度はこっちの事情も察してくれるだろうし、限界まで痛めつけることはしないだろう。

 まさか、ぼっちで先生と組むのが楽しくなる日が来るとは。

 俺がそこまで考えた所で――


「ノゾムさん……でしたわよね? わたくしから勝負を申し込みますわ。」


 ――ローゼさんから、声が掛けられた。


「……」

「ちょっと、聞いてますの!」

「……」

「ちょっと!! ちゃんとこっちを見なさいですわっ!! ……って、なんで泣いてますのっ!?」

「……いぢめる?」

「失礼ですわっ!! 苛めなどではなく私は正々堂々と勝負をしたいのですわっ!! ……というか、本当に何で泣いてますの……?」

「……なんでもないのでぃす。少し、目に埃が入ったのでぃす」

 本気で心配されたので、とりあえず誤魔化した。

 そのまま、この流れ自体を誤魔化すことにする。

「……大変、有難いお話しなのですが、謹んでお断りさせて頂きたく――」

「おや? 駄目ですよノゾム君。これは講義なので、しっかりと受けて頂きます」

 そんな俺の企みは、教師という絶対権力者によって、握りつぶされてしまった。

 トリスザァンッ!! ウラギッタンデスカッ?!

 本当に俺を潰すつもりか、この人。

「トリスさん。……実は私は昔、膝に矢を受けてしまいまして、模擬とはいえ戦闘と言うのはちょっと……」

 勘弁してください。オデノカラダハボドボドダ。

「はははっ。さぁ、始めますよー」

 華麗にスルー。

 ……こいつは酷いや、こんな事って……こんな事って……酷すぎるっ!!

 そうして、地獄は始まった。



「それじゃあ、最初はローゼ君とノゾム君からやろうか」

「……はい」

「分かりましたわ」

 トリスさんの声に従って、俺とローゼさんは向かい合って立つ。

 その間の距離は5メートルくらい。

「えー。じゃあ、ルール説明です。この模擬戦闘ではお互いの実力を見るのが目的なので、お互いに全力で戦ってくださいね」

「ノワール。……悪いな。一緒に来てもらって」

「水臭いですよ。ご主人。……貴方の行くところが私が行くところなのですから」

 全力で戦え……か。

 ああ。これで相手の手加減に期待することは出来なくなった。

 俺は未だにレベル2。

 ステータスだって高くはない。

 しかも魔力防御が0の俺では魔法を一発食らったら終わってしまうだろう。

 ……でも、やってやるさ。俺だって全力で戦ってやる。


 ――この戦いが終わったら、俺は勉強会に行くんだ。


「私は負けませんわよ」

「……勝負は最後まで分かりませんよ」

 俺は不敵にそう返した。

 そして、トリスさんの合図によって、無情にも試合は始まった。

「では、開始っ!!」

 初めに動いたのは、ローゼさんだった。

「では、いきますわっ!! 喰らいなさい<水弾>アクアバレットっ!!」

 ローゼさんが手をかざした瞬間、水色の魔力が渦巻き、形を成し、俺が居た場所に飛んでいた。

 あっぶねぇっ!!

 開始と同時に右に思いっきり飛ぶって決めてなかったら、これで終わってたぞ!! 

 だが、躱したっ!! これで、俺のターンだっ!!

「やりますわね……でも、まだですわ!!」

「いや、待つんだっ!! ……気づかないのか?」

 引き続きこちらに手を向ける彼女に、俺は全力の大声で声を掛ける。

「……? なっ……なにを言ってますの?」

 よっしっ!!!

 俺は心の中でガッツポーズを取った。

 彼女はこちらの言葉を伺って、動きが止まった。

 ここで追撃を撃たれたなら俺の負けだったが

 ――これなら。

「まだ……気づかないのか? ……『変化』はすでに起こっている」

「……? 何を言ってますの? 何も変わって……いや、なに? この音は……?」

ドドドドドドドドドドドドッ!!

 そう。

 それはノワールによる<ボイスパーカッション>だが、初見ではそんなことは分からないだろう。

 その時、彼女は音を聞くために一瞬意識を反らした。

 俺はその瞬間、試合前に拾っておいた砂を彼女に向かって投げつけた。

「……なっ!! 防ぎなさいっ!! <水盾>アクアシールドっ!!」

 彼女が叫ぶが、俺には関係ない。

 砂を投げた瞬間に、俺は全力で疾走を開始しているのだから――

「くっ!! こんな子供だましでどうにか出来ると思い……まし……て?」

 彼女が防御魔法を解除して前を見た時、俺が居た場所には誰もいなかった。

「なっ!! どこに……!?」

ドドドドドドドドドドドッ!!

「またっ!? ……そこですのね!!」

 彼女は音のする方向に、振り向きながら魔法を叩きこむ。そこには――

「うにゃぁぁぁぁっ!! 死ぬところでした!! 私の体がもう少し大きければ、死ぬところでしたーっ!!」

「なっ!! あなたは……!?」

 ――ギャーギャー騒ぐ黒猫が居た。

 良くやった、ノワールっ!! これでっ!!

「俺はこっちですよっ!!」

 俺は彼女の背中から声をかけた。

「……ありえませんわっ!? いつの間にこんなに近くに!?」

 簡単な話である。

 試合前から、俺とノワールは動きを決めていた。

 まず、開始と同時に二手に別れる。俺は右、ノワールは左だ。

 そして、俺が会話で気を引いた瞬間、ノワールが<ボイスパーカッション>を使ってローゼさんの意識を引く。

 彼女の意識がそっちにいった瞬間、俺は目つぶし攻撃を仕掛けながらも更に右側へと回り込む。

 最後に、ノワールが左側で注意を引いた時に、俺が近づいたという訳だ。

 計画通り彼女の至近距離に潜り込んだ俺は――彼女の腰を抱きしめる。

「……へっ? ……ちょっと、あなた何をしてますの!? そんなところっ……!?」

 彼女は酷く戸惑ったようだったが、俺には関係ない。

 俺が勝つとしたらここしかない。

「うおぉぉぉぉぉぉっっ!! いけぇぇぇえええええええええっ!!」

 ドスンッ!!

 俺は勢いよく、彼女を持ち上げ、ブリッジをしながら、地面に叩きつけた。

 俗にいうジャーマンス―プレックスである。

 結果として、彼女は地面に勢いよく打ち付けられた。



「……」

「……」

 しばらく、誰も何も話さなかった。

 ……ただただ、沈黙が流れた。

「……」

 俺は黙って、彼女から離れ、様子を見ていた。

 彼女はしばらく、動かなかったが、やがてゆっくりと立ち上がり、口を開いた。

「……乙女の柔肌に勝手に触れた挙句、この仕打ち。……万死に値しますわ。」

 彼女は俯きがちに呟いた。

 ――ああ。

 凄い怒っていらっしゃる。

 彼女の背後にある途方もないオーラを視ただけで、俺の精神が折れてしまった……。


 ……すまない。ナンバ。俺はここまでだ。


 その日、勉強会は中止になった。

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