第11話 美女しか居ない【楽園】➰💕

 あ、ァ~……

 ボクは、堪らず身をくねらせてしまった。



 それにしても、さっきから男がいないって……



 戦争か、何かで極端に男が減ってしまったのだろうか。


 それとも疫病か何かなのか。


 もしかしたら、ここは美女しか居ない【楽園】なのだろうか。

  

「ゥ…、ンゥ~……!」

 異様に咽喉ノドが渇いた。


 だが、言葉で伝えられない。

 口をパクパクとさせ唸るだけだ。



「あ! ほら、何か言おうとしてるよ!

 コイツ!!」

 赤毛のアンは乱暴にボクの股間をグリグリと足で踏んだ。

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