第6話 スチームパンクっぽい夢。

 久々にとてもまともに7時間ぐらい寝ているせいか鮮明な夢を見た。


 全体的にジブリっぽい絵柄の夢。

 複葉機?みたいなフォルムの飛行機械で旅をしているらしい男性と女の子のペア。

 世界観は牧歌的スチームパンク?な感じ?家が二階建てとか畑とか森とかある中に金属色のパイプとバルブな機械が写り込んでる感じのアレ。

 男性は20代半ば?~30代半ばぐらい。大柄でぬーんとした感じで、褐色肌に白い短い髪。

 女の子は幼女。水星の魔女のエリクトっぽかったな……。


 どこかの村に泊めてもらう二人。ただ、なんか世界的に結構情勢が厳しい?のか、食料はボイラーが足りないとかで出してもらえない。だいぶ邪険にされる。泊めてくれるとはいえ野宿。

 で、なんか村外れの変わり者っぽいおじいさんと孫っぽい幼女が食料をくれる。こっちもあまり村での扱いはよくないっぽい。 旅してきた幼女と孫な幼女が仲良くなる。


 食料のお礼を言い、男性がなんか畑に植えてある植物に持っていた液体をやる(追肥な液肥のやりかた)。

 液体は腰につけていた半透明な白い瓶から。めちゃくちゃ農薬容器のアレだったのは一体どんな深層心理が関係しているんだ……。あの、フロアブルとか乳剤とかの入ってる白いやつ!バサグラン液剤の入ってる白いボトルなんだよ……。

 なんか目に見えてしょぼくれていた作物が生き生きし、男性は植物技師を名乗る。


 おおっと喜ぶ老人と孫。その様子を村の子供?がこっそり見ている。

 村長に報告する子供。村長は喜び、そのすごい肥料を取ってくるように命じる。

 窃盗に一切躊躇がない。何だお前。


 なんか数日?そこで暮らしている青年と幼女。なんかソーラーパネル的なものを太陽光に当てると液状の燃料が出来るらしいのだが、その量が足りないので燃料が十分になるまで移動しないらしい。

 荷物の中の瓶を二人のすきを見て奪い、作物に掛けまくる村の子供。いいのか、普通に肥料で肥料負けするぞ。焼けるぞ。


 青年はなんか機械にも詳しく、滞在中に、調子の悪かった老人の家の機械を全部直してくれる。親しくなる老人と孫と旅人二人。


 それはともかくとして、肥料は運良く村の作物に合ったらしい。なんかめちゃくちゃ茂りまくる灰色のたんぽぽの綿毛みたいな作物。

 村長はめちゃめちゃ喜び、旅人を殺して残りの肥料も全部奪うことに決める。

 六部殺しに全く躊躇がない。

 村長の孫娘っぽいとてもよさそうなお嬢さんがわあいわたしステーキが食べたい!と喜ぶ。

 なんか機械に死体とかを入れるとそれを燃料にしてアミノ酸的なものを合成してくれるらしい。

 良かった、合成肉で……! 躊躇なしにヒトステーキ食うのかと思った!

 なんか収支外の死体でないと出来たものは分配しないといけないので、本当はなんか村の外にいる異常生物を狩って使ったりするらしいのだが、なんかそういうのは強いので猟兵的な呼び方のやつが居ないと大変っぽい。村の外には王蟲っぽいヤバいのがいっぱいいるみたい。

 大柄な男性はいっぱい肉が取れるね!的に村長の取り巻きの女性たちが喜んでいる。いいのか。


 シーンは変わって(?)青年が、繁茂しまくってる村の作物(灰色のタンポポの綿毛みたいなやつ)を見て、これは、的に嫌な顔をする。


 すっかり仲良くなった老人の孫と幼女。二人でなんか仲良く遊んでいるのだが、そうすると村の青年団的な人が現れてめちゃくちゃ銃撃される。

 逃げる幼女二人。

 なんかこう、めちゃめちゃ朗らかに治安が悪い。おっ〇〇さんとこの孫も一緒だぞ、まあ死体が一個増えるぐらい構わないよな! 二個増えてもいいんじゃない?うちの村にはナントカ観測員なんて無用だもんなー! みたいなノリ。


 幼女二人はなんとか逃げ延びて老人と青年と合流する。

 なんかめちゃめちゃ強い青年がアクションし、でも老人と幼女二人をかばっていつまでもバトルは出来ないっぽい。うちの側に停めてあったなんかホバリングするセグウェイみたいな乗り物のところまで走る。

 明らかに一人乗りなので、老人は旅人さんたちだけ逃げてくださいてきなことを言う。

 幼女がめっちゃ馴れた仕草で青年の着ているコートの腰ぐらいについたなんか布ハンドル的なもの(バッグの持ち手みたいな)に捕まる。

 なぜか青年のコートの裾の内側を見ると謎のちいさなタラップ的なものとかがついていて、乗り込めるようになっており、そこに老人と孫幼女を左右に収納する(コートの裾がわさーっと広がって硬化し、内側がなんか立ち乗りコーヒーカップ的になっていて、中腰的な感じで小さくなれば乗れる感じ)

 そのままなんか浮かんだのを引きずり下ろされそうなぎりぎりで飛び立ち移動する。

 幼女がなんかハキハキした口調で計器を読んだりする。


 そのまま複葉機的なのが停めてある所まで行って複葉機を始動。老人と孫も載せて逃げることになる。なんか村の青年団が追ってくるのでは的に老人が心配しているが、村の方を見るとなんか煙が立っている。どうやら青年がいつの間にか村の畑に火をかけたらしい。

 えっそこまでするのは珍しいね、的に幼女が問いかけると、青年はなんか村の作物(違法薬物ぽい効果の植物)がいらん施肥で変異して致死性の高いものに変異していたというようなことを言う。なんか本来はそっちが本分で、弱めて民間使用していた(?)違法栽培していた(?)のが村の作物らしい。

 消火活動が優先(あと煙を吸うとラリるっぽい)らしく、追手が少ないうちにエンジンを始動できる。

 あの綿毛は普通に使えば疼痛を抑えてくれたりするのに……みたいな感じで有用性を認めてはいるっぽい。

 老人の家で栽培されていたぶん(全戸で栽培はしていたぽい)は取ってきてあり、袋に入ってフカフカになっているのがいつの間にか荷物の中にある。幼女が袋に入れれば枕にもなるね的なことを言ってにこにこする。


 なんか老人と孫はまともに暮らせる街みたいなところで降ろしてくれるらしい。でもそんなところで暮らしていける要素あるかなみたいに孫が心配するが、なんか老人の職業は街ではとても重宝されるレアなものらしいということが語られる(偏屈なので生まれた村を離れなかったみたいなそういうやつ。なんか孫娘の両親がいた村だからみたいな?そういう……)

 あと、青年のほうが実は帝国空挺団的なやつのもと師団長みたいなやつでコネはいっぱいあるから安心してねみたいなことを幼女がいって老人がびっくりして終わり。


 ふつうに夢でエンディングのスクロールする名前が流れたのははじめてだよ!!

 なんか白いやつ! スタッフの名前が書いてあるやつ!!



 多分なんかこれは一話で、二話とかもある塩梅だった。幼女とかにも多分秘密がある。

 なんか青年がめちゃくちゃ守ってるっぽかったし。


 そういう夢。 ほんとうにみたんだってば!!

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