【#僕の私の都市伝説】のウワサ

第１話

　【#僕の私の都市伝説】のウワサを聞いたので、私も書きます。

　みんな、すごいですよね。

　コワイ話とかオモシロイ話とかたくさんあって、すごいです。

　でも、みんなは大丈夫ですか？

　ちゃんと、お知らせは読みましたか？

　ちゃんと、応募要項は守ってますか？

　私は、どっちも読みました。

　ちょっとムズかしいところもあったけど、ちゃんと読みました。

　あと、ちゃんと、友達の友達から、この企画のウワサは聞きましたか？

　お知らせとか応募要項とかよりも、すごく大事です。

　知らないとヤバいです。

　知らないで投稿すると、大変なことになります。

　なにが大変なのかは、あとで書きます。

　まずは、私の書きたいことを書きます。

　私は、昔から「バカ」だ「アホ」だと言われてきました。

　ちょっと前も「まともに言葉も使えないやつ」とか「なんにもできないやつ」とか言われて、ムカつきました。

　けど、それはまちがいです。

　私は、言葉は使えるし、なんでもできます。

　それをこれから証明します。

　私はこれから、完全犯罪をします。

　人を殺します。

　完全犯罪なので、なにも使いません。

　使うのは、言葉だけです。

　どうやるのかというと、ここに殺す相手の名前を書きます。

　そのあとに「死ぬ」と書くだけです。

　それだけで、その人は死にます。

　どうしてそうなるのかは知りませんが、そうなるんです。

　だってこの企画は、書いたことが現実になる企画だからです。

　友達の友達から、そう聞いたから、まちがいないです。

　大変っていうのは、そういうことです。

　もし幽霊の話とか書いたら、書いた人のところに本当に出てきちゃうんです。

　もしそれで「死ぬ」とか「殺される」とか書いちゃったら、本当にヤバいです。

　ヤバいので、気をつけてください。

　そうなった作者さんのウワサも、友達の友達から聞いてます。

　それくらい本当なんです。

　だから私は、これからここに、殺す相手の名前を書きます。

　殺す相手は決めてます。

　さっきの「使えない」とか「できない」とか言ってきた、あいつです。

　あいつの名前は、くｒ

　あれ？

　でもちょっと待って。

　そういえば、応募要項に「実名はダメ」って書いてありましたよね。

　ちゃんと覚えてます。

　応募要項は守らなきゃダメです。

　私はちゃんと守れます。

　だから、しかたないので、名前はふせ字にしときます。

　でも、大丈夫です。

　私はちゃんと実名を書くし、それをふせ字で隠してるだけだから、大丈夫です。

　あいつの名前は、〇〇〇〇です。

　〇〇〇〇は、死にます。

　やった！

　これで完全犯罪です。

　私にもできました。

　これを見てくれたみんなが証人です。

　これでもう「バカ」とか「アホ」とか言わせません。

　みんなも、この企画で、夢を叶えましょう！

　書くだけで現実になります。

　簡単です。

　なんでもできます。

　そうだ！

　せっかくだから、他のやりたいことも書いときますね。

　私は、みんなみたいなすごい話を書いてみたいんです。

　もっと、コワイ話とかオモシロイ話とか、たくさん書きたいです。

　だから、書けます。

　今の私にできないことはないんです。

　なんでもできるんです。

　私が、すごくコワイ話とかすごくオモシロイ話とかを書いたら、みんな見にきてくださいね。

　フォローとか評価とか応援とかもしてくれると、すごくうれしいです。

　とりあえず、まずはこの話を「第１話」にしてみて、続きを書いてみますね。

　次は、もっとすごいことをします。

　楽しみにしていてくださいね。

　あとは、そうだ、この企画には賞がありましたよね。

　せっかくだから、それももらっちゃいます。

　だって私は、なんでもできるんですから。

　どの賞もほしいです。

　でも、せっかくだから、私はこのブックカバーをもっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっｒ