【アニメ】2022年夏アニメまとめ。個人的なベスト3!
2022年9月30日
あっという間に夏が終わった……。いやまあ自分としては今年の夏が個人的に忙しくて夏らしいことなど一つもできなかったのですけどね。まあ一つの季節が終わったということで、例の恒例企画。
今回も夏アニメのまとめとして、視聴した中でとくに気に入った作品を3つ厳選しました。
対象は、夏のクール(7月から9月)に最終回を放送したテレビアニメ作品。2クールなどクールを跨いで放送されたものも、最終回が今期放送であれば対象になります。一方来期も継続して放送されるアニメは対象外になっております。また以前テレビ放送された再放送作品も除外しています。
ちなみに過去歴代1位作品は(可能な限り遡れる範囲内)こちら。
17年春アニメ 『月がきれい』
17年夏アニメ 『プリンセス・プリンシパル』
17年秋アニメ 『宝石の国』
18年冬アニメ 『宇宙よりも遠い場所』
18年春アニメ ※ベスト5選出できず中止
18年夏アニメ 『あそびあそばせ』
18年秋アニメ 『イングレス』
19年冬アニメ 『私に天使が舞い降りた』
19年春アニメ 『みだらな青ちゃんは勉強ができない』
19年夏アニメ 『彼方のアストラ』
19年秋アニメ 『Dr.STONE』
20年冬アニメ 『痛いのは嫌なので防御力に極振りしたいと思います。』
20年春アニメ 『かぐや様は告らせたい?〜天才たちの恋愛頭脳戦〜』
20年夏アニメ 『デカダンス』
20年秋アニメ 『安達としまむら』
21年冬アニメ 『ウマ娘 プリティーダービー Season 2』
21年春アニメ 『86-エイティシックス-』
21年夏アニメ 『かげきしょうじょ!!』
21年秋アニメ 『ブルーピリオド』
22年冬アニメ 『明日ちゃんのセーラー服』
22年春アニメ 『エスタブライフ グレイトエスケープ』
では個人的ベスト3発表です。
第3位
『サマータイムレンダ』
・公式ページ:https://summertime-anime.com/
・カクヨムでのジャンル:SF
・感想
夏でタイムリープするネタはもはや手垢がつくほどやりつくされたジャンルではあるが、でもやっぱ王道として面白い。サスペンスとしての展開のドキドキ感もいいし、途中からSFとしての強度も跳ね上がってSF好きとしても嬉しい設定の数々。というか最初はファンタジー的なタイムリープかと思いましたがちゃんとSFしているところは、近年のこういうタイムリープ系作品に見習ってもらいたいくらいですね。それくらいストレートにSFをやった素晴らしいアニメ。また少年漫画としての熱い展開もあり、というか後半とかは完全にバトルアニメになってた。中盤とかはホラーゲーム的な話もあったし、それこそ少年漫画的なコミカルなパートもあったしで、SFサスペンス以外でもいろんな楽しみ方ができる作品だったような気がします。最終回は最終回で驚くほどに綺麗にまとめて大団円でしたけど、でも個人的にはある種の夢オチに感じられ「さすがにちょっとキレイに終わらせ過ぎでは?」と思ってしまいましたが、この作品らしいとてもいい結末でしたね。やっぱ夏タイムリープは面白い。
第2位
『Engage Kiss』
・公式ページ:https://engage-kiss.com/
・カクヨムでのジャンル:現代ファンタジー
・感想
結構面白かった。ソシャゲが出る予定のアニメらしいですが、内容はむしろ往年のラノベアニメのよう。異世界ラノベが流行る前のドタバタアクションラノベの空気感があって、なんだか妙な懐かしさを感じた作品でしたね。しかもオリジナル作品なので、テレビシリーズのアニメとして1クールでうまいこと話をまとめているなど、とても見やすかった。個人的にはメインヒロインがヤンデレなのがお気に入り。ただこれに関しては話数を重ねるにつれてヤンデレシーンが少なくなっていき要素が薄れてしまったのが残念。せっかく女癖の悪いクズ主人公とヤンデレヒロインの組み合わせが噛み合っていただけに、もうちょっと主人公とヒロインの加減を整えてほしかった。とはいえハーレムラブコメとしての楽しみ方もできますし(この部分もラノベらしさがある)、サイエンス・ファンタジーとしての描き方もよかった。なんだか普通に続編とか出しても違和感がないくらいに世界観設定も本編のドラマ性も幅があったような気がしますね。密かに続報を期待。
そして栄えある
第1位
『リコリス・リコイル』
・公式ページ:https://lycoris-recoil.com/
・カクヨムでのジャンル:SF
・感想
美少女バディアクションもの。でも百合厨としては完全に百合アニメとして楽しんだ。いやまあーメインの美少女二人による日常シーンだけでも充分面白い。それに加えてメリハリのあるアクションシーンが加わっているので、全話通して見ていて飽きることがなかったですね。そういった美少女たちの日常とガンアクションのバランス。コメディとシリアスのバランスから、サブカル的な百合からガチBLのバランスなど、この作品の悪役の思想でもある「バランス」が意識されたいいストーリー構成でした。というかこの作品においては悪役や黒幕のキャラクター性が秀逸でして、そこも楽しめるポイントかと。それこそコミカルな美少女主人公たちとの「バランス」でもあるのでしょうね。まあ気になったところといえば世界観設定やストーリー展開に少々ガバガバな感じでして、正直に言えばパンツ回とかウ〇コパフェ回などといったバカ回の方が面白かった。でもこれってどちらかというと洋画的というか、さながらバカB級アクション映画らしさがあった。これも主人公が映画好きという属性を反映させている部分でもあり、演出としても映画的なところが多々見受けられた。そういう意味であればテレビアニメですけど、作品の見方としてまさに映画を視聴する感覚で楽しむべきかもしれませんね。B級映画をオタクコンテンツの文脈で描いたハイブリットな作品で、それこそ絶妙な「バランス」の作品であり、とてもいい出来のアニメだったと感じました。
さて、『サマータイムレンダ』『Engage Kiss』そして『リコリス・リコイル』と、3作品を選びました。
夏アニメを終えての感想ですが、今期は自分が個人的に多忙であったこともあって、視聴を続けられた本数は少なかった。というか今回のベスト3以外では『よふかしのうた』と、あとは『ラブライブ』くらいしか見てなく、そういう意味では5作品の中からベスト3を決めたかたちになる。まあとはいえ今まで惰性で見ていたようなアニメを今期では忙しさを理由に躊躇なく切ったので、最後まで視聴を続けられただけでも充分面白い作品ですし、何なら最後まで見たアニメ全部ベスト入りしてもいいかも。でもまあ、『よふかしのうた』は妙な文学性があって個人的にお気に入りですけど、ベスト3作品に比べてしまうと少々派手さは足りない感じですし、『ラブライブ』に至ってはまだ終わっていないこともあり、なんだかんだで納得のベスト3になった気がします。秋アニメはどうやらなろう系アニメが大量にあるそうなので、どうなんでしょう……まだまだ忙しさを理由に視聴リストラしそうかも。
といった感じで、2022年夏アニメのまとめ、個人的なベスト3でした。
ではまた2022年秋アニメでお会いしましょう。
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