【アニメ】2022年冬の新アニメ、第1話を視聴した感想 Part2

2022年1月11日






 一応おさらい。



 ここで感想を書くのは、事前情報ほぼなし、完全初見でクリーンな気持ちで見始めた作品に限ります。2期や3期などの続編もの、またはすでに原作の内容を知っているタイトルは除外します。




 あと、個人的な期待度みたいなものを表記していきます。


 ◎:期待(大)次週も楽しみな作品。

 〇:期待(並)とりあえず面白そうだから見続ける。

 △:期待(小)もしかしたら後々化けるかもしれないから様子見。

 ×:期待(無)多分2話は視聴しないと思われる。










『失格紋の最強賢者』


・公式ページ:https://shikkakumon.com/


・あらすじ

 12歳になった貴族の少年マティアスは魔法を学ぶため王都の学園の入学試験を受けに行く。道中で襲ってきたモンスターを簡単に退け、同じく試験を受けに来た少女ルリイとアルマのために常識離れの付与魔術を披露し、試験本番では圧倒的な力を見せつける。「失格紋」の持ち主でありながらここまでの実力を発揮する彼の正体は……。


・カクヨムでのジャンル:異世界ファンタジー


・感想

 典型的な俺TUEEEに出会ってすぐ惚れるチョロインなどなど、清々しいくらいにコテコテなテンプレートラノベといったところ。第一話としてはダイジェストと言っていいくらいの駆け足で話が進んでいくが、自分としてはテンポよく感じられました。この内容でじっくりやられても多分見ている途中で飽きると思うし。とはいえ自分の好みではないので、一話だけでもう充分。


・期待度:×








『その着せ替え人形は恋をする』


・公式ページ:https://bisquedoll-anime.com/


・あらすじ

 雛人形の頭師を目指す高校生・五条新菜。雛人形作りに一途な反面、好きなものが周りと合わず、中々クラスに馴染めずにいる。いつも輪の中心にいる人気者・喜多川海夢は、新菜にとってまるで別世界の住人。ある日、二人は掃除当番となり、ともに教室に残ることになるが……。


・カクヨムでのジャンル:ラブコメ


・感想

 結構面白かった。青春ラブコメではあるのですが、主人公が平凡な男子高校生ではなく一芸に秀でたキャラクター性であり、人物の性格の根拠であったり物語の掴みの部分であったりと、確かな説得力をもって動いているのに好感が持てる。まあ……変態だけどね。お相手のギャルヒロインも秀逸なキャラクター性で面白い。というか女の子の描き方が素晴らしい。ラッキースケベに関しても不自然なものではなくその服装故の自然さもあって、描写力としては今期一番かもしれない。今後のストーリー次第ではありますが、期待をもって視聴できそうなくらいいい第一話でした。


・期待度:〇









『明日ちゃんのセーラー服』


・公式ページ:https://akebi-chan.jp/


・あらすじ

 母親・ユワの母校である蠟梅学園中等部に入学が決まった明日小路。憧れのアイドル・福元幹がセーラー服を着ていた事から、いつか自分もセーラー服を着たいと夢見ていた。ユワが仕立てた真新しいセーラー服に袖を通し、ついにドキドキの入学式。「友達いっぱいできるかな」と、期待に胸を躍らせる小路だが、周りを見渡せばブレザーの生徒ばかり。学園指定の制服は、かつてのセーラー服からブレザーに変わっていたのだ……。


・カクヨムでのジャンル:現代ドラマ


・感想

 これはまた……すごいアニメが出てきたものだ……。話の内容は正直ツッコミどころ満載なんですが、作画が今期一番、もしかしたら近年でもトップクラスの変態作画でビックリした。しかもその変態作画で女子中学生を動かすだけの内容。いやー制作者サイドのセーラー服愛や女子中学生愛が感じられて恐ろしいわ……。というか変態過ぎるよ。完全に上級者向けのフェチ作品。これからも作画アニメとして期待したいですが、一方で作画にこだわり過ぎて万策尽きないか心配になりますね。いやすごい作画。


・期待度:〇









『怪人開発部の黒井津さん』


・公式ページ:https://kuroitsusan-anime.com/


・あらすじ

 悪の組織「アガスティア」に所属する怪人開発部の黒井津は上司の無茶振りにより、会議に提出する企画書が未完成のまま新怪人のプレゼンを行うことなる。黒井津は一筋縄ではいかない幹部たちに対して無事プレゼンを成功させ予算を勝ち取ることができるのか? 戦う相手はいまだ勝てたことの無いヒーロー「剣神ブレイダー」。果たして黒井津たちは徹夜の日々を乗り越えブレイダーを倒す怪人を作り出すことができるのだろうか。


・カクヨムでのジャンル:現代ファンタジー


・感想

 コンセプトとしてはヒーローもの(悪役サイド)によるお仕事系作品といったことろで、ネタとしては悪くはない。ないけど、前二作品の流れで見るとクオリティの差が気になる。いえ決して悪いわけではないのですけど、前二つが気合い入った作品なだけに低予算アニメぽい印象になってしまったのは残念。これはリアルタイムではなく録画したものを単体で見るべきかもしれない。内容としてはそこまで勢いのあるものではないですけど、女の子がいいおっぱいしているのと、総帥(?)のロリっ子がいいキャラしていて、キャラクター目的で見てもいいかもしれませんね。


・期待度:△









『錆色のアーマ』


・公式ページ:https://rustedarmors-anime.com/


・あらすじ

 時は戦国。山海の秘境、紀ノ國に暮らす孫一は鉄砲集団、雑賀衆の仲間たちと共に暮らしていた。気楽な傭兵稼業にうつつを抜かしていた孫一だったが、ある日、奇怪な鎧をまとった集団に雑賀の里を襲撃される。里と仲間を守るため必死に闘う孫一だが、数に圧倒され、為すすべもなく蹂躙されていく。孫一は敵将を討ちとり、戦を終わらせようとするが……。


・カクヨムでのジャンル:現代ファンタジー


・感想

 ヤベェよ……このアニメヤベェよ……。まさか『EX-ARMエクスアーム』や『テスラノート』並みの低クオリティアニメがまた出てくるとは……。メインキャラのCGの出来が酷すぎて、専門学校の学生でももうちょっとまともなCG作れるってくらいに酷い。そのくせモブキャラの2D作画はまともなので、メインキャラとモブが一緒に映っているシーンの違和感がハンパない。加えて声優の演技も下手で、CGの酷さもあって話に全然集中できない。これは実に香ばしいクソアニメですね。クソアニメ愛好家にとってはたまらない作品ですね。


・期待度:×(クソアニメとしては◎)









『薔薇王の葬列』


・公式ページ:https://baraou-anime.com/


・あらすじ

「悪魔の子」。母セシリーから疎まれ育ったヨーク家の三男・リチャードは、誰よりも父であるヨーク公爵リチャードを慕っていた。父はリチャ-ドに告げる。「私はこれからこの国に大嵐を呼び起こす。黄金の環を手に入れ、必ずや戻ってくるぞ」。それは白薔薇のヨーク家と赤薔薇のランカスター家が王座を巡って争う薔薇戦争の始まりだった。戦いの中、ランカスター勢に捕らえられたリチャードは、抜け出した森の中で羊飼いの青年と出会う。



・カクヨムでのジャンル:異世界ファンタジー、現代ファンタジー


・感想

 終始ポカーンとしてた。視聴後に調べたらシェイクスピアを原案にした漫画が原作のようだ。……シェイクスピアってこんなんだっけ? BLとは違うかもしれませんが、美少年系の作品。アニメとしての出来は素晴らしいけど、でも自分との相性はよくなさそうなので一話限りで。


・期待度:×









『フットサルボーイズ!!!!!』


・公式ページ:https://futsalboys.com/anime


・あらすじ

 フットサルが世界的にブームとなって十数年。U-18日本代表選手・天王寺刻成のプレーに惹き込まれ、「天王寺みたいな“すごい”選手になる」と決めた大和 晴。恒陽学園高校フットサル部へ入部し、新たな仲間たちとの新たな挑戦が幕を開ける。


・カクヨムでのジャンル:現代ドラマ、現代ファンタジー


・感想

 タイトルからしてフットサルを題材にしたスポーツものなんだろうなー、と思ったのですけど、冒頭でまさかの少林サッカーをやるとは……。で、少林サッカーのていで本編を見ると、まさかの普通にフットサルをやってる……。どっちやねん! まあ少々ツッコミどころというか、「細かいところは気にするな!」みたいなノリはありますけどね。自分としてはこれといって琴線に触れるものがなかったので、一話で充分です。


・期待度:×









 今回はここまで。土日分でした。


 次回も冬アニメ第一話の感想。第二週分になります。







  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る