【アニメ】2020年冬の新アニメ、第1話を視聴した感想 Part3

2020年1月11日




 冬の新アニメ第一話感想の第三弾です。


 一応おさらい



 ここで感想を書くのは、事前情報ほぼなし、完全初見でクリーンな気持ちで見始めた作品に限ります。2期や3期などの続編もの、またはすでに原作の内容を知っているタイトルは除外します。



 あと、個人的な期待度みたいなものを表記していきます。


 ◎:期待(大)次週も楽しみな作品。

 〇:期待(並)とりあえず面白そうだから見続ける。

 △:期待(小)もしかしたら後々化けるかもしれないから様子見。

 ×:期待(無)多分2話は視聴しないと思われる。










『ネコぱら』


・公式ページ:https://nekopara-anime.com/ja/


・あらすじ

 水無月嘉祥は実家を出て、人型ネコのショコラとバニラとパティスリ『ラ・ソレイユ』をオープンした。妹の時雨や二匹のお姉さんネコであるアズキ、メイプル、シナモン、ココナツも手伝いにきてくれ、楽しくもにぎやかな生活を送っていた。ある日、ショコラはおつかいの途中で見知らぬ仔ネコに出会う…。



・カクヨムでのジャンル:現代ファンタジー


・感想

 これは果たしてヒトなのかネコなのか……。人のように生活する猫、といった感じの猫擬人化アニメですかね。なんか近年ケモ耳アニメが増えたような気がします。内容としてはこれといってとくにありません。終始可愛さで押し切っており、見終わった後に振り返っても残るものが何もないくらい薄いですね。でもカワイイ! なんだろう……本編よりもとにかく女の子の可愛さを愛でるという点においては、PCゲームの『カスタムメイド』をプレイしている感覚になりました。あとなんとなく懐かしさを感じたといいますか、数年前のアニメにこういう可愛さのみに特化した作品が数多くあったような気がしまして、それらの作品を彷彿としました。一応可愛さ目当てにもうしばらく視聴してみますが、ストーリーはあまり期待しないことにします。


・期待度:△








『インフィニット・デンドログラム』


・公式ページ:https://dendro-anime.jp/


・あらすじ

 VRMMO<Infinite Dendrogram>がリリースされてから約1年半。大学受験を終えた椋鳥玲二は念願の<Infinite Dendrogram>をプレイする。レイ・スターリングとなり、兄シュウに会うためアルター王国にやってくると、突然クエストに巻き込まれて……!?



・カクヨムでのジャンル:現代ファンタジー


・感想

 これは感想難しいですね……。所謂VRMMOものですが……いろいろとツッコミたいですが、これゲームバランス崩壊してないですか? 『防振り』もゲームバランス崩壊していたけど、でもあっちはコメディ要素というか最早ネタとして扱っていたのでご都合でも許される感じはありましたけど、こっちは真面目にやってますからね……。うーむ。あとこれが一番気になったところなんですが、第一話を見ても何を目的にしている話なのかがわからなかったです。普通にゲームするお話ですかね? 本当にどう見ればいいのかわからない作品という印象を抱きました。VRMMOの金字塔である『SAO』とは違ってSF感もなくストーリー的な緊張感も薄めだったので、多分単純に自分の好みの作品ではなかったのだと思います。ハイ。


・期待度:×









『宝石商リチャード氏の謎鑑定』


・公式ページ:https://jeweler-richard.com/


・あらすじ

 笠場大学に通う大学二年生の中田正義(なかたせいぎ)は、ある日、酔っ払いに絡まれた外国人を助ける。ウェーブのかかった金色の髪、青い瞳、透き通った肌。淀みのない日本語を話すその人は、国内外に顧客をもつ敏腕宝石商・リチャードだった。「正義の味方さん」とリチャードに感謝された正義は、亡き祖母の形見、ピンク・サファイアの指輪の鑑別をリチャードに依頼する。やがてリチャードによって、指輪に秘められた謎が明らかになる……。



・カクヨムでのジャンル:ミステリー


・感想

 宝石からそれにまつわる謎を解き明かしていくライトミステリーといったところでしょうか。こうした「物」をきっかけに軽めのミステリーを展開させていくのは、たとえば「骨」の『櫻子さんの足下には死体が埋まっている』であったり、または「古本」の『ビブリア古書堂の事件手帖』だったりと、ライト文芸では割とメジャーなジャンルかと思いますし、この作品もその系統のものだと感じました。ただやはりこの手のジャンルはその特性上お話に派手さがなく、見応えという部分ではかなり控え目であると思います。このアニメも例に漏れず薄味気味ですが、ライトミステリー好きの方にとっては安定して視聴できる作品だと思いますね。決して悪い作品ではありませんが、個人的な好みの問題としてもういいかなって気がしました。今期放送される本数も多いことですし、絞らないと。


・期待度:×









『ソマリと森の神様』


・公式ページ:https://somali-anime.com/


・あらすじ

 異形との戦争に敗れた人間が姿を消した世界で、人間を探して旅をするゴーレムと人間の子供ソマリ。旅の途中で立ち寄る街の人々は、本来森から出ることのないゴーレムの来訪に驚く。一方、好奇心旺盛なソマリは新しい街に夢中になり、ゴーレムとはぐれてしまう。



・カクヨムでのジャンル:異世界ファンタジー


・感想

 世界観が思ったよりもハードでしたね。でもこういう重たい設定のファンタジーは嫌いじゃないです。作品の雰囲気だけならば『メイドインアビス』系のファンタジーに近いかもしれません。もしくはジブリ作品を重たくした感じかと。基本のコンセプトは異種族での父性ものといったところでしょうか。この感じは、昔読んだライトノベルの『ミミズクと夜の王』を彷彿とさせますね。こういった感動を誘うファンタジーは名作の予感をさせますが、一方で好奇心旺盛で手がかかる年頃の子供を受け入れられるかによって(子供嫌いの方にとっては「うぜぇ」と感じてしまうかと)作品の印象が変わってきてしまいそうではありますね。作画も素晴らしいので、映像作品として傑作になることを期待したいです。あと、ソマリはロリなの? それともショタなの? そこが一番気になります!


・期待度:〇









『うちタマ?! 〜うちのタマ知りませんか?〜』


・公式ページ:https://uchitama.com/


・あらすじ

 とある3丁目、岡本家のねこ・タマは個性豊かな仲間たちと平和な毎日を送っていた。ある日、昼寝から目を覚ましたタマは、通りかかった1匹の白ねこが気になり、思わず後を追ってしまう。タマを訪ねてきたいぬのポチも一緒に白ねこを追いかけるが…?



・カクヨムでのジャンル:現代ファンタジー


・感想

 なんだこれ? なんだこれ……(困惑)。えーと、『ネコぱら』かな? ついさっき見た『ネコぱら』をショタにした感じかな。でもこっちは……正直視聴がきつかったです。いや30分が長く感じられる第一話はありますけど、でも第一話から途中挫折したくなったアニメは久々でした。何と言いますか、基本は猫擬人化なんですけど、猫の足りない思考能力で普通に日常系をやっているので、見ているこっちの頭がおかしくなりそうでした。このアニメ、アカンわ……。ノイタミナどうした? ちょっとこれは……見なかったことにします。


・期待度:×









『推しが武道館いってくれたら死ぬ』


・公式ページ:https://oshibudo.com/


・あらすじ

 岡山で活動するアイドル『ChamJam』のメンバー・舞菜を強烈に推す女オタク・えりぴよ。バイト代の全てを貢ぎ、赤ジャージ着用でキンブレを振り続けるのは、全て推しの舞菜の尊さを全世界中に広めるため! しかし、当の舞菜はえりぴよに明らかな塩対応を繰り返していて…。



・カクヨムでのジャンル:恋愛?


・感想

 スゴイ新手の百合だ!(歓喜) オタク側から描いたアイドルものであり、アイドルオタクとしてやっていることが本気過ぎて相当危ないが、しかし主人公が女性なのでコメディとして割り切って見ることができますね。でも女性アイドルオタっているのだろうか? でもだらこそ、美少女アイドル×女性オタクの構図で百合化することができ、年の差百合や社会人百合などの要素が合わさってシチュエーションの意外さが面白かったです。このアニメは関東木曜深夜の中でも注目したいタイトルですね。……ところでコレ、男オタでやってみたけど予想以上にキモくてアウトだったから主人公を女性化した、という気配を感じるのは自分だけだろうか? いやでも残念な美人として面白いですけどね。


・期待度:〇









『地縛少年花子くん』


・公式ページ:https://www.tbs.co.jp/anime/hanakokun/


・あらすじ

 かもめ学園高等部1年生の八尋寧々は、学園に伝わるとある噂話を耳にする。大切なものと引き替えに願いを叶えてくれるという『トイレの花子さん』。どうしても叶えたい願いのある寧々は、旧校舎の女子トイレで花子さんを呼び出す。だが、現れたのは男の子の幽霊で!?



・カクヨムでのジャンル:恋愛orホラー


・感想

「トイレの花子さんが実は男の子!?」といった出オチ感のある作品ですが、でも出オチとしてはインパクトがないような……。コメディとしても若干滑っている感じが否めませんし、これはちょっと好みではないですね。感想が難しいです。一つだけ見所をあげるとすれば、花子くんがcv緒方恵美だったところです。花子くんの演技はサイコーでした。


・期待度:×








 今回は関東木曜日深夜放送分のまとめになりました。正直結構疲れた……。



 ですが、まだまだ新アニメは放送されます。というか本数が多い金曜日がノータッチです! 気合入れていくんで次回もよろしくです。



 というわけで、Part4に続きます。





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