【アニメ】『SSSS.GRIDMAN』好き勝手に考察。実は○○なんじゃね?(ネタバレ注意!)
2018年10月16日
今期も面白いアニメが多いですね~。今回はとくに興味深かった作品を取り上げます。それは……
『 ゾ ン ビ ラ ン ド サ ガ 』
違う。いや面白いという部分では違わないけど、今回は違います。
今回は『SSSS.GRIDMAN』の話です。
さて、『SSSS.GRIDMAN』は現在絶賛放送中で、テレビ放送ですと第2話まで放送されました。結構話題になっているそうで、注目度が上がっているアニメです。
この『SSSS.GRIDMAN』の原作は、1993年にテレビ放送された特撮作品『電光超人グリッドマン』なのですが、正直、『電光超人グリッドマン』という作品はまったく知りませんでした。前回の「【アニメ】2018年秋の新アニメ、第1話を視聴した感想 Part2」で感想を書く際に少し調べてはじめて知りました。普通にオリジナルアニメとして見てしまっていた……。
感想を書き終えたあと『電光超人グリッドマン』のWikipediaを読んでみました。……なるほど、原作のグリッドマンはつまり電脳世界で怪獣と戦うのかー。アニメ版は現実世界で怪獣と戦っているから、そのあたりの設定は大胆に変更したようですね……。
ということを思いながらテレビ放送の第2話を視聴。そしてニコニコ動画で第1話が無料配信されたので、おさらいとして再視聴。
ニコニコ動画 第1話無料配信
SSSS.GRIDMAN 第1話「覚・醒」
http://www.nicovideo.jp/watch/1539138964
ん?
んんん?
『電光超人グリッドマン』のWikipediaを読んだ後に『SSSS.GRIDMAN』を見ると、とある違和感を覚えるぞ!
というわけで、今回は『SSSS.GRIDMAN』の考察についてのお話。これからアニメを見るつもりでネタバレNGな方は読まないでください。また考察が見事的中して結果的にネタバレになってしまい嫌な気分になる方も読まないでください。まだ引き返せます。ブラウザバックを。
では本題を。アニメ『SSSS.GRIDMAN』ですが、このアニメの舞台って、現実世界ではなく『電光超人グリッドマン』みたいな電脳世界の話なのでは!?
『SSSS.GRIDMAN』の電脳世界説です。それでちょっとネットで調べてみたところ、やっぱりネットでも電脳世界説を唱えている方がいました。
今回は私が視聴した中で「もしや電脳世界なのでは?」と気がついたことを書いていきます。ちなみに原作『電光超人グリッドマン』の知識はWikipediaに書いてあることだけです。作品自体は未視聴です。
その1 グリッドマンの台詞
アニメ第1話の中盤頃に、グリッドマンが「この世界に危機が迫っている」という台詞がありましたが、この台詞こそ私が最初に抱いた違和感でした。
というのも、本来なら世界はたった一つしかありません。自分たちが暮らしている世界以外に並行世界や異世界があるとは、現実的には考えないと思います。なので普通なら「世界に危機が迫っている」で意味が通じます。
ですがあえて「この世界は~」と発言したのは、つまり世界は複数存在していて、世界と世界を区別するために便宜上「この世界~」と言ったのではないでしょうか? ちなみに第2話でも「この世界」と言っています。
そこにきて原作『電光超人グリッドマン』の電脳世界設定です。つまり複数ある世界とは、現実世界と電脳世界のことではないでしょうか。
その2 建物などがすぐ直る
アニメ第1話のラスト、怪獣との戦いで崩壊した街並みがなかったことにされていることに登場人物たちが気がつきます。そして第2話の前半で、主人公たち以外の人間に怪獣の記憶がないことが発覚します。怪獣による混乱もなかったことにされていました。
普通ならそんなことはあり得ません(フィクションだからという話ではないです)。建物が壊れたら壊れたままですし、怪獣が大暴れした記憶などそう簡単に忘れることはないです。しかし作中では、実際になかったことにされた。
では現実ではないのだとしたら、どうなるだろう?
原作の特撮作品『電光超人グリッドマン』では、コンピューターの中で怪獣と戦います。一方『SSSS.GRIDMAN』では現実世界で怪獣と戦っています。しかし、『SSSS.GRIDMAN』の世界が本当に現実なら、怪獣による混乱がなかったことにされた理由を説明することができません。むしろ『SSSS.GRIDMAN』の世界が電脳世界であるのなら、怪獣に関わる不思議も納得がいきます。所詮コンピューターの中の世界、復旧や修復したていで考えれば、都合よく建物が直ったり記憶が改竄されたりする現象に説明をつけることができるのです。
その3 主人公の記憶喪失
今作の主人公、
しかしこの記憶喪失も、そもそも存在そのものがいなかったのだとしたら、どうなるか? つまり裕太には過去がなく、目覚めたその瞬間から世界に存在するようになった、と。
ならば裕太は何者なのか? 考えられるとしたら
例えるならば、ゲームの主人公のような存在。ドラ〇エでもポケ〇ンでもなんでもいいですが、現実のプレイヤーが画面越しの操作キャラを動かすとする。では操作側にはゲームを始める前のゲームの記憶はあるのか、という話。当然ありません。ないからこそ、操作キャラクターを作っても過去の記憶を付け足すことは不可能です。突然その世界に現れた存在だからこそ、突然その世界に干渉したからこそ、以前の記憶がないのは当たり前だよね?ということなのではないでしょうか。
でもこの推測では、「じゃあ外部から裕太を動かしているのは誰?」という疑問を生み出してしまいますけどね。果たして現実世界での裕太なのか? それとも、それこそグリッドマンなのか? 謎です。
その4 髪の色とアカネの存在
主人公の裕太のクラスメイトを見ていくと、他のアニメであるようなとある特徴がないのです。それは髪の色。
よくアニメではキャラ分けの意味も含めて派手な髪色になることが多いです。しかしこのアニメの登場人物は、主に黒系(紺などの青系、色素の薄い緑系を含む)、黄系(金髪や脱色など)、茶系(茶髪、焦げ茶など)の3パターンに分類することができます。水色とかピンクとかのあからさまに派手な髪色は誰一人としていません。それこそ街の人ごみの中にいそうな髪の色です。
しかし例外がいます。それは主人公の裕太。赤! 真っ赤! 派手!
でもこの裕太の派手な髪色って、実は暗喩ではないでしょうか。つまり「その3」での違和感、裕太が他の人間とは違う特別な存在であることを示す伏線なのでは、と。
そしてもう一人例外がいます。それは髪色が薄紫の
アカネは第2話で怪獣を自作して、それを巨大化(?)させて街を、そして特定の人物を襲撃しています。
一方特撮作品『電光超人グリッドマン』にも、怪獣を作り出してコンピューターの中で実体化させている人物がいます。もし『電光超人グリッドマン』の設定を踏襲しているのであれば、アカネも裕太と同様、
……まあ髪色の話は、そもそもモブキャラだから地味な色なのかもしれませんがね。
という感じで、アニメ『SSSS.GRIDMAN』を視聴して抱いた違和感を並べてみました。これ全て「実は電脳世界での話」ということであればスッキリまとまってしまうと思うのですが、いかがでしょうか? 正直な話、よくわからん! 書いていても、不明な部分があって考察がまとまりません!
……いやまあ、そもそも、特撮の『電光超人グリッドマン』を実際に見たわけでもなく、Wikipediaの知識しかないので、果たしてこの考察に意味はあるのだろうかという疑問はありますけどね。
それこそ、「物語中毒者の戯言」として、変な人が変なことを言っている、ということにしてスルーしていただけると幸いです。
ただこういった考察って、放送中であるからこそ楽しめることだと思います。アニメの醍醐味ってやつです。
そして考察が合っていた場合は「やっぱりな(ドヤァ)」と言えますし、考察が外れていたとしても、予想を大きく外していく展開に夢中となるでしょう。作品の考察って、合っていても外れていても楽しいものだと思います。
というわけで、『SSSS.GRIDMAN』を好き勝手に考察してみました!
現在テレビ放送は第2話まで放送しています。ニコニコ動画でも……最新話無料とかやるのでしょうか? ちょっとよくわかりませんが、ニコ生でも見れるはずですので、是非ご覧ください。熱い青春特撮アニメ! 今期一押しアニメです。
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