第3話 『おばあちゃんと猫、夏を見てる』
さぁ行きましょう。
第三作目は、enaga先生作、『おばあちゃんと猫、夏を見てる』です。
猫視点から見た、猫とおばあちゃんの一抹の物語って感じですかね。
猫から見たおばあちゃんの様子が丁寧に描写されていて、とても状況が把握しやすかったです。
物語自体も中盤までのおばあちゃんとのほんわかな感じから、段々と涙を誘うような文体になってきていて、とても流れの良い小説のイメージがあります。
僕としては、おばあちゃんが先に亡くなってしまって猫がそれをどう見るか、という展開を予想していましたが・・・なるほど、こういう終わり方もアリですね。
・・・勉強になりました。
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