第2話 『スプリンクラー』

続いて第二作は、八ヶ岳南アルプス先生の『スプリンクラー』です。


いやぁ、自分が高校生だった時にも佐伯さんのような人がいましてね、その人を連想しながら読ませていただきました。


表では完璧そうに見える人だって、弱みといいますか、そういうちょっと自分が弱ってしまう所ってありますよね。

佐伯さんの場合はその非凡な運動神経から、周りに妬まれているというのがその弱みとなるわけですが、それをフォローする主人公が良かったですね。


最後の100m走の描写では、二人が走る姿が少しばかり恋人たちのように見えてしまいました。


是非この主人公にも全力疾走して欲しいですね。

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