憧れの先輩から『午前二時』のデートのお誘い。うら若き乙女なら心踊るシチュエーションです。
胸を高鳴らせ彼を待つ。
場所はいつものフミキリ。
そこに現れた先輩は、全裸。
もう一度言いましょうか。
そこに現れた先輩は、全裸。
全裸だったんです。
あ、でも靴は履いてましたよ。良かった!
良くないけど!!
でも、その全裸が気になるのは途中まで。読み進めていくと、彼が全裸であることなんて気にならなくなります。
こんな広い宇宙の下、美しい星空の下で、着てるとか着てないとか、もうそんなのどうだって良いじゃないですか。
全裸の先輩と天体観測をする、そんなストーリーでまさか泣かされるとは思いませんでした。