前のエピソード――判決は下る

ミキ「ねえ、秋津、これだけは確認しておきたいんだけど……」

ハヤト「何だよ、委員長？改まって」

ミキ「やっぱり秋津、小さい子が好きなの？」

ハヤト「どわーっと、何を急に、そんな……こと……」

ミキ「やっぱりそうなんだ、テルちゃんが反省会に来たときもおかしいと思ってたのよね。サイテー」

ハヤト「待ってください、誤解です、誤解ですよ！」

ミキ「２回同じ言い方繰り返す時って、人が嘘ついてるときなんだって……やっぱりいいい」

ハヤト「あーもうどうすればいいんだよおおおおおお」

ミコト「……ここは俺の出番じゃないか」

ハヤト「おおーミコト！本編に再登場で気合十分だな」

ミコト「あたぼうよ、俺はチョイキャラじゃねえ、意外に重要キャラだ！」

ハヤト「たのもしい……（ジブンカライッチャッタヨコイツ）」

ミキ「内海、何よ急に！（セッカクアキツトフタリッキリナノニ）」

ミコト「（委員長の耳元で囁く）ハヤトの奴、この前委員長のこと『私服結構可愛いんだよな』って言ってたぜ」

ミキ「……（ポッ）」

ミコト「俺が言いたいのはそれだけだ、アバヨ」

ハヤト「え？何？何した？ミコトおおおおおお？」

ミキ「（ハヤトの裾を引っ張りながらもじもじ）ごめん、秋津……私が間違ってた……」

ハヤト「あ、ああ、わかってくれて嬉しいけど……（ドウスレバイインダコレ、モーキニシナイデイクカ）……というわけで、今回はサクラの秘密が明かされた、なんと違法メイドロイドだったいう事実がわかったわけですが、違法なだけに、どうやら俺、無罪放免になるためには、働かないといけないらしいです。次回『ウィルスバスターズ』でお会いしましょう。……何させられるんだろう？乞うご期待！」