第6話
「アイリは帝国を追い返すと言うが君はこの組織に入った目的はなんだ?」
彼女はカップが空になるとリクにお代わりを淹れてと言う。
「聞いているのか?」
「理由でしょう淹れてくれたら言うわ」
リクはカップを受け取りお代わりを淹れると彼女はありがとうっと言う。
「そうね、この組織は共和国にいる科学者が創った組織なの小型兵器もその科学者が造った、そしてその科学者は私の祖父なの」
(アイリの祖父がこの組織を創り上げたのか)
「共和国にいる祖父が居るから帝国を追い返し小型兵器もその時に使うからテストも出来るそれが理由よ」
(だからアイリはこの組織に入ったのか、祖父が共和国に居るから)
以外と家族想いな所もあるんだなっとリクは思った。
「リクはどうする?組織に入る?それとも…、」
リクはカップが空になった底を見る。
「入る、そうじゃないと俺は帰れないだろう」
「じゃあ今日から私達のアイン・ラインの一員ねよろしくね、リク」
リクはカップの底を見るのをやめてアイリの顔を見る。
「今回出てきた魔獣がまた街を壊しに来ると思っている出来るだけ俺はこの街が被害が出ないように小型兵器で街を守りたい」
リクが話してる途中でドアが開く、入ってきたのは少しリク達より年上のお姉さんだった。
「アイリさん街に居た共和国兵帰っていきました今なら」
(この声って確かここの座標を教えてもらった声の人に似ている)
リクは突然入ってきた女性を確認すると、年上のお姉さんはこっちに手を差し伸べる
「初めまして私は通信士のクトリです、さっき隠せる場所を通信したの私ですよ」
「あの時は助かりました、クトリさん……あの何処かで会ったことないですか」
クトリは一瞬考え、思い出したのかあ、と言う
「あなたスペリオル学園のリク君ですね私、数学教えてる先生をやっているのですよ。いや~まさかリク君があの操作が効かないヴァリアブルを動かすなんて」
(操作が効かない?どういうことだ)
「あの機体はですね地下迷宮の奥にあったアーティファクトなんですよ解析魔法使っても、一体なんの為に造られたのか、いつの時代にあったのか…」
するとアイリは手を叩くこれ以上は聞いたらダメだったようだとリクは思った。
「クトリ、ベラベラしゃべらないで今日からリクは組織に入ったけどあまり情報ろうえいしないで私はリクを寮まで送るから引き続き共和国兵に動きがないかお願い」
「は、はい!失礼しました!!」
(クトリ先生がこの組織に入っていたのか後クトリ先生、天然かぁ)
アイリとリクは部屋から出る、また迷路のような通路を歩きしばらくすると。
アイリはドアの前に立つ。
「ここから出たら寮に繋がっているわ、それと判ってはいると思うけど。組織に入ったことは他の人には言わないことヴァリアブルの件についても」
「判っているのだがこの話しを聞いて信じてくれる奴はいないだろ」
リクは例え友人に組織が入ったと伝えてもバカにされるかもしくは夢か幻でも見たのではないのかっと言われるだけだろ。
ハッキリとは判らないが明日は多分また彼女に会うだろう。
そう思いながら扉を開けてリクは寮に帰る。
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