第2話

ヴァリアブル・オーガスは立ち上がると空を飛び街で暴れてる巨大魔獣の所に移動した。


「止まれ!止まれ!!」


まさかこんな事になるとは思ってもみなかったリクは混乱していた。ただひたすらここの操縦器を動かすが反応がない。


(あの時コクピットに乗らなければよかった!)


ヴァリアブル・オーガスの操縦が効かず飛んでる方向が街に移動してることはモニターで確認出来るが街には大型の魔獣が暴れている。


「このままじゃ魔獣にぶつかる!?操縦がクソぉおおお!!」


巨大魔獣は何かに気づき後ろを振り向くと機体とぶつかり巨大魔獣はバランスを崩し倒れる。


「くぅ!?」


リクは機体の中で頭をぶつける強い振動がきたが一瞬だけだった。機体が地面に着地したのだろう


「痛ぅ!?何がどうなっておぉ!?」


モニターに巨大魔獣がこっちに近づいてくるのが映っていた。


「このままだと巨大魔獣にやられる動け動け動け動けーーー!!」


巨大魔獣との距離がどんどん近くなっていく、リクは操縦を色々動かすが何も反応しなかった。


(もうダメなのかあぁこのまま巨大魔獣に踏まれて本当にこれで………終わりなのか)

「あなた!何してるのですかささっとその機体を動かしなさい!!」


何処からか声が聞こえてくる。


「その操縦機を握って魔力を流して動かすの早く!!」


「それがこの人型を動かせるということなのか、だが一体どうやって」

「操縦を握って魔力が機体を包みこむイメージするの」


包みこむイメージ。操縦を握ってさっきの声に言われた通りにやってみるしかなかった。


もう、巨大魔獣に破られるくらいならっとリクは包みこむイメージで操縦を握っているが反応がない


(駄目だ反応しない、頼む動け!俺はまだ……まだ……まだ!!!)


さっきまでもうダメだと諦めていたリクだったがまだ生き残る可能性があるのならっと奮闘する。


するとリクのコクピットの周りが光始めた。



小型兵器に魔法通信器で声をかける彼女の名はアイリ


巨大魔獣より少し離れた所の建物の屋上でリクに操縦のやり方を教えていた。



小型兵器に実験で取り付けた。魔力測定器を見る、今までに無いくらいの魔力が上昇していた。


「凄い魔力がどんどん上がっていくあのパイロットこんなに魔力を!」 


リクが乗るヴァリアブルに到着した巨大魔獣は

でかいトガケが二本足で歩く姿が大きくなったかのように見える魔獣の名はリザードっと呼ぶ

化物だった。


リザードはさっきぶつかった仕返しに脚を上げてヴァリアブルに踏みつける。


がリザードの脚は振り下ろす前に脚は無くなっていた。


リザードは痛みに咆える、何が起きたのか分からないほどだった。そして目の前に空を飛ぶ小型兵器ヴァリアブル・オーガスの姿があった。


「これが!ヴァリアブル・オーガスの力!?」


リクのコクピットは魔力の光に包まれリクはさっきまで操縦の仕方が分からなかったが頭にこの機体の操作がまるで昔から知っているかの様に記憶があった。


「なんだか知らないが次はこっちの番だ!!」



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