タグに入れるもの

 タグは、検索用のアイテムとしてのみ考えるか、同じタグからやってくる読者までを考えるかで、扱いが変わってくるところです。


最優先:コンテスト、自主企画で入れる必要があるもの

 わざわざ書くまでもなく、当然です。


優先順位1:サブジャンル、ジャンル

 複数のジャンルで迷った時の選ばなかったジャンルを始め、サブジャンルは入れておいた方がよいでしょう。分かりやすいですし。

 検索用のアイテムとして考えるのであれば、ジャンル自体を入れておいた方がよいと思います。キーワード検索で「ミステリー」とした場合、「ミステリー」ジャンルというだけでは、引っかかりませんから。


優先順位2:舞台

 例えば、単に「歴史・時代・伝奇」ではものすごく範囲が広いですから。「幕末」とかある程度範囲を絞って探したいので。ジャンルに「学園もの」がありませんので、そういうのもタグに入っていると、探す時に便利です。

 あとは、私みたいな地元大好きなのが、県名や地名で探したりもあるかと。

 タグを検索用のアイテムとしてのみ考えるのであれば、無理のない範囲で一つにまとめてしまうのも手です。何せ、タグは8つしか設定できませんから。「幕末」「長州」と二つのタグを使う代わりに「幕末・長州」にしてしまう。ただ、これをやってしまうと「幕末」タグからやってきてもらうというのができなくなります。


優先順位3:テンプレ系

 テンプレ要素があるのでしたら、入れておいて頂ければ。読みたい人はそれで探せばいいわけで、避けたいなら除外検索すればいいわけで。何もなければ分かりませんからね。

 個人的には、ちょっと詳しい方が嬉しいです。「転生」ではなく、「転生(異世界→現代)」みたいに。

 ただ「非○○」や「○○ではない」というテンプレ否定は、わざわざ除外しなければテンプレを探したい時に、一緒に引っかかってきてしまうので、そういう意味ではノイズになるかと。


優先順位4:要素色々

 自分が検索するのなら、どういう要素で検索したいかなというようなものを。

 「恋愛」でも「片思い」「ラブラブ」「三角関係」とか「BL(ボーイズラブ)」など色々ありますよね。「BL(ボーイズラブ)」の様にしてしまうのは、検索アイテムとしてみて、どっちで検索されても引っかかるように。

 特殊な要素でしたら、自主企画で特に要素を絞って募集されているものに当てはまれば、過去の自主企画であっても入れてみるとか。


優先順位5:参加自主企画名

 競作系で、その自主企画のために書いた作品であるなら特に。そうでなくても、ある程度絞って募集されている自主企画であれば、ちゃんとその自主企画に適合した作品ですアピールにもなりますし。これは、紹介文に入れる手もあるのですが。

 ただ、の文字まで入れてしまいますと、自主企画について語った作品を探したい時に、ノイズとして出てきます。


優先順位6:特におすすめしたい対象があれば

 何もなければ、一般(高校以上)向けだと感じています。小学校高学年向けなどあれば、入れておいた方がいいのではないでしょうか。

 その他、「隙間時間にサクサク」など。


わりとどうでもいいと思う:長さ系

 短編集の様な全体から見えない一話の長さが必要な物はまた別だと思いますが、人によって感覚が違いますし、文字数を区切って検索できますし。

 単に「短編」で検索したら、1,000文字無いものから30,000字オーバーまで出てきます。それなら、目当ての文字数で区切った方が効率的です。

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