ジャンルを考える

 自作の階層化に使用するなら、自分内できちんとジャンル分けの基準を設けておいた方が良さそうだ、ということで、ジャンル分けの基準を考えてみたいと思います。


 まず、できるだけ「その他」は避ける方針にしようと。これ自体が「その他」ですが、まあこれは「その他」ですよね。

 カクヨムのジャンル分けに従えば「これはどれになるのだろう?」という場面が出てきます。そういう時に、ついつい「その他」を選んでしまうので、それを避けるためにも。


 「その他」にしたくなるものは、例えば「江戸時代を舞台にした妖怪もの」です。大きなくくりで言えば、不思議な現象が起きる「ファンタジー」なのですが、カクヨムのファンタジーは「異世界ファンタジー」と「現代ファンタジー」です。

 「異世界」かと言われると、江戸時代の日本だから異世界ではありません。カクヨムの「現代ファンタジー」の説明には『現実世界に連なる世界観で展開される』とありますが、「現代」という表現が江戸時代の日本を舞台にしているので、どうしても違って見えてしまいます。

 では、「歴史・時代・伝奇」に入れるのかというと、よく知られた人物や事件に妖怪を絡めるのでしたら、それもありなのでしょうが、何か違うなと思ってしまいます。

 その様な感じで、ついつい「その他」を選んでしまいます。


 どれにも当てはまらない気がするのもあれば、複数に当てはまり、どれにしたらいいの? ってなる場合もあります。例えば「異世界を舞台にした謎解きで、探偵役と助手役が事件の解決を通して恋人になる」みたいな。

 謎解きだから「ミステリー」でもいけそうですし、探偵役と助手役の「恋愛」ものだとも言え、舞台が異世界でそれ特有の事象もあるから「異世界ファンタジー」だとも言える。難しいですね。



 毎回毎回悩めば、その度に判定結果が違ってしまう可能性が大いにあります。

 自分内でブレがでないように、考えていきたいと思います。


 最上位「ラブコメ」。恋愛要素があり、コメディーなら、他の要素は考えずにラブコメに。私が書くことはないでしょうが。


 次点「ホラー」「ミステリー」「恋愛」。このあたりに詰め込めそうなら入れる。競合する場合には、強い方。恋愛のエッセンスとして謎解きがあるなら「恋愛」。怖い体験が目的で、吊り橋効果でくっついてしまったら「ホラー」。

 私が書くものですと、ものすごく甘い判定になると思いますが、ここに入れられる物は、舞台設定にかかわらずに入れる方針で。


 その次「創作論・評論」「エッセイ・ノンフィクション」。ここまで残って、フィクションのお話でなければ、どちらかに。


 次「現代ファンタジー」「異世界ファンタジー」。ファンタジー要素があること。舞台が現代〜近未来・現代相当であれば「現代ファンタジー」に。それ以外は「異世界ファンタジー」に。


 最後「歴史・時代・伝奇」「SF」「現代ドラマ」。残った者を時代区分で分ける。第二次世界大戦以前の地球上のどこかなら「歴史・時代・伝奇」に。過去の何かが違った現代〜未来の世界が舞台なら「SF」に。どちらでもなければ「現代ドラマ」に。


 2018.8.19現在、全く手直しできておりませんが、個人的にこの方針で行こうかと思います。

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