ニールのメッセージ:あなたの真実は違いますか? 2021年11月27日

ニールのメッセージ:あなたの真実は違いますか? 2021年11月27日


┌----------


親愛なる友よ。


 何かを知っていることと受け入れることは、異なる2つのことです。私がこのことを知ったのは、探求を終えた(終えたと思った)ときでした。


 「探求」とは、前週のこの週報での議論を覚えていると思いますが、私が「聖なる体験」を生み出すためのツールその3です。


 今日は、ツールの4番目、「受け入れ Embracing」について説明します。これは、私は何者であり、神は何者であり、なぜ私たちはここにいるのか、といったすべてのことについて、新しい考えを真に受け入れることなのです。


 私は何年もかけて、さまざまな宗教、哲学、信念体系、悟りへの道、意識改革の方法、自己実現のテクニック、身体と精神と霊の統合トレーニング、自己成長のためのリトリート(心身の癒し)、あらゆる種類、形、サイズ、アプローチのプログラムやワークショップを見てきました。


 本を読み、講演を聞き、セミナーに参加し、火の中を歩いたり(そう、一度だけでなく二度も燃えている熱い石炭の床上を歩きました)、瞑想をし、10日間の液体浄化の断食をし、体を鍛え(まあ、少しは)、ある時は電柱の上に10日間夜通し座っていたこともありました。(これはスピリチュアルなトレーニングの一環ではなく、自分自身や自分の恐れと向き合うために私がこれまでに行ってきた、多くの奇妙で風変わりなことの一つに過ぎませんでした。)


 こういったことをすべて経験した後で、始めたときよりも、より大きな知識やより大きな気づきに近づいてはいないと、私は感じました。


 これらの活動がどれも価値のないものだったということではなく、それらが私に示すものを受け入れる準備ができていなかったということなのです。


 昔から言われている「生徒の準備ができたら、先生が現れる」という言葉は、逆に言えば、生徒に準備ができていないときには、世界中の先生がいても何の変化もないということです。


 それでも私は、後に「聖なる体験の10の道具」となる道具のうち、第1の道具を意識せずに手に取り、使っていました。私は「熱望」というエネルギーを使いました。実はこのエネルギーは、私が小さい頃から私の中にあったのです。両親から教わった「神」、「生命」、「人間」について、もっと知りたいと思っていました。


 しかし、後になって、私が理解していたことの多くは、実際には真実ではないことに気付きました。少なくとも、私にとってはそうではありませんでした。両親や子供の頃のお手本や先生にとってはそうだったかもしれませんが、私にとってはそうではありませんでした。これらの理解が客観的に正しいかどうかも分からなかったのです。ただ、それらが私の真実ではないことだけは分かっていました。


(ここでは、神や宗教、人生やその目的、そして他の人間についての子供時代の考え方について私は述べています。)


 不確かな地に立つのはとても怖いことでした。なぜなら、あなたがかつて真実だと思っていた考えを与えてくれた人たちは、あなたの人生において非常に高い権威を持っていたからです。その人たちの考えや真実を否定して、自分の考えを見つけようとしたら、その人たちを間違っているとしなければならないのです。


 私の素晴らしい師であるテリー・コール・ウィテカーは、何かについての新しい真実、自分だけの真実を受け入れることに対する、私の抵抗が何であるかを理解する手助けをしてくれました。


 「自分の中で真実だと分かっていることを受け入れるためには、誰かが 『間違っている』必要があるのでしょうか」と彼女は問いかけました。


 あるときは父でした。別のケースでは、それは母でした。また別のケースでは、子供の頃の大好きな先生でした。私は彼らを「間違っている」とするのではなく、彼らの真実を固く守り、彼らの物語にしがみついて、それを現実のものとしたのです。


 次週は、私がどのようにして母から聞いたことを「真実」に変え、それが30年間の私の人生を「動かした」のか、そしてこれがあなたにどのように起こり得るのかを見てみましょう。


抱擁と純愛を込めて。


ニール


└----------


----------

*〈伊能言天〉からのお願い:神・人生に関心のおありの方に、当ページを紹介いただけましたら嬉しく思います。→https://kakuyomu.jp/works/1177354054886666914

----------

----------

宣伝⇒姉妹作品「(^ω^)医者も人間ーなんちゃってブラックジャック」連載中 ----------

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る