060《資源は全人類の共有財産》

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 「新しい霊性」の時代には、天然資源は全員のものだという認識が確立するだろう。


 ある国やある個人が、所在地を理由に地球の天然資源を所有したり支配したりできると主張するなんてばかばかしい、と誰もが思うようになる。


 木々や鉱物、石油、水などの希少な資源は全人類の共有財産で、全人類が全人類の最高の利益のために活用すべきだ、と考えられるようになるだろう。


 《明日の神P329》(一部略)

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 『神との対話』には、新しい経済モデルについて書かれています。


 その3として、新しい時代には、「天然資源は全人類のもの」という認識が確立するだろうといっています。


 石油を例に取れば、20世紀初頭、中東に原油が発見されました。中東諸国はその原油を世界に販売して多大な利益を得、たちまち豊かな国となりました。


 他方日本など資源の乏しい国々は、原産国からの資源の輸入に依存しています。


 現代は石油などのエネルギー資源の争奪戦の時代といわれているのです。


 新しい時代の経済では、たまたまその場所にいるからといって、そこで取れる資源を自分たちだけで独占しようとせず、すべてのひとと分かち合うというのです。


 世界の環境にある資源はすべて、人類全員に平等に分配されるべきだというのです。


 この見解の根底には、「わたしたちはすべて一体だ」という『神との対話』が一貫して提起する、基本的な原理があるのです。




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*〈伊能言天〉からのお願い:神・人生に関心のおありの方に、当ページを紹介いただけましたら嬉しく思います。→https://kakuyomu.jp/works/1177354054886666914

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