050《赤ちゃんをつくるためだけにセックスするというのは幼稚だ》
┌----------
生殖は、人間の性体験の幸せな結果であって、事前にもくろむことではない。赤ちゃんをつくるためだけにセックスするというのは幼稚だ。
これ以上は子供はいらないというところでセックスをやめるべきだと考えるのは、幼稚どころかもっとひどい。人間の本性を踏みにじる考え方だ。
性的表現は、ひきつけあうという永遠のプロセスと、すべての生命を燃やすリズミカルなエネルギーの流れの当然の結果だ。
《神との対話2-P119》
└----------
一般のキリスト教では、セックスは、生殖を意図する場合のみに許されるとされています。極端な教義では、結婚した夫婦間でのセックスも、罪とされたことが過去にはあるのです。
『神との対話』では、セックスは「ひとつになりたい」という、生命の自然な欲求の表現であって、罪でも何でもないといっています。
相対的世界(物質的世界)では、相対するものは引きつけ合い、ひとつになろうとする性質があります。電気のプラスマイナス、磁石のN極S極などが、分かりやすい例でしょう。
ひとつになりたいという欲求の結果として新しい命が生まれるのであって、生殖を意図するからセックスをするのではありません。生殖を意図しなければセックスをしてはいけないということはないのです。
もし生殖のためだけにセックスをするというなら、今は、試験管内でも子供ができるようになっています。
食事を例えにすると、私たちは栄養を取るためだけに、食べているのではありません。おいしいという楽しみ、喜びのために、いろいろな料理を作って食べています。ただ栄養のためだけというなら、宇宙食のようなものでもこと足りるのです。
セックスも人生における体験の1つであり、セックスを通してさまざまな出来事を体験し、それによって無数にある神性の体験をしているのです。
----------
*〈伊能言天〉からのお願い:神・人生に関心のおありの方に、当ページを紹介いただけましたら嬉しく思います。→https://kakuyomu.jp/works/1177354054886666914
----------
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。