3) 神は礼拝してもらう必要などない

[5-(8)-3]《神は礼拝してもらう必要などない》


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 神が「求める」特別な礼拝の方法などはない。


 だいたい、神は礼拝してもらう必要などないのだ。


 至高の存在がそんなことを必要とするかな?そんな必要がある神とは、どんな神だろうね?


 あなたがたは、そこを真剣に考えてみるべきだよ。


 《新しき啓示P169》(一部省略)

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「明日の神」は、神を信じることを誰にも要求しない。


 《明日の神P429》

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 『神との対話』では、儀式的な礼拝は、神は全く望んでいないといっています。


 さらに「明日の神」は、神を信じることを誰にも要求しないとさえいっているのです。(『神との対話』シリーズの『明日の神』の中では、過去の宗教で語られる神を「昨日の神」と呼び、新しいバージョンの神を「明日の神」といっています)


 2)で述べたように、宗教が組織化されていくうちに、教理、しきたり、組織内の規約が交じりあって、教会では神の前にひざまずき、礼拝しなければならないという形式、儀式が生まれていったのです。


 神は魂と一体であるので、内なる奥深い心の世界では、人間はすでに神と通じているのです。ただ人間がそれを知らない、あるいは気付かないだけなのです。


 それを人間に目覚めさせるのが、宗教の第一の使命なのです。


 「人間は体験する神」といえるのですが、宗教は「そのようなことを言うのは神を冒涜するものだ」と非難します。人間が堕落して神から離れたために、神は人間と離別していると宗教は教えているのです。

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