(8) 宗教

┏━あらすじ━━


・組織的宗教(一般宗教)に頼らず、自分の内なる霊性(魂)に目を向けなさい。人間の魂と神は通じているから、心の奥深いところにある魂で神を訪ねれば、神を見いだすことができる。


・組織的宗教には限界があり、今の世界を進歩させるだけの力が無い。


・全ての組織がそうであるように、宗教組織も存続することを目指して、いろいろな仕組みを編み出す。例えば、キリスト教(カトリック)の司教・司祭(神父)などの位階制組織や、ミサ、献金、感謝祭やキリスト降誕祭(クリスマス)などの宗教儀式がそれに当たる。


・儀式的な礼拝は、神は全く望んでいない。神は魂と一体であるので、内なる心の世界では、人間は常に神と通じている。ただ人間がそれを知らない、気付かないだけなのだ。


・すべての宗教は、神に至る道を、それぞれの方法で示している。その道は数限りなくあり、どれもそのうちの1つで、より優れた道というものはない。


・神は、マスター(師)を通して、宗教や芸術、科学を通して、自然を通して、そして本人の魂の叫びを通して、あらゆるツールを利用して、絶えず人間に語りかけている。


・自分を「救世主」とか「真の親」とか名乗る者からは、逃げなさい。真のマスター(師)は、自分を崇めよとはいわず、多くの人々をマスターに育てる者だ。


・金銭目的で、霊的な事象と接触したいという人々の思いを利用する者には、振りまわされてはならない。


・魂は、人生での仕事を完了して来世に行くときは、新たな出発に喜んで個体を離れる。死を悼む必要はないし、悼んでほしいとも魂は思わない。


・自己の実現に主要な関心をもつ発達段階、これは非常に危険な時期だ。身体にかかわることはどうでもいいと感じてしまう。


・不相応な高レベルの真理探究にいたずらに時間を費やすのは、神性を体験するという貴重な人生を、無駄にしてしまう。


┗━━━━━━━

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る