5) 赤ちゃんをつくるためだけにセックスするというのは幼稚だ
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男性と女性は……かたちに現れた陰と陽だ。陰と陽のたくさんの物理的なかたちのひとつだ。
すべては、あなたが知っている生命を体験するために必要なのだ。
《神との対話2-P118 》
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生殖は、人間の性体験の幸せな結果であって、事前にもくろむことではない。赤ちゃんをつくるためだけにセックスするというのは幼稚だ。
《神との対話2-P119 》
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セックスは「出産システム」にすぎないのなら、もう必要はないだろう。
試験管のなかで生命の化学的要素を合体させることもできる。
《神との対話3-P191》(一部略)
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キリスト教では、セックスは、生殖を意図する場合のみに許されるとされています。極端な教義では、結婚した夫婦間でのセックスも、罪とされたことも過去にはあります。
『神との対話』では、セックスは「ひとつになりたい」という、生命の自然な欲求の表現であるとしています。
相対的世界(現実世界)では、相対するものは引きつけ合い、ひとつになろうとする性質があります。電気のプラスマイナス、磁石のN極S極などが、分かりやすい例でしょう。
ひとつになりたいという欲求の結果として新しい命が生まれるのであって、生殖を意図するからセックスをするのではありません。生殖を意図しなければセックスをしてはいけないということはないのです。
もし生殖のためだけにセックスをするというなら、今は、試験管内でも子供ができるようになっていると、神はいっています。
食事を例えにして考えてみると、それは理解できます。私たちは食物から栄養を取るためだけに、食べているのではありません。
おいしいという楽しみ、喜びのために、いろいろな料理を作って食べています。ただ栄養のためだけというなら、宇宙食のようなものでもこと足りるのです。
セックスも人生における体験の1つであり、セックスを通してさまざまな出来事を体験し、それに伴って神性を体験していくのです。
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