3章 人 生
┏━あらすじ━━
(1)人 生
・魂には無数の神性が、「概念としての知識」として与えられている。
・人生は、魂が宿った人間の行為を通して神性を体験し、「体験としての知識」に変えていくプロセスだ。
・魂が体験したいと望む神性を、人生の中で体験できるように、魂と神、そしてそのソウルメイト(魂の友達)が共同して出来事を用意する。
・パソコンのゲームを例にすると、ゲームの内容は、プログラムとしてCD-ROMの中にすでにすべて書き込まれている(これが、「概念としての知識」)。
・ゲームの進行中に、ゲーム上の主人公の行動パターンをその場面場面に選択、決定して、ゲームを進んでいく(これが、「体験としての知識」)。
・魂は、現実世界に生まれる時、前世の記憶を忘れるようになっている。
・過去の記憶を忘れることにより、新しい自己を創造していく。
(2)魂と精神
・人間は、魂-精神-身体の3層からなっている。
・魂はいつも神性を体験したいと望んでいる。
・魂が望む神性を体験できるように、神(と魂)は人生の出来事を用意する。
・出来事を用意する時、多くのソウルメイト(魂の友達)が協力してくれる。
・人生のその出来事に出会ったとき、精神は自分の価値観で価値あると判断されるものを選択する。
・魂レベルの意志と精神レベルの意志とは、必ずしも一致しないので、その人間からすれば、自分の意図に反した結果が現実には起きてくる。
・ところが魂のレベルでは、意図した通りの神性を体験し成長している。
・高次に進化したキリストや釈尊などのマスター(師)たちは、魂と精神の意図は一致しているため、現実に起こること全てを受容することが出来る。
(3)生と死
・魂-精神-身体が一体となった人間が、物質的世界(現実世界)で果たすべき課題が完了すると、物質的世界を離れて霊的世界に行く。
・「死」は、物質的世界(物理的世界)から霊的世界へ移行する通過点であって、「生」の終わりではない。
・輪廻転生によって霊的世界から物質的世界に移行する通過点が、「誕生」である。
・死について充分に知ったら、人生を充分に生きることができる。
・人間は、物質的世界でも霊的世界でも、形(エネルギーの振動数)は変わるが、魂-精神-身体の3要素からなっている。
・「死」の直後、あなたは最も愛情あふれる天使や道案内や、優しい霊に囲まれる。
・神への信仰の有無にかかわらず、すべての人間を神は迎える。
・「死」のプロセスは3段階からなる。
・第1段階で、自分は物質的な身体ではないことに気づき、第2段階で、死ぬ時に抱いていた信念を経験する。
・第3段階で、神と一体化して、終えたばかりの人生を、関わった全ての人間の視点で振り返る。
・そして神の「聖なる審問」を受ける。
・「聖なる審問」の時、霊的世界に進むか、今来た元の物質的世界に戻るかは、人間が自由に選択できる。
・霊的世界に進むという選択をして霊的世界に入った時、人間の「死」のプロセスが完了する。
・霊的世界の人間が、輪廻転生によって物質的世界に行く時にも、「聖なる審問」を受ける。
・霊的世界では、思いとその実現とに時間差が無く、思いが即実現する。
・物質的世界でしか、神性を体験的に知ることはできない。
・霊的世界の人間が、新たに神性を体験したいと希望すると、物質的世界に行く(輪廻転生)。
・「死」は自分のためにすることである。
・「死」は、人間(魂) と神の合意によってなされる。
・全てについての信念を明確にしておくことが重要である。
(4)前世・現世・来世と輪廻
・魂は、宿った人間の人生を通じて神性を体験する。
・神性には、無数といえる側面があるが、一生の中で体験できる側面には限りがある。
・魂は、その人間で体験しうる課題が現世で完了すると、身体から離れて(死)、霊的世界(来世)に行く。
・神性の異なる側面を体験したいと魂が意図したとき、再び現世に戻って、別の人間に宿る。
・因果応報といった懲罰的な意味合いでの「カルマの輪」はない。
・人生は何度でもある。
(5)堕落・原罪・地獄
・キリスト教では、人間始祖のアダム(男)とイヴ(女)が、神から「取って食べてはならない」と言われた善悪を知る木の実を、ヘビの誘惑によって食べるという罪を犯し堕落したため、それ以後の子孫は、生まれながらに原罪を負っている、と説いている。
・霊界には、天国と地獄の場所があり、その中間に、煉獄、リンボーがある。
・『神との対話』では、人間始祖が善悪を知る木の実を食べたということは、人間がその自由意志によって相対的世界の体験を始めた、という神の最初の祝福を表現し、人間始祖の堕落はなく、人間に原罪はない、としている。
・霊的世界には天国のみがあり、場所としての地獄はない。地獄は、低位の魂が自分自身で創り出し、経験するものだ。
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