7) 「明日の神」は神を信じることを誰にも要求しない

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 「明日の神」は何ものからも離れてはおらず、あらゆるところに存在し、 すべてのなかのすべて、アルファでありオメガ、はじまりであり終わり、かつてあり、いまあり、これからあるものすべての総和である。


 《明日の神P429》

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 『神との対話』シリーズに、『明日の神』( 2006年2月20日サンマーク出版)があります。


 その『明日の神』の末尾には、著者ニールが書いた「明日の神」についてのまとめが載っています。


 著書『明日の神』で定義している「明日の神」とは、過去に宗教などで語られてきた神(「昨日の神」と呼んでいます)に対比して、名付けられた呼称です。


 「明日の神」は、「昨日の神」と異なるものではなく、その表現の新しいバージョンだというのです。


 ニールがまとめた「明日の神」の概要を列記します。


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①「明日の神」は、神を信じることを誰にも要求しない。


② 「明日の神」には、ジェンダーも大きさもかたちも色も、個々の生きている存在がもっている資質はいっさいない。


③「明日の神」はつねに、すべてのひととともに語る。


④「明日の神」は何ものからも離れてはおらず、あらゆるところに存在し、 すべてのなかのすべて、アルファでありオメガ、はじまりであり終わり、かつてあり、いまあり、これからあるものすべての総和である。


⑤「明日の神」とは、単一の超弩級の存在ではなく、「生命」 というとてつもないプロセスである。


⑥「明日の神」は、つねに変化している 。


⑦「明日の神」には、 何も必要がない 。


⑧「明日の神」は、あなたがたに任えることを求めない。「明日の神」はすべての生命のしもべである。


⑨「明日の神」は無条件に愛する。裁かず、糾弾せず、罰しない。


《明日の神P429》


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