第2幕 機密襲撃

08 機密襲撃① 理工学研究所

 花凜ちゃんがデザートのゼリーを食べ終えた所を見計らって俺は立ち上がった。


「え?もう帰るの?」

「うん、もう遅い時間だしあまり長居しても悪いから」


 夕食を頂いて談話していたらもう夜の8時を過ぎていた。

 さすがに女性の御宅にこんな時間までいるのはイケない事だよな。

 だが姉の結奈さんから驚きの言葉が。


「泊まっていったら?部屋と布団の余裕あるわよ?」


 ぶほっ。

 落ち着け。


 年頃の女性からのお泊まりのお誘いは

 いかがわしく聞こえるかもしれないが

 ただの近所の男の子扱いをしているだけだ。


 だが帰ろうとする俺に対してエヴァは乗り気なようだ。

「うふふ、彼女たちに淋しい思いさせるの?お言葉に甘えれば?」


ベシっ。


「・・・・おまえも帰るぞ」

「えー」


 エヴァが泊まる事になったらもっとまずい気がした。


 未だにコイツが男なのか女なのか性別が判明しないが

 どっちだったとしてもイケる危ないやつに思えるからだ。

 もしくは勝手に彼女らに臨床試験を始めだしたらたまったもんじゃない。


 すぐに立ち去ろう。


 でも部屋の余りか・・・

 そういえば観咲家の両親を見かけたことがない。


 昨日も今日も女性ふたりだけでこの治安が狂いかけてる街に住んでいるのだ・・・。


 多くの世帯で入院か寝たきりの家族がいる。

 そして遺族となることも多い。


 今はまだ深くは聞かない。

 もう少し、この家族と深く関与できる資格を持ってからにしようと思っている。


「ということでご馳走さまでした。ホントに美味しかったし、なんか・・・楽しかったです。

 改めてありがとうございます」


 ペコリと頭を下げると

 観咲姉は少し膨れた顔をした


「そんな他人行儀なことはやめてほしいな」


 普段落ち着いている人が、少し無邪気な表情を見せる。

 その顔は大人びているにも関わらず可愛らしい表情をしていて、そのギャップについ笑ってしまった。


「はい、じゃあ・・・また来ます!」


「ええ、約束よ」


 エヴァの首根っこをつかみながら玄関で見送ってくれる姉妹に手を振る。



「イイ姉妹だねえ、団欒ってこんな感じなのかな。

 うふふ、家族みたいになるってこんな気分なんだろうね。

 だけどあの二人、この世界でこれからもやっていけるのかな~?」


 こいつも俺と一緒で家族なしの生い立ちのようだ。

 あの家はこの世界に似つかわしくない程に暖かくて優しい。

 だから俺はあの二人がこの先になにかの危機を迎えたとき、それを取り除ける人間にななりたいと思っている。


「エヴァ、異粒子エネルギー結合の仕組みの事をもっと詳しく教えろ」

「うふふ、どうしたの~?何か目的でも出来たかのような気の変わりようだね」


「俺はこの時代をキチンと生きる事にした。自身の変化と力の事を理解する事が一番生存率が高まると踏んだんだ。お前達の組織にとっては検体として俺には生きていて欲しいんだよな?」


「実験に協力するから情報をよこせって事だね?うん、いいよ」


 思いのほかあっさりと了承してきた。

 てっきり条件提示をしてくるかと思ったが・・・いや逆に面倒な展開になりそうだな。


「じゃあ明日君を僕らの研究施設へつれていってあげる。詳しい説明はそこでするね。」


 するとエヴァはその存在感を薄めながら離れていこうとしていた。

「おい、どうせまたヒョッコリ出てくるんだろうが連れていく時間は指定しておけ」

「うふふ、そうだねえ、じゃあ朝の9時って事でよろしく。じゃあね~」


 そのままエヴァは認識出来ない状態となり、姿を消していった。


 ・・・研究施設、か。

 身体検査や臨床実験あたりは覚悟しておくか。


 おそらくはあの治験を運営していた医療系企業かそのバックの関係会社あたりか。


 危険を伴いそうだが、のんびり構えるわけにもいかないので向こうの懐に飛び込んでみる事にする。



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 街灯が道を照らす橋を歩いてくと、スレ違う形で夜道にひとりで歩く制服を着た女子高生がきた。

 学校から帰ってきた、古雅崎こがさきだ。


 もう夜中の9時。女子が一人で歩く時間じゃないだろうに。


「・・・こんばんわ悠希君、また会ったわね。警察や学校への説明をしていたらこんな時間になってしまったわ」

「お・・・おぉ、お疲れ様」


 事情聴取で今の時間までかかっていたのか。

 本当にご苦労様だ。


「あなたの事・・・

 立場上、嘘をつく事ができないから黙秘をしておいたわ。

 ひとまず郷野君とあなたのふたりは調書の中でただの被害者として位置づけられている筈よ。

 有田君のご両親へは・・・ そうね、頃合いを見て話すつもり」


「それはいろいろと助かる。感謝するよ」


「エヴァさん・・・だっけ?

 あの人の言葉を信じるわけではないけど、私はあなたに敵と認識されるような事は今はなるべく避けておくわ。

 私にとっては生徒会よりも、一族への貢献の方が優先されるべき事なの」


 やけに本音を話すものだな。

 少し顔が疲れているようにも見える。


 せっかくの美人が台無しだ。

 まあ面倒ごとを押し付けた俺が言えた事じゃないか・・・・。


 すると目を細めて、視線を俺の後方側の遠くに投げた。


「あなた・・・つけられてるわね」


「ん?」


 また設定ごっこか?

 言い方がいちいち何かのセリフっぽいから痛い言葉で遊んでいるようにしか思えないが・・・。


「心あたりは?」


 エヴァか?あいつ消えたフリして付け回っているとか。

「エヴァの組織が俺を監視しているのかも」


「だとしたら昼間の学校から気づいてたわ、それはないと思う。

 放課後以降にはじまった尾行よ。」

「おまえそんな事も出来る設定なのか」


「設定じゃない、人の視線は違和感として感じ取れるものなのよ。

 そしてこれは害意が込められているわけではないけど・・・」


「人に恨まれる生き方はしてないからな・・・・そんなには」


「いえ、雇われの人間だとしたら害意がないのは当然よ。

 どうする?追い返す?それともアナタをうちで匿ってもいいわよ?

 広いから隠れるには良いだろうし」


 女子から宿泊を薦められたのは今日これで二回目だ。

 こちらもとても魅力的なお誘いだが・・・まだ俺には早い。。。。


「いや、そんなの撒けばいいだろ。ちょっと能力で試したい事もあったし」

「そう、大丈夫なのね。じゃあ一応連絡先教えるから困った事があったら呼んで頂戴」


 そういってメモを書いて手渡してくれた。


「どうしてそこまでしてくれるんだ?」


「言ったでしょ?あなたは私たち一族にとって利用価値があるかもしれないから。そこらの人間にやられないまでも、異生物とまた遭遇したりしたらタダじゃすまないでしょ?

 ・・・ホラ、あなたの連絡先も教えて」


 俺は携帯をポケットから取り出し連絡先を表示させて写させた。


「私がなんとかするような時は、郷野君のようにあなたの後頭部を打って血を頂く事になるけどね」

「血を抜く手段はもっと穏便な方法があるだろう!」


「ふふ、余裕があれば考えておくわ。じゃあ夜道には気を付けてね」


 そういってサッパリと去っていった。

 あの様子なら誰に襲われたって返り討ちにするんだろうな。


 なにせ異生物・麒麟ハイライズホースを仕留めたのは他でもない彼女なのだから。



 ・・・さて、俺の寂しいアドレス帳に思わぬ形で女子の連絡先が増えた。

 名前などのプロフィール入力は家でするとして、家路に向けて実験を始めてみよう。


 試すのは異粒子高エネルギー転換による基本スキル、身体強化だ。


 息を深く吸い込む。

 すると体内のマギオソーム器官が異粒子を吸収し燃焼を始める。

 この結合により産み出されたエネルギーが筋肉繊維に浸透すると瞬発力の向上が得られる。


 その場からダッと走り出す。

 すると原付バイクなら余裕で追い越すくらいのスピードを、運動不足の俺が出せた。


 100m、

 200m 、


 そして300m近く走った付近。

 どうやらガス欠になって速度が落ちた。


 俺はおそらく振り切ったであろう尾行のいた方角を振り向く。

 元から俺には何の気配も感じれなかったのでそのまま家路についた。



 少し整理しよう。

 昼間の麒麟討伐から半日。

 その間、自然に溜め込んだ異粒子のエネルギー、それとダッシュ直前で集中吸入した合計が250m走分のエネルギー量だ。


 全力疾走でなければ距離は伸ばせるし、

 逆に瞬発力に全振りすることで最高速度をさらに上げる事も出来るだろう。


 いや、それより・・・・


「やっぱり基本性能が上がってる」


 あきらかに昨日よりも持久力や最大出力が高まっていた。

 マギド細胞の定着率が進んでいるのはもちろんあるだろうが体感としてはそれ以上の成長補正の要因があると感じれる。


 可能性として上げられるのが麒麟の討伐。

 ゲームで言うなれば経験値取得によるレベルアップのようなものか。

 死に際に発していた粒子は、空気を通して俺の身体に定着してくる感触があった。


 おそらく異生物を討伐するほどに強くなる、もしそういう仕組みだとしたら・・・


 俺がやるべきことが絞れてきた気がする。


 明日エヴァの組織に聞くことが多くなってきたな。



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翌日の朝


 案の定エヴァは唐突に現れた。


 俺の部屋に直接、

 暑いか開けていたベランダの窓から・・・


「おはようユウキハルカ。この部屋は虚層塔がよく見えるね」



「おい・・・ここは、アパートの二階なのに・・・じゃなくてオマエはなぜチャイム鳴らしてドアから入らないんだ?」


 エヴァは一人暮らし用の小さなテーブルの前で勝手にお茶をすすって窓の外を眺めてくつろいでいた。

 ブラッドーマンデーの日から東京に突如現れた巨大異世界構造物、『虚層黒積体』。

 それは昼間にも関わらず光を一切反射しないため暗黒のオブジェクトとして俺の部屋からも異世界侵食を象徴している。


 寝ぼけた頭を覚醒ささるように目に手を当てながらベッドから起き上がる。


「ベランダ開けっ放しだったでしょ?起きてくるのを待ってドアから入るよりこっちの方が手っ取り早いいんだよね。

 さあそろそろ起きて準備をして」


 いろいろ常識がずれ過ぎて訂正する気も持てなかった。


「そもそも9時出発っていってなかったか?今まだ8時前だぞ」

「おめかしや朝ごはんに時間かかるだろうしこれくらいに起こしにこようと思って」


「起こしに来いとは頼んでないだろ!あとおれは女子じゃないんだから支度に一時間とかかからんわ」


 そういって顔を洗い寝癖を治したら朝食のバナナを食べて制服に着替えた。

 学校はサボることになるが平日だし午後から登校することにするかもしれないから鞄も持っていこう。


 ここまで準備時間でいったら10分かからなかった。


「わあ!はやーい。他の人はいつもあれこれいろんなことしてるのに~。ああ、君もしかしてズボラなんだね!」


「ちがう。支度の動きを最適化してるから早いんだ!」


 そう、決して髪型などに拘ってないわけではない。シンプルなだけなのだ。


「準備できたなら行こ~」


 そういって小さな身体をピョンピョンと弾ませて、またしてもベランダから外へ飛んでいった。

 ・・・アイツは猿か?


 俺は常識人としてドアから出て鍵をかけた。

 今となっては住人は少ないアパートだがなるべく一般人としてここでは普通に過ごしておこうと思っている。


 だがアパートの階段を降りる時に驚愕な状況になる予感がした。


 階段手すりの上からチラ見して見えるは高級車。

 なぜこんな貧乏アパートの裏通りにロールスロイスみたいな車が駐車されているんだ?


 車に詳しいわけではないが黒い車体から放たれる様相は絶対4ケタ万円する高い車だとわかった。

 それが閑静な細い裏路地で待機してたならばもう、違和感しかない。


「ここから車で三十分くらいだったかな。さあ乗って」


 おまえのかい!

 そして事もあろうにエヴァは運転席のドアに手をかけだした。


「まてまてまて!まさかとは思うが運転手はおまえなのか?」

「他に運転手、どこかに見える?」


「いやいやいや、オマエ未成年だろ?」

「こんな社会情勢で交通法守る必要なんてないよ。君はまだ旧時代の常識が抜けないんだね」


 旧時代?

 こいつらすでに半年前の世界をそんな表現で区別しているのか。


 いやそうじゃない、問題はそこじゃない。


「おまえの手足じゃハンドルとアクセルが届かないだろう」

「そんなに心配なら君が運転してもいいよ?」


 ・・・・・。

 出来れば任せたくないが・・・

 まあエヴァはここまで無事に来ていようだし大丈夫・・・だろう。


 ・・・いざとなったら身体強化で身を守ればいいか。



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 そして無事到着した。

 なんの事はない、高級感のある旧車だったが自動運転で走ってくれる新型であった。

 案の定エヴァは手足が届いてなかったし・・・。


 そんな事よりも次の問題は、車から降ろされた俺の目の前にそびえ立つ巨大ビルだ。


T - SERAティーセラ


 Torus - Science and Engineering Research Administration

 トーラス-サイエンスアンドエンジニアリングリサーチアドミニストレイションと石造りのオブジェクトに彫られていた。


 30階はあるビル全てのフロアがこの1社で使われている、いわゆる自社ビルだ。

 アメリカに本社を持ち、イギリスと中国にも支社を有する巨大企業。

 科学誌を愛読している自分にはよく知る研究機関だ・・・


 ずっと見上げて頭に血が上ったせいかクラっとしてきた。


「まさかオマエの組織って・・・・ココ?」

「うん、理工学研究の企業だよ。治験の時に説明されてた思うけど?」


「それは・・・てっきり薬品研究の協力会社程度だと思っていた」

「うちはちゃんと薬品開発部門を持っているからね。まずはそのあたりを案内するよ」



 フロアに入ると1階のエントランスは天井がとても高く吸い込まれてしまうようで、

 空間デザインのために配置された現代オブジェクトも洗練された感性が感じられるものだった。


 警備員が厳重に監視しているオフィスエリア入り口に向かう。

 社員証をつけているわけでもないのにエヴァは顔パスのようだ。

 というよりもセキュリティのドアもカードをかざさず自動で開いた。

 警備員に俺の事を指をさして一瞥しただけで俺も問題なく通れるようになった。


「次回からは君も顔パスだから」


 何回も来る事になるのであれば手間が省けて助かるが・・・・。

 なんだコイツ、実は偉いヤツなのか?


 地下9Fのボタンが押されたエレベータに乗ると個室で少し気まずい雰囲気になってしまったので話を振ってみる。


「俺は異粒子高エネルギー転換の効率的な向上手段の話を聞きにきただけなんだが?」


「それだけの話なら君の乱雑で狭い部屋の中で済ませられたけどね。

 でも君はどうせもっと知りたがるでしょ?」


 んー・・・まあそうかもしれないな。



 エレベーターのドアが開くと長い廊下の先にあきらかに質量的に厳重なドアが鎮座していた。


 確認するまでもなく、企業秘密エリアだ。WORINGとかCONFIDENTIALとかの注意書きが壁に示されている。

 外見は高層ビルだが、重要な施設は地下に埋められた構造になっている。


 ここはその中でも機密度の高いエリアのようだ。

 エヴァは指紋と網膜認証を行いドアを開けた。

 それに合わせて俺も入り歩きながら会話が続く。


「僕が携わっているのはいろいろあるんだけど、まず先に言っておくとね、

 遺伝子実験と異粒子適応細胞実験はアメリカ本社でやっているんだ。

 だからここで見せれるのは臨床実験で得られた結果と今後の展望についてだね」


「それで十分だ」


「けどその説明についても別に、賞味期限がいつなのかよくわからないお茶菓子を置いている君の家でも出来るんだ」


「さっきから不必要な言葉で俺の部屋をディスるのはどうでもいいが、じゃあなんでわざわざここに連れてきたんだ?」


「別次元からの浸食を受けているこの状況を僕らは異化世界と呼んでいるんだけど、この現世で起きている事の本質を君に理解してもらって、僕らの目的に賛同してもらいたいと思っているんだ」


「教えてくれるなら俺は興味があるし構わないが、そんなの重要な機密事項だろう。適応者にはみんなそんな扱いをしているのか?」


「いや、少なくとも郷野剛士は知能的に対象外かな」

「それは同意だが・・・じゃあ秘密保持契約が必要だよな」


「僕の権限でそれはスキップ。君はすでに情報を不用意に漏らす事があった時は命を持って償う事になっているから」


「・・・定期的な薬剤投与が俺の体を維持するための必要処置で情報漏洩時はそれをストップする、という事か?」


「その通り!うふふ、君の推理力は中々だね~」

「郷野に流した情報を俺が得ている事を知っててオマエは話をしているだろうが」


「そう推測出来る事も含めて君にはやっぱり深く知っていって欲しいと思っているんだよね~」


 エヴァは二つ目のセキュリティドアを開けた。

 これまでは研究員らしき人がドアの小窓から見えていたがここからは無人状態だった。


「今日は君が来るから人払いしているんだけど、それでもここに入れるのは限られた人だけなんだ。」


 通路を歩きT字路を右に曲がってしばらく先の突き当りに、研究機材で囲われたガラス張りのカプセルがあった。


「ホークス=シノミヤの定期声明文の事は知っているね?」

「事象予言の事だよな。第四までSNSで拡散されてるから知っている。」


「実は第五の事象が既に3か月前に発せられているんだ。」

「隠蔽か? いったいなぜ? 誰が・・・」


 いや、『誰が』じゃない。

 『誰でも』隠蔽するんだ。


 ホークスと思想を違える者、パニックを鎮静化しようとする者、誰でもだ。


 ここで重要なのはその隠蔽は個人では不可能である事。

 声名媒体の大元による情報操作か、国家級の権力を持つ者か。

 そしてエヴァのような理工企業には明かされている事を考えれば


「政府、およびその軍事関係あたりか」

「そう、この情報は国家関係にひどく影響してしまう内容で、新しい世界問題にもつながっているんだ」


 研究機材に近づくとそこには一本の細長い杖のようなものが液体で満たされたガラス張りの中に設置されていた。


 金色に輝くそれはコードが繋がれていても、まるでショーケースに飾られた美術品と思える程の美しさを持っていた。



「第五の事象 エレメンタルアーツだよ」






 

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