第17話 シエンディアーズ・レンジャーズ

ところで、みなさんはナポレオンの百日天下というのをご存知だろうか?

 軽くおさらいしようか。

 西暦一八一四年、ナポレオンは第六次対仏大同盟に屈し、フォンテーヌブロー条約を結ばされ、退位させられて、エルバ島へと島流しにされた。

 しかし、彼女はそこで終わるような人物ではない。彼女はその後一年も満たぬ内に島を脱出、パリを目指し進軍した。また、途中で遭遇した自身の討伐隊さえも、その類稀なるカリスマによって自軍に引き込んだという。

 そうしてルイ十八世を追い出し、ナポレオンは再び仏国皇帝に返り咲く。

 だが、その栄光は長くは続かなかった。

 第七次対仏大同盟との戦闘、特にワーテルローにおけるウェリントンへの敗北により、わずか百日足らずで彼女は退位することとなってしまう。


 以上が百日天下の概説である。

 そして、ウルティオがストラージャとして纏っていたナポレオンは、当然この逸話にまつわる不過業『百日天下』を有していたそうだ。

 その超常は、致死状態からの一度きりの復活……であるとウルティオは言う。

 事実、ウルティオの傷跡は全て塞がり、彼女は完全に生き返っていた。さすがは大帝ナポレオン、なんと強力な不過業なのだろう。

 だが、はたしてそれで終わらせていいのだろうか? 百日天下のエピソードは、結局のところ失敗で終わる。なんだか俺には不吉な予感がしてならなかった。


「裁駕ぁどうしたの、そんな不安な顔して?」

 そんな風に考え込む俺に対して、意識を取り戻したヘリオガバルスはそう言って俺の顔を覗き込んできた。傷だらけのあどけない童顔がこちらへ近付いてくる。

「いや、なんでもない」

「そっか、えへへ」

 とりあえず、今は治療用概符で彼の傷へ回復魔術を行使している。

 俺もその程度の術式を使える程度には回復していたのだ。しょうこのおかげで。

「もっと気の利いた言葉を与えられぬのかお前は。全く、怪我人の前で辛気臭い面を見せるだけでも失態だというに」

 そんなことを言いながらもウルティオは俺の横に座り、ヘリオガバルスの治療を手伝ってくれていた。

「お二人共、少し距離が近すぎではありませんか……? サイ様と!」

 そう言って迫真の睨みつけを決めているのはしょうこだ。

 さっきまでは死体をずっと包丁で刺しつずけるくらいにはおかしくなっていた彼女だったが、元に戻ってからは俺の傷を不過業『投愛得瓊』で回復してくれた。そのおかげで魔力も傷も大分元通り。その不過業の発動条件を満たす為、彼女に「アイシテイマス……」と熱のこもった目と声で言われながら彼女の血を飲まされるとかいうかなりアブノーマルなプレイを他の三人の衆目の下でやらされる羽目にはなったが。

 まあ、ちょっとというかかなり貴重且つしたくない体験をさせられてしまったが、しょうこには感謝している。正直俺も結構死にかけてたからな。

 ちなみに今彼女は、俺の方を見つめうっとりしている。

 返り血で真っ赤になった服と体、真横には同じく真っ赤な人斬包丁を置いた彼女にされるこの視線の恐怖たるや。いくら美人でも恐れが勝る。誰か助けて。

「まあ、いいんじゃね? 軍師様がヒッキーしてるだけー」

 なっちゃんが軍師様と呼ぶその人物こそは、我が恋人の役を持ちしストラージャである。色々あって本来は軍師の役を与えられる筈が恋人の役に収まってしまった為に、なっちゃんは悪意を込めてその人物の事を軍師様と呼んでいる。

「誰でしょう……。そんな方、存じ上げませんが……?」

 面識はあるはずなんだが、彼女の脳は都合の悪いことを忘れるように出来ているらしい。

「人が嫌がる呼び方しながら、別の火種を生むのは止めろ……。この確信犯」

「……?」

 ウルティオは当たり前だが話についていけずきょとんとしている。

「確かに! 裁駕ぁ、そういえばまたあのこ呼んでないんだね、あはは!」

「いやあいつは人見知りだし、最後の切り札みたいなもんだから……。それに、偏屈だし」

 実際奥の手を今回使わずに済んだのはでかい。情報は戦局を大きく左右するからな。

「本音がもれてるよー、裁駕ぁ。今度呼んだ時またねちねち言われるちゃうぞー。ボクしーらない」

 その様が容易に想像できた俺は、思わずげんなりした。

「勘弁してくれ」

 こんなようにして俺達は次の戦いまでの僅かな時間、英気を養っていた。

 すると、なっちゃんが急に珍しく真剣な声になって言う。

「……それよりさ、みんな、ごめんね?」

「なにがだ?」

「うちはさ、ヘリちゃんとは違って、戦なら勝てる戦しかしないってこと。今回も相手が決定的な隙を見せるまでずっと遠くにいた。アンタらが傷つけられるてるってのは知ってたのにさ」

 なっちゃんはおそらくいつでも俺達の戦いに加勢できたが、その一番良いタイミングを見極める為に俺達が傷つくのを安全圏からずっと黙って見ていたのを謝っているのだろう。

 だが、ともすればその情が薄いともとられかねんその冷酷な判断こそが、勝利を掴んだのだ。俺達が彼女をどうして責められよう。

「いーよそんなの。ボク達は勝てたんだから」

「ああ、俺もそれを承知で作戦を立ててた、それを言うなら俺も同罪だぜ?」

「………………はー、なんだよ、もう! オマエら優しいかよー? でも……ありがと」

 なっちゃんは目線を横にそらしながら、照れるようにそう言った。

 それを見たウルティオが高慢に笑う。

「ふっ、それを言うならまず私に謝って欲しいものだな。私はお前達と違い、一度死んだようなものなのだから」

 それを聞いたなっちゃんは、まるでいいおもちゃを見つけた子供かのような目つきになり、彼女に向かって飛びかかった。

「おー、ウルちゃんかまちょー? いいよー、はーい、かわいいねー? うりうりー」

 なっちゃんにあちこちまさぐられ、もてあそばれたウルティオが、戸惑ったような声を上げる。

「きさ、ま! おい! やめろ! 馴れ馴れしい、はなせ! あ、こらっ」

 そんなドタバタ劇をながめながら、うーんまだところどころ痛む箇所があるなあなどと思っていると、やや興奮気味の同僚の声が通信用概符から吐き出された。

(裁駕クン、裁駕クン!)

「ああ、なんだ? もうここら一体は大丈夫なんじゃなかったのか?」

 戦闘後の彼女の話では、現在謎の中性的殺人鬼の群れは様々な機関によって討伐及び足止めがなされている為、傷が治るまでは休んでいても大丈夫だということだったはず。

(ええ、一般市民はもう問題ないでしょうね。わかってるだけでも不磨の法典に国民軍東部方面隊第一・第十二師団、神郡検非違使、紫微鎮台、六波羅、断罪十一章。それに我等が治安維持局の総員が鎮圧に当たってる。モニーターしてるけど概ねこっちが優勢よ。だから傷ついた裁駕クン達にはもうちょっとだけ休んでいてもらうつもりだった。でも、)

「でも、なんだ?」

(さっき七世カエサルって名乗った奴の言葉がどーも気にかかるのよねえ。あの畜生が最後に言ってた故人の名前、全然デタラメなんかじゃなくって、ホントに呼びだされてるのよ、今。織田信長、ナポレオン、ヘリオガバルスは言うまでもないでしょ。で、蘇我馬子、クロムウェル、項羽、ラヴァイヤック、源義経、ジュスト、サンソン、ペロフスカヤ、フェリペ4世、足利義満、ホノリウス、だっけ? これ全部)

「それがどうかしたのか?」

(いやあ、これは憶測なんだけどお。裁駕クンあなた、最初さっきの敵が「来た見た勝った」って言った時、こいつはカエサルのストラージャなのか、とか一瞬思ったでしょ?)

「まあ、そりゃあ誰だってそう思うだろ」

 結局奴はカエサルと名乗りこそすれ、ストラージャではなかったわけだが。

(で、だからこそヘリオガバルスちゃんを呼んだ)

「ああ。ヘリオガバルスといえば羅馬皇帝でありながらその権威を地に落とした愚帝であるとされている。だったら、羅馬帝政の基礎をつくったカエサルには相性がいいんじゃねえかと判断したからな」

(うんうん。まあそれが有効だったかどうかは置いておいてぇ、逆にこうは考えられない? 敵はヘリオガバルスを誘き出すために、カエサルとして裁駕クンの前に現れたんだと)

「つまり俺は奴への対抗策としてヘリオガバルスを呼び出したつもりだったが、実はその逆で、相手にとってはヘリオガバルスを呼び出させることこそが目的だったと?」

(ええ、そうなんじゃないかと私は思う。さっきの戦闘や他所で行われてる戦闘における敵集団の発言や行動、そしてウルティオちゃんがくれた情報をまとめると、奴等の目的はこの私達の世界にある優秀或いは中性的人間の遺伝子及び、大アルカナの奪取だと推測できるわ。また、奴等はそれを因子と呼んでいるということも)

 その理論でいくと、俺はなぜか奴らからマークされてたってことになるんだよなあ。

「それで?」

(もう、話は最後まで聞きなさい? せっかちなんだからぁ。……で、奴等はなぜか私達のいるこの世界の住人ではないにもかかわらず、この世界についてよく知ってる。これは本日決行された襲撃の前々から、斥候をこの世界へと放っていたためだと思われるわ。その被害が近日顕著になっていた愉快殺人犯でしょうね)

「……」

 そんな結末だったのかよ。ここんとこの連続夜勤の原因がそんなとこにあったとは……。

(それで……、本題はここからよ。だから、奴等はおそらくこの倭国において究極至高の力を誇る存在を事前に知り得ていたと考えられる。今回の強襲の最大の関門を)

 つまりそれは、上帝のことだろう。

「だったら、なんでやってきた! 御上に勝てる奴なんかいねえだろ」

(そりゃあ、対策してきたからでしょうね)

「はあ? 何を言ってんだお前? 上帝はちょっと対策したくらいで倒せる相手じゃねえだろ。少なくとも二百年以上存命で、世界大戦の時も国土を唯一人で守り抜いたっていう化物だぞ?」

 何を学校のテストみたいに言ってくれやがるこいつは。

 と、憤っていると、突然クレアは訳の分からないことを聞いてきた。

(ところで裁駕クンは、上帝がどうして人外の神の力を行使できるか知ってる?)

「なんだその質問は? そんなの上帝だからに決まってんだろ」

(ううん、違うわ。残念ながらそうじゃない。上帝は、元々はただの人間よ)

「なに言ってんだお前? ただの人間が二百年も生きられるわけねーだろ」

(ところが、どっこい生きられちゃうのよねぇ。上帝はただの人間だった。だけど、ただの人間とは違う所が一つだけあった。それは、上帝という身分に生まれたこと。天下にただ一人しか君臨し得ない偉大なる神権の代行者。最強の霊能力を持つ絶対無比の法皇。一億の国民がそう思い込み信奉し、その存在は国外でも認知される程の畏怖を集めている。その人々の想いの力が彼女を唯の人間ではなくならせた。誰もに神であると信じ込まれ、神であれと願われた彼女は、本当に神になってしまったのよ。そう、まるでストラージャの如くね。大きすぎる想いは、力となり具現する。彼女はそうして現人神へと上り詰めた。地に墜ちた威信を人民の心の中に再び取り戻した光制の革命が起きてから、ずっと)

「……」

 それは考えたことがなかったが、確かにありうる可能性だった。呪術に近いその形式によって成り立っているストラージャと上帝の仕組みの酷似。盲点だった。もし、その仮説が正しいのなら、皇帝はまさに生きながらにしてストラージャよりも強くその身に人々の幻想を纏った現人神と呼べるだろう。まさしく、生きる伝説だ。

(まあ、あなたみたいな信者には辛い話よね。ごねんねぇ。……それで、なんでそんな話をしたかという事なんだけど、ここでやっとこささっきの十世カエサルが羅列してたストラージャの話に繋がるわ。あれってぇ、実はそのどれもが例外なく生前に王族や皇族、法王等に対してマイナスの行為を働いたとされる人物なのよねー。それは殺害だったり、恥ずかしめを与えたとかだったり、権威を地に墜としたとか色々だけど、まあつまり、彼女達は権威あるものに対して強力な優位性を持ち、その権威の破壊の象徴でもあるわけよ。さて、質問です。そんな彼女達が一斉にこの天神町に出現したらどうなるでしょーうか?)

「それは……!」

 人々の無数の想いという強力な力を媒介にして行われた呪術的上帝崇拝。

 しかし、それと全く逆のベクトルを持った呪術の塊をぶつけたらそれはどうなるか。

 考えるまでもない、それは中和し霧散する。上帝はただの人に立ち代る。

(しかも、上帝の力を支える信奉者達である臣民は奴らによって殺されて、その数をどんどん減らしていく。それだけじゃない、その恐ろしい風景を見た人は思うでしょうね、「ああ、上帝は私を見捨てた。彼女は神ではなかったのか……」って。そしたら、上帝を支えていた力は弱まり、上帝を蝕む力だけが増えていく)

 それは、恐ろしい程に矛盾がなく、全てを説明できてしまう完璧な理論。

 けれど、やっぱり俺は信じられず、だから俺は、とりあえず否定の言葉を口に出した。

「……だが、それはあくまで状況証拠に過ぎないぞ」

(そうね。私もそう思うわ。でもね、じゃあどうして天叢雲劍は振るわれていないの?)

「なっ……」

 体に電撃が走るようだった。

 そうだ。もし国土にいくら敵が入り込もうと、上帝であれば神に代行してその神器を用い、全ての敵を焼き払うことが可能なはずだ。

 それが行われていないということは、つまり……?

(まあ、今のは全部推測よ。確証が無い。第一手がかりの一つがあーんな胡散臭いやつの死に際の一言っていうのがもうっ最悪。……でも、無いとも言い切れない。だから帝宮に遠見術式でも打ち込んでやろうかしらとも思ったけど流石に防御が固いし、色々バレたらまずいしねえ。他にアテもいないし。その点裁駕クンなら上帝の妾なんだからお粗相してもなんとかなるでしょ。てなわけで帝宮に様子見に行ってきてくれる? 信長ちゃんの不過業の転移、あれまだ一回だけ使えたわよね?)

 確かに、あと一回だけなら、なっちゃんの不過業によってどこへでも飛ぶことが出来る。

 俺は覚悟を決めた。。

「ああ、そうだな。了解した。まだその推測が正しいかは不明だが、万が一ということもあるかもしれない。それと次妾とか言ったら殴るからな。で、なっちゃんいけるか?」

「オーライ、まかせな、どんとこい! 余裕のよっちゃんですよー?」

 すると、突然思わぬ声が上がる。

「待て、私も連れていけ」

「まてまて、お前は関係ないだろ」

「いや、この七日間貴様からこの世界の歴史を学んでおきながら、私の国には王が居なかった為にその可能性に気付く事ができなかった。本来ならば最も奴等について知っている私が真っ先に察知すべき情報であるにもかかわらず。おそらくだが、その彼女の推測は正しい。済まないがこの私の不徳を償わせてくれないか」

 その赤い瞳は、とても真剣に燃えていた。

「……」

 思わずその熱意に圧倒されてしまう。

 だが、もしクレアの推測があたっていた場合、またもウルティオを危険な目に合わせてしまうかもしれない。

 よって、俺は対話をしたらそのままの勢いで着いて来てしまいそうなウルティオを無視して、 なっちゃんに無言で合図を送り、二人で勝手に行ってしまおうと思ったのだが……。

「時は一刻を争う、早くしろ」

 そう言って彼女は、俺の胸ぐらを掴もうと手を伸ばしてきた。

「ちっ、いくぞなっちゃん!」

 彼女に捕まる前にここを出なくては。

 俺はそう思い、なっちゃんに声をかけようとするも……。

「おっけー、じゃーうちにつかまって!」

「ワタシも御一緒致します……」

「もちろんボクもいくよー!」

 残りの二人まで着いてくると言い出す始末。

「ふっ。お前達は戦地に赴くというに随分と賑やかだな」

 いや、なんでお前はそんな和んでんだ。

「おい、ふざけるな! お前ら離れろ!」

 このままでは全員が帝宮へと転移してしまう。

 さっきヘリオガバルスとウルティオに大怪我をさせてしまった手前、それは控えたかったのだが……、なっちゃんの体に彼女達はもう全力でしがみついている。

 というか、そもそもの転移能力を持つなっちゃんが彼女達を合理的判断で同行させようとしているらしく、彼女は表には出していないがこの場にいる全員で無ければ帝宮へと向かう気はなさそうなのだった。他の三人の同行を拒めば、おそらくなっちゃんは不過業の使用を拒否するだろう。彼女にとっては上帝の安否より俺の安全の方が重要なようだ。

 それは、嬉しいような嬉しくないような複雑な思いやり。。

 そんな俺の気持ちを知らない、あるいは気付いていてあえてそうしているのかもしれない四人は、俺へと強い眼差しを向けている。引く気はないと言うつもりなのだろう。

 はー、なんで俺の周りにはこう、善人ばかりなんだろうな。ああ、滅法ありがたいぜ? 

 だが、今はその優しさが応える。ままならねえよ、まったく。

 俺は、そんな彼女達に心の中でありがとうとごめんなさいを告げて、迷いを断つ。

「では折角だ、景気づけに激を飛ばしてやろう。あ、あ、コホン、集え、救国の英雄達よ! 我等目指すは上帝侍りし帝宮禁裏! 恐れ多くもその神域へと足を踏み入れし野卑なる逆賊共へ、慈悲深き上帝に代行し、容赦なき正義の鉄槌を、我々が、今此処に下すのだ!」

 そして、もう完全に付いてくる気でいるウルティオが朗々たる声でそう宣言すると、なっちゃんは上機嫌に声を上げた。

「おっ、いーねウルちゃん! 採用! じゃーみんなーテンアゲでいっくよー」

 そんな明る気な声が耳に入ってくるのを感じながら、俺はこの全員で上帝の元へと向かうことを受け入れるしかなかった。この転移で向かう先に、何も起こらぬことを願おう。

 なっちゃんに連れられて、俺達は上帝のおわす宮殿へと向かう。

 その先で、何が待っているのかも知らずに。

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